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おすすめ歴史漫画「龍狼伝  中原繚乱編(14)」ネタバレあり

前巻までのあらすじ

竜の子が離れ。
住民、義勇兵が離脱してもぬけの殻になってしまった襄陽。

占領しようと襄陽に攻め寄せる呉軍10万を迎撃する曹軍1万。

圧倒的に曹軍の不利。
それは曹軍の軍師、龐統の策略だった。

多くの呉軍を襄陽城内に入れた後に火計でもって7万近い呉軍の兵が焼き殺されてしまう。

ただこの策を弄した龐統すら巻き込んで、、

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読んだ本のタイトル

#龍狼伝   中原繚乱編(14)
著者:#山原義人 氏

あらすじ・内容

西暦210年11月、志狼(しろう)が不在の襄陽(じょうよう)城で、ホウ統率いる曹軍一万対周瑜(しゅうゆ)率いる呉軍十万による攻防戦が始まった。緒戦を優位に進め、城内に侵入した呉軍だったが、ホウ統の“大火計”により戦況は逆転。呉軍は三分の二以上の兵を失い、さらに手薄になった呉軍本陣に『竜騎兵』を含む別働隊が急襲するのだった。呉軍の大敗で戦争が終結する中、勝利した曹軍にも犠牲者が……!?
(以上、Amazonより引用)

感想

竜娘娘を救うために襄陽を離れた竜の子の立場を守るため。
襄陽に攻め寄せて来た呉軍10万を火形で撃退したが、その策を弄した龐統も死亡してしまった。

ただ龐統本人は母親の仇を討て満足して死んだようだ。

でも、素直に喜べない曹軍と竜騎兵。

そして、敗軍の将の周瑜は己の寿命がもう無い事に焦る。
そして仲達の配下、黒瘴虎を連れてきて不死にして欲しいと頼むように甘寧に依頼する。

全く乗り気にならない甘寧だったが甘寧の失態を責めて言う事を聞かせる。
それを甘寧は孫策が見たらどう思うかなと嫌味を言って承諾する。

だが、、
黒瘴虎はライに討たれており。
既にこの世にはおらず。
ライによると、その黒瘴虎を動く死体にした相手はいる事はいるが、死体を操るので周瑜が望むような物では無いと甘寧は知る。

それをライは周瑜に知らせてやれと言うが、甘寧はそんな趣味の悪い事はしたくないという。

そして、ライは周瑜の最後を密かに看取り。

それはライの妹ランの事を思い出し。
周瑜とランを重ねて見てしまい感情的になっていたところに、竜の子が死亡したという報告を受ける。

そして、時は志狼が襄陽を抜けた時に戻り。
曹操を討伐しようと60万の軍勢を率いている献帝は仲達があまりにも手柄を立てる事に悩んでいた。

そして真澄は仲達の軍、虚空衆を細分化して各将軍の下に組み込んでしまえと助言する。

そうする事で手柄の独り占めに制限をしてさらに手柄は虚空衆は除外するように言う。

それは仲達も承知しており戦乱の拡大。
竜の軍師と曹操に禍根を残す事にも成功しており、後は献帝と竜娘娘を殺す事が出来たら目的は完遂する。

そして、それをさせないと曹操と劉備が手を組んで。

今までの戦闘で逃げ込んだ曹軍の兵は劉備の軍の馬と鎧を着て皇軍の後方に曹軍の騎兵が8千配置する事になる。

そして、志狼は真澄を救うために皇軍の下に行く途中で、かつて竜娘娘の侍女をしていたメイファンと再会する。

メイファンは恋人を殺されたと、竜の子に恨みを持っており。
いたな、、
それ、逆恨みじゃなかったか?

志狼の足止めを仲達から命じられていた白冥虎は確実に志狼を殺すため。
メイファンの夫を人質にとり、自身の最高傑作の無味無臭の遅効性の毒を志狼に飲ませる事に成功する。

志狼ピンチ!!

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