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「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 10巻」感想・ネタバレ

どんな本?

「老後の安泰のため、目指せ20億円!」
両親と頼れる兄が突然事故で亡くなり、いきなり世間の荒波にひとり放り出された18歳の少女ミツハ。
途方に暮れていたところにたまたま謎の存在から世界間転移能力をゲットした彼女は‥‥?
 タフな精神を持ちながら、ちょっと残念な思考の美少女が現代の知識とアイテムで我が道を行く、異世界マネー・メイキングストーリー!!

崖から落ちた時に死にたく無いという念が、謎の不思議高次元存在から力を一部を毟り取ったミツハ。

その力と同化して、ミツハは異世界を渡る能力を手に入れた。
さらに存在の説明で、部位欠損があっても治癒する能力も手に入れ出る事が発覚。

そんな彼女の目標は彼女ならではの商売で、日本円換算20億。
異世界の金貨だと8万枚を貯める事を決める。

読んだ本のタイトル

#老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます 10巻
著者:トモエ恵介 氏
原作:#FUNA 氏
キャラクター原案:#東西 氏


あらすじ・内容

海に面したミツハの領地の沖合に突如現れた正体不明の3隻の木造帆船! この大陸に未だ存在しない大型外洋船に加えて、搭載された多数の大砲。もし地球の大航海時代と同じように、この艦隊が他大陸からの略奪・植民地化目的だとすれば、ヤマノ領や王国にとっての危機となる。緊急事態と判断し、通信機で王都と連絡を取ったミツハは、国王からこの件に関する全権を委任された。もし戦いとなったら、編制したばかりの領主軍に勝ち目はあるのか!? そして一夜明けて、ついに士官と兵士を乗せた艦隊からの短艇が上陸してきた──!!

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(10)

前巻


感想

別大陸から海洋航海技術を持つヴァネル王国からヤマノ子爵領に来た木造帆船3隻。

目的は鉄砲と大砲で脅してヤマノ子爵領を植民地にする侵略かもしれない。

そう思ったミツハは王都にいる国王に無線で現状を報告したら。

国王は外交の全権をミツハに任せると宣言。

そして翌朝。

無断で領地に入って来たヴァネル王国の奴隷商人の男にミツハが領兵を引き連れて何用だと聞いたら、奴隷商人は此処(大陸)は俺の物だと言い出し。

先住民は全て自身の支配下に入り財宝などは全て差し出せと言って来た。

ヴァネル王国は侵略戦争をしに来て、それはヴァネル王国の総意かと聞くと奴隷商人は、自身はこの大陸の総督で自身の言葉はヴァネル国王の言葉だとも宣言。

それで宣戦布告と受け取ったミツハはたった3隻の船で何が出来ると言ったら。
自称総督閣下は、脅しにヤギを1匹撃ち殺した。

銃に驚いて怯えると思ったようだが、、

ミツハから出たセリフは「ヤギ1匹金貨1枚頂きます。」だった。

その後、ミツハは何を言われても同じセリフしか言わないw

それに渋々払う自称総督閣下がシュール。

火縄銃を自慢してる奴等の威嚇を無視して賠償金を請求するミツハ。

さらに金貨の金の含有量を考察しながら、全く興味も無さそうにオモチャの自慢は終わったかと相手を挑発する始末。

そしたら、自称総督閣下は大砲を放てと船に手旗信号で命じて。

大砲での攻撃も爆発しないから大丈夫と言ってビビらない。

塩田を壊したから内心ではブチギレていたけど、、

それなら武力行使だと言って襲い掛かろうと火縄銃を撃っても弾が出ない。(弾と火薬を転移)

剣を抜いたら刃が無い。(剣身の極一部を転移)

そんな彼等にミツバが"貴方達女神の加護がないのにこの大陸に来たの?"と意味深な事を言って、信心深い船乗り達の心を揺さぶり。

コチラの世界から持って来たサブマシンガンを撃ちまくると、優位に立ってると思った火縄銃兵が動揺。

最後はミツハが奴等の船を転移して、おまけに船に乗っていた船員は残して沖に転移。

自称総督から見たら眼前で乗っていた船が消えてしまう。

やられた側はたまったもんじゃないな。

その後、船に残っていた船乗り達を尋問したら、自称総督閣下は奴隷商人で調査団を組織しただけの男で。
総督などは本人が誇張して言ってるだけだと言う。

とりあえず調査に来た第一陣はヤマノ子爵領に来たお陰で拘束され。

責任者の奴隷商人以外は外洋航海が出来る船の技術者として重宝される。

彼等を中心に王国の海軍を増強してヴァネル王国を対抗出来るようにする。

その外洋航海可能な船の所有権を持ったミツハだったが、、

ヤマノ子爵領の沿岸では浅くて停留出来ないので、ミツハは転移で防波堤を造って。

防波堤の分水深を深くして船が停留出来るようにする。

さらに街道を整備するために、能力を使って街道を敷設していたら。

能力を便利使いされて酷使される事を防ぐため。

能力を使ったら寿命が縮むと言ってたので、ミツハを心配して怒った伯爵にビンタされてミツハ号泣。

また伯爵家はミツハに夢中になるな、、
家族のいないミツハには心配してくれる伯爵には余計に頭が上がらなくなってしまう。

その後、伯爵は急速に発展して行く領地経営に頭と胃を痛めるのだが、、

何とも気の毒な。。

次巻


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