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「銀河英雄伝説 26」感想・ネタバレ

どんな本?

田中芳樹さんの銀河英雄伝説を封神演義の藤崎竜さんが描く。
ラインハルトの幼少期から始まり、時系列が整理されており非常にわかりやすく描いてある。

読んだ本のタイトル

#銀河英雄伝説 26
原作:#田中芳樹 氏
著者:#藤崎竜  氏

あらすじ・内容

イゼルローン陥落の凶報が届いたラインハルトは、その怒りを隠せずにいた。一方、ビュコック提督とレベロ議長の訃報を聞いたヤンもまた、自責の念を抑えられず……。そしてヤンを頼り、旧自由惑星同盟の残存勢力が集結し、新たな戦乱の兆しが見え始めていた──。
そんな中、ハイネセンではラインハルトの勅令が交付され、銀河帝国による統治が始まったのだが……!?

銀河英雄伝説 26

前巻からのあらすじ

マル・アデッタ星域会戦

同盟軍の総力21000隻で帝国軍13万隻をマル・アデッタ星域で迎撃する。

小さい航行可能宙域を巧みに使った防衛戦。

マル・アデッタからフレアが吹き荒れて帝国、同盟の艦隊が入り乱れてしまう。
其処を狙って同盟軍の生き残りはラインハルト艦隊に迫るが、、

力尽きてしまった。
包囲して後は全滅するだけになり、ラインハルトはビュコックに降伏勧告を出すが、、

ビュコックはラインハルトのような孫は欲しいが、臣下にはなりたく無いと言って断ってしまう。

「民主主義に乾杯!」

そして、ビュコックは戦死してしまう、、、

そして、首都星ハイネセンでは、、
元首のレベロ議長は同盟軍人に殺害されて自由惑星同盟は再度終わってしまった。

残るはイゼルローン要塞のヤンのみ。

感想

冬バラ園の勅命

ビュコック元帥の艦隊を撃破した皇帝ラインハルト率いる大艦隊は自由惑星同盟の首都星ハイネセンを統治下に置いた。

大抵の同盟市民は帝国の統治下に置かれる事に抵抗しなかったが、、

行政府では、帝国の兵達が法を帝国の物に置こうとしたら、各部署の官僚達が自由惑星同盟の法の統治の下に従い抵抗した。

それを皇帝ラインハルトは「立派な者たちだ」と彼等を褒め。

彼等を派閥の都合などで、重用しなかったから国が滅びたんだと言う。

そして、日和見を決めてレベロ議員を殺した高級軍人達を誅殺。

彼等はファーレンハイトと同じ事をしたと言うが、、

当時のファーレンハイトとの立場が違い過ぎて考慮にも値しない状態。

そうした後に冬バラ園での勅命を皇帝ラインハルトは行う。

自由惑星同盟は皇帝個人の器量に負けたのではないかと同盟市民は思うようになった。

ただ、それを聞いたヤン達は、、

さらに掛け声も、、

だからイゼルローンに居る訳だもんね・・・

風は回廊へ

陰謀やテロリズムでは結局のところ歴史の流れを逆行させる事は出来ないが、停滞させる事は出来る。

地球教が思った以上に同盟、帝国に侵食していた事に驚くヤン達。
地球教本部からデータを持ち帰ったユリアンは、一緒に地球で戦った帝国軍のワーレン提督にデータを渡していた。

そのお陰で、フェザーンでは地球教の残党を軍務尚省オーベルシュタインが逮捕して行った。

そして、ハイネセンで同盟軍からの払い下げられたゼッフル粒子発生装置を買い取った鉱山開発会社の倉庫で誤作動して爆発。

大規模な火災が発生し多くの同盟市民と帝国兵が亡くなってしまった。

統治したばかりのハイネセンでは火災をきっかけに暴動が頻発。

力で抑えることを躊躇していた憲兵副総督のブレンターノ大将だったが、そこにフェザーンに居るオーベルシュタインが連絡して来て。

全ての罪を地球教に被せろと言う。
そして、旧同盟領の全ての地球教関係者を逮捕しろと言う。

そうして、手始めに地球教と関係のある極右勢力の憂国騎士団を帝国軍が襲撃。

そうやって全宇宙で地球教との暗闘が始まったのだが、、
地球教の反撃はフェザーンでテロといった形で起こった。
それによって地球教との暗闘は激化して行った。

そんな事件の狭間で1人の男が行方不明になった。
アンドリュー・フォーク。。。

そうかこの時に脱走したんだ、、

回廊の戦い

地球教との暗闘がひと段落して、皇帝ラインハルトはイゼルローン要塞の再々奪取作戦を全提督に発布する。

陣頭指揮を取るのはラインハルト。
だが、そこに物言いかついた。

体調があまり良くないラインハルトを気遣い。
双璧の2人はラインハルトの出陣を反対するが、、
ヒルデガルドが賛成したのでラインハルトはイゼルローン要塞攻略に出向く事になった。

そして、先陣は攻勢に定評のあるビッテンフェルトとファーレンハイトの艦隊が行き。

帝国側のイゼルローン回廊にはメックリンガー提督が率いる艦隊がイゼルローン要塞の背後を伺う。

そうした大規模な艦隊のイゼルローン要塞再々奪取作戦は、帝国がヤン・ウェンリーを恐れている形になった。

そして、先陣を任されたビッテンフェルトだったが、、
暇なのでヤン艦隊に向けて降伏勧告を送ると、、

アッテンボローがさらに挑発した返事をよこして来た。

まず場所を整えるためにヤンは帝国領側にいるメックリンガー艦隊の前に出て来る。
もし、ヤン艦隊がメッカリンガー艦隊を突破したら、後は首都星オーディンまで護れる艦隊は存在しない。

それを恐れてメッカリンガーは帝国領に後退して行った。

さらにビッテンフェルトには、メルカッツ提督が帝国に保護を求めて来たのを罠と承知で、反対に好機と思い乗ってしまうビッテンフェルト。

相棒のファーレンハイトは必死に止めようとするが、猪突猛進が信条の彼は止まらない。

そして、アッテンボロー艦隊の煽りに乗ってビッテンフェルトはイゼルローン回廊へ突入し。

ヤンの待つエリアに誘導されて行く。
それが罠であると承知の上で、、

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