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華子のエッセイ

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なんとなくを書き溜めます。ぜひ。読んでください。
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#本当

母が嫌いだ。

母が嫌いだ。

物心ついたときは好かれたい一心だった。
母がほめてくれることを一生懸命やっていた。
けれど母を好きだと思ったことが一度もない。
皮膚感覚でもない気がする。

53歳になった今でも彼女が口を開くと嫌なことを言われないかと
構えてしまう。。。

家庭環境がそうだったのかもしれない。

当時、寝たきりの祖母(父の母)を母は懸命に介護していた。
そして小さな弟が二人いた。
弟は赤ちゃんなので母の邪魔にはな

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バイバイが言えない

バイバイが言えない

もう、何とも思っていないのに
最後がグダグダで7・・・

バイバイ

その文字が送れなかった。

バイバイ。元気でね。

その言葉が送れなかった。
私の中の言い分は山のようにあるのに聞けなかった。

最後まで彼の本当の姿はわからなかった。
グダグダの中で、グダグダなんだから聞けばよかったのに。

何が本当で、何が偽りだったの?

たったこれだけのことが聞けなくて
考えているうちに彼にやりとりを終わ

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夜這い文化と処女伝説

夜這い文化と処女伝説

私は女子にありがちだが、母が嫌いだ。

父を早くに無くし、本人は一生懸命育てたと思っている。
ちがう。
私は親せき、いとこ、友人に救われて生きてきた。

時々、母が死んだらなくのか。と笑いながら考える自分は人間失格ではないかと思うことがある。

そんな私も母でして。

子どもたちは堅実に生きていない私に嫌気を指している。
しょうがないよね。って自覚している。

うちの母にはまったくない。
みじんも

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