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「お気楽領主の楽しい領地防衛 5」感想・ネタバレ

どんな本?

この本に出合ったきっかけは、小説家になろうで原作を読んでいたことです。このシリーズが出版されると知った時、とても興奮しました。1巻からのファンとして、毎回発売日には予約して手に入れていました。5巻も、発売日に手に入れ、すぐに読みました。その感想を読書メーターにも記載しました。

このお話は、ヴァンという少年が主人公です。彼は生産系魔術の能力を持っていましたが、家族には理解されずに侯爵家を追放されてしまいます。しかし、彼は前世の知識とその魔術を駆使して、村を発展させていきます。彼の目標は、中央大陸との交易を開始すること。そのためには、イェリネッタ王国を打倒しなければなりません。ヴァンは生産系魔術で砦を築き、王国との戦いに勝利します。しかし、砦は攻撃により大きなダメージを受けてしまいます。そこで彼は、日本の城のように改築することを決意します。その最中、ヴァンの兄であるムルシアが訪ねてきます。彼もまた、侯爵家を追放されていたのです。敵国が砦を取り戻そうと攻めてきますが、ヴァンたちは団結して戦います。さらに、国王からの命令で、領地に集合します。そこでヴァンは、国王や兄たちと再会します。しかし、兄たちはヴァンの成功を羨むあまり、彼をけなしてしまいます。その後、兄たちは敵国の砦に向かい、そこでムルシアが城主としていることを知ります。ムルシアはすでに砦を維持する功績を上げており、兄たちは焦ってしまいます。

この物語は、家族の絆や、困難を乗り越える力、そして前世の知識を活かすことの大切さを教えてくれる作品でした。私は、ヴァンの努力や成長、そして家族との絆を感じながら読みました。

読んだ本のタイトル

#お気楽領主の楽しい領地防衛 5 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~
著者:#赤池宗 氏
イラスト:#  氏

あらすじ・内容

ハズレ適性の生産魔術で、ボロボロの砦を最強のお城に大改築!

“役立たず”の生産系魔術適性により、侯爵家を追放された少年・ヴァンは、前世の知識と生産系魔術を活用し、村を大きく発展させていた。
イェリネッタ王国を裏で操る中央大陸。ヴァンは、まだ見ぬ豊かな食材を有するであろう大陸との交易路の開拓を目標に、まずは玄関口であるイェリネッタ王国の打倒を目指す。
その第一歩として、ヴァンは生産系魔術で戦地のど真ん中に砦を築き、イェリネッタ王国との戦いを勝利に導いた。
しかし、せっかくの砦は激しい攻勢によってボロボロに……。イェリネッタ王国の再びの侵攻を警戒したヴァンは、砦を日本風の城へと大改築することに!
そんな折、お城の城主を必要としていたヴァンのもとへ、兄であるフェルティオ侯爵家の長男・ムルシアが“追放された”と訪ねてきて――?
追放された幼い転生貴族による、お気楽領地運営ファンタジー、第5幕!

お気楽領主の楽しい領地防衛 5 ~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~

感想

日々「小説家になろう」で原作を読むのが日課となっており、このシリーズも発売されるたびに1巻から予約して、発売日には読了するほどのファンです。

本のあらすじとして、ヴァンという少年が、役立たずとされる生産系魔術の持ち主として家を追放される場面から物語は始まります。
しかし、彼はその魔術と前世の知識を駆使して、村を発展させていきます。

その途中で、侵攻して来たイェリネッタ王国を迎撃し、逆侵攻してイェリネッタ王国領の砦を攻略するために付け城の築城を魔法で建築して物語は進行していきます。

イェリネッタ王国の砦を占領した国王率いる侵攻軍はヴァンに占領した砦の修繕を依頼した後に撤退。
その時に、別大陸の食材があればさらに美味しい料理が作れると思ったヴァンは、国王にイェリネッタ王国の沿岸部をオネダリすします。

次なる侵攻のために一度、王都に戻った国王を見送り、砦修繕のために残ったのはヴァンと、遅れて来たせいで戦闘に参加出来ず、国王から砦修繕と防衛を命じられた貴族の私兵と騎士達。

ヴァンを主に砦の修繕をするのだが、最初は国王の命令とは言え、子供であるヴァンの言う事を聞かないといけないと抵抗的だった貴族達だったが、ヴァンが一週間で熊本城のような城を築いてしまうと。。

それを見た貴族たちも彼を認めざるを得なくなり、さらに貴族達の私兵達もヴァンが手配した周辺の魔物を狩った肉を配って食べさせて胃袋をガッチリと掴む。
さらに、父親から追放された心優しい兄のムルシアを熊本城みたいな城の城主に任命し物語は新たな展開を迎えます。

城が完成した直後、イェリネッタ王国軍が見張りに定評のあるヴァンの領民の目を欺いて侵攻して来た。
黒色火薬をダイナマイトのよに使用していたイェリネッタ王国軍は、城攻略に大砲を使って来ました。
それをヴァンが機転を効かせて撃退するのは読んでいてワクワクしました。

その後、城を兄のムルシアに任せ。
彼のためにも、軍を拡大させないといけないと思ったヴァンは、村に戻り商人達に新たな移民の受け入れと、今回の戦争以外で奴隷となった人達を購入して来るようにとお願いする。

そうして次の戦争に向けて準備をしていたヴァンの下に国王から再侵攻の命令書が来た。
手紙とほぼ同時に来た国王を接待しながら、ヴァンの村(?)にも興味津々な国王を案内していたら。

ヴァンを軽んじていた兄2人が登場する。

物語に新たな波乱が巻き起こります。
兄たちはヴァンを貶すような言動をとり、ムルシアとの関係も微妙になっていきます。
このような人間関係の変化や、それに伴う戦略の変化も物語の魅力の一つだと感じました。

最後に、私としてはこのシリーズの続きが非常に楽しみで。
ヴァンのこれからの活躍や、兄たちとの関係の行方、そしてイェリネッタ王国との戦いの結果など、次回の展開が待ち遠しいです。

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