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「経済危機の世界史」感想文

読んだ本のタイトル

#経済危機の世界史
著者:#大村大次郎 氏

あらすじ・内容

元国税調査官が読み解く「危機管理」の経済学!

ペストの大流行、富士山大噴火、2度の世界大戦、
世界大恐慌、オイル・ショック、ソ連崩壊、バブル崩壊、
アジア通貨危機、リーマン・ショック、そして新型コロナウイルス禍……
数字から見えてくる、「あの歴史的危機」のその後。

人類は、あの“災厄”に、どう立ち向かったのか?

ビジネスマンの頭にスッと入る、まったく新しい「歴史教科書」第2弾!

昨今、世界は経済危機に見舞われました。
新型コロナによる世界経済の大失速と、
ロシアのウクライナ侵攻により世界的なインフレが生じています。
そして、国際社会は、この経済危機からまだ脱出できていない状態です。

人類はこれまで何度も世界的な経済危機を経験してきました。
それらの経験を追究してみようというのが、本書の趣旨です。

「過去に起きた経済危機と、人類がそれにどう対処したかを知ることにより、
いま、われわれが直面している経済危機への対処法がわかってくるかもしれない」
そういう企図をもって、本書は制作されました。(「はじめに」より)

教科書が書かない重大事件の“決算報告書”
(以上、Amazonより引用)

感想

500年くらい前から歴史を遡って経済目線で簡単に説明してくれている。

ロンドンでのペスト。
産業革命直前のロンドンでペストか流行した。
それを改革中だったロンドンの行政は上手く乗り切って産業革命へと移行していった。

宝永大地震の49日後に富士山が噴火して大被害。
宝永大地震では四国を中心に被害が出たが、富士山の噴火では小田原藩に被害が出た。
それを幕府は直轄地へと変え、さらに各藩に諸国高役金をかけて復興に使った。
それ以外でも、幕府主導による災害対策は充実しており、飢饉ではヨーロッパと比べて比較的軽微だったらしい。
その原資になったのが囲米と呼ばれたモノだった。

リスボン大地震。
大航海時代に繁栄を極めたポルトガルの首都りすぼんにマグニチュード8.5の大地震が襲いかかった。
その大地震から復興が出来ずにポルトガルは没落していった。
そして、フランスのナポレオンによって占領された。

世界大戦、世界大恐慌。
ヨーロッパで始まった世界大戦で大量の人命を浪費して終結させたら、敗退した側のオスマントルコとハップスブルグ家が消滅。
唯一残ったドイツに負債を押し付けたらナチスを産み出す土壌を創ってしまった。
その後のフランス侵攻などは、、
何となく理由がわかった。

そして、その裏で蠢いていたアメリカの陰湿なやり方が素でエグい。
世界恐慌はアメリカからの発生なのに、そこから早く立ち直った日本等に対してイギリスはブロック経済を形成。
そこから第二次世界大戦へと移行、、

そして終わったら、、
アメリカ占領下での韓国の苦しみ、その後の日本からの資金での復興。

日本の経済の発展と突然のソ連の崩壊。

それによるアメリカからの圧力。
没落する日本。

それに反比例するように伸びて行く中国。

しかも、自身がかつてやられた戦略をアフリカ、アジアでやって資源の獲得に奔走する。

そして最後はウクライナ戦争で締める。

消化しきれない。
もう一回読もうと!

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