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「准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき」感想文・ネタバレ

読んだ本のタイトル

#准教授・高槻彰良の推察  民俗学かく語りき
著者:#澤村御影 氏
イラスト:#鈴木次郎 氏

あらすじ・内容

連続ドラマ化決定! 怪異を収集する准教授×孤独な大学生の民俗学ミステリ
「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」

人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。
なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、
怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。

親しくなるにつれて尚哉は、高槻の瞳が時々夜空のような青色に変わることや超記憶能力を持っていることなどを知る。
実は高槻もまた、幼い頃に奇妙な体験をしていたのだ……。

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

感想

怪異は、現象と解釈によって成り立つ
↑コレ重要!
テストに出るらしいよ?

高槻は、子供の頃に神隠しに遭った事があり。
1ヶ月行方不明になっていた。
発見された時は、靴を履いていなかったが靴下は汚れておらず。
背中に翼をもぎ取られたような傷跡がある。
家族とは疎遠で一人暮らし。

ただ幼馴染のケンちゃん(警視庁捜査一課勤務)とは頻繁に会っている。

助手の深町は子供の頃、熱を出して祖母の家の近くの夏祭りに行けなかったが。
真夜中に祭りが開催されてると思い、祭りに行ったら亡者の祭りだったらしく。
昨年亡くなった祖父の導きで助かったが、耳が他人の嘘を見破る能力を手に入れてしまい。
孤独になってしまった。
嘘を見抜ける能力のせいで、家族とは疎遠になっており。
大学進学を機に一人暮らしを始めた。

そんな2人が、高槻のホームページに送られてくる怪奇な相談に対応する。

「第一章 いないはずの隣人」

霊が出ると言われた部屋に怯える会社員の女性から相談を受ける。
彼女の住むアパートは、幽霊物件なのか?
隣の空き部屋から聞こえる引っ掻く音とは?

空き部屋なのに物音がする。
それに怯える女性。
それを原因究明するため高槻と深町は一晩彼女の部屋に泊まってみる。
そして音がした。

その原因は、、、
不動産屋の社員だった。

「第二章 針を吐く娘」

待ち針が大量に落ちて悩む2人の女子大生達から相談を受ける。
ふと気づくと、周りにいつも針が落ちている。
これは藁人形に針を刺した罰が当たったのか?

それとも嫌がらせか?
そんな相談を受けた時に喫茶店のケーキに針が、、
それに怯える女子2人。
でも、それは2人の自作自演の合戦だった。

その2人の嘘に頭を痛める深町。

「第三章 神隠しの家」

神隠しに遭った女子高生の友人から秘密を暴いて欲しいと相談される。

肝試しに出かけた少女が消えた。
しかし数日後、彼女は帰ってきた。
足の裏はきれいなままで…。

まるで高槻のように、、
お陰で深町は振り回されて、事件に巻き込まれてしまう。
そして発覚する高槻の鳥への恐怖症。
そんな危機に颯爽と現れるケンちゃん。

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