「准教授・高槻彰良の推察 2 怪異は狭間に宿る」感想文・ネタバレ
読んだ本のタイトル
#准教授・高槻彰良の推察 2 怪異は狭間に宿る
著者:#澤村御影 氏
イラスト:#鈴木次郎 氏
あらすじ・内容
感想
高槻は、子供の頃に神隠しに遭った事があり。
1ヶ月行方不明になっていた。
発見された時は、靴を履いていなかったが靴下は汚れておらず。
背中に翼をもぎ取られたような傷跡がある。
そして、母親は天狗の子として高槻を神格化して祀ってしまい、それを否定したら母親は高槻を認識しなくなってしまった。
一時期海外の親戚で過ごし。
帰国してからは家族とは疎遠となり。
一人暮らしをしている。
ただ幼馴染のケンちゃん(警視庁捜査一課勤務)とは頻繁に会っている。
助手の深町は子供の頃、熱を出して祖母の家の近くの夏祭りに行けなかったが。
真夜中に祭りが開催されてると思い、祭りに行ったら亡者の祭りだったらしく。
昨年亡くなった祖父の導きで助かったが、耳が他人の嘘を見破る能力を手に入れてしまい。
孤独になってしまった。
嘘を見抜ける能力のせいで、家族とは疎遠になっており。
大学進学を機に一人暮らしを始めた。
風邪で中耳炎になった時は嘘を認識出来なくなる事が発覚。
そんな2人が、高槻のホームページに送られてくる怪奇な相談に対応する。
「学校には何かがいる」
神隠しの調査の時に、高槻を舎弟にした小学生からの相談。
町の小学校で「コックリさんの呪い」があると噂になっていた。
児童たちは、コックリさんが教室のロッカーに棲み付いたと信じており、PTAを巻き込んだ騒ぎになっているようだ。
それを高槻が研究の一環として調査する。
真相は教師の親切心から発生した騒動だったのだが、、、
騒動が大きくなって収束させる方法は、、
高槻がコックリさんをしたのだが最後は高槻の想定を超えるのが謎を呼ぶ。
「スタジオの幽霊」
大学卒業生の映画女優からの相談。
だが深町は風邪をひいてしまう。
かなり重い症状で一人暮らしの孤独を感じていたら、ドンドン悪化して耳に激痛が起こる。
そんな深町を心配した高槻が様子を見に来て医者に行ったら。
風邪から来る中耳炎と診断されて、鼓膜を切られたら。
嘘が聞こえなくなった。
そんなさなか、有名女優から、スタジオに現れた幽霊の調査依頼が舞い込んで!?
深町はスタジオに行ったが嘘が解らない。
それに戸惑う深町。
そんな深町を横目に有名女優の嘘を暴いて行く高槻。
それでも高槻は深町を必要としていた。
「奇跡の子供」
高槻と尚哉のもとに、あるサラリーマンの男性が相談にやってきた。
聞けば、高齢の両親が、近所に住む少女を「まな様」と呼び崇めているのだという。
お守りとして両親が飾っている「まな様」の描いた絵は、どこか奇妙だった……。
高槻と尚哉、そして友人の警官・佐々倉(ケンちゃん)は、調査のため奥多摩に出向く。
母子家庭で、まな様への供物で生活をしている2人だったが、高槻はまな様の異常に気が付いた。
彼女は事故のストレスで全てが逆さまに見えていた。
さらに彼女はバスにも乗っておらず、、
クラスメイトに置いて行かれて、事故現場には徒歩で追い付いただけだった。
そんなまな様の母親に高槻は今すぐこんな事は止めろと言う。
実は、高槻は天狗の子として母親から崇められ、まな様のような扱いをされいた過去があった。
しかも、高槻が天狗の子じゃ無いと否定すると、母親は高槻を認識しなくなってしまい。
そんな仕打ちをした高槻に父親は、高槻を家から追い出して多額の金を渡して絶縁してしまった。
そんな高槻の経験から来るアドバイスに、まな様達は、、、
アレは伝わったのかな、、、
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