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2021年後半に購入した本 21選

ファシリテーション・場づくり

1.問いのデザイン:想像的対話のファシリテーション

課題解決のためのチームの話し合いにおいて「良いアイデアが生まれない」「チームの一体感がない」と感じるとき、それはチームのメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、チームで向き合っている「問い」がうまくデザインされていないからだ。
そもそも何を解決すべきなのか、「本当に解くべき課題」を正しく設定できなければ、その後、どんなにワークショップやファシリテーションの工夫を重ねても、根本的に解決の方向性がずれてしまい、関係者に「創造的な対話」は生まれない。
本書は、企業の商品開発・組織変革・人材育成などの複雑な課題解決の現場において、問題の本質を見抜き、解くべき課題を正しく設定し、関係者を巻き込み、課題解決のプロセスをデザインするための思考法・スキルについて体系化。
人とチームのポテンシャルを引き出し、組織や事業の創造性、イノベーションを促すための必読書。

2.かかわり方のまなび方: ワークショップとファシリテーションの現場から

『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』に続くシリーズ第3弾。「いい仕事」の現場を訪ねると、そこには人と働くことや、まわりの人の力をいかしてゆくのが上手い人たちがいた。いったいなにが、それを可能にしているのか。働き方の研究と併行してワークショップやファシリテーションなど、対人関与の技法や姿勢に、その答えを求めて書かれた探求の書。

3.感じるオープンダイアローグ

4.ワールド・カフェ カフェ的会話が未来を創る

「ワールド・カフェ」は、日本語以外に、中国語、韓国語、トルコ語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語に訳され、世界的な名著になりつつあります。
それは、ワールド・カフェが、どのような文化においても、人々が良い会話を行うために基本となる「7つの原理」を実践しているからです。この「7つの原理」は、多様な人々が集まり、オープンな会話をすることで、お互いのアイデアをつなぎ合わせ、新たな知恵を生み出す方法について、多くのヒントを提供します。
本書が、企業、教育の現場、地域コミュニティ、家庭などにおける会話のあり方について皆さまが振り返り、より良い会話をするためにどうしたらよいのかについて深く考え実践するきっかけとなることを願っています。

5.そのまま使えるオンラインの場づくりアイデア帳

オンラインのワークショップ、研修、会議、1on1で、今すぐ使える“鉄板ネタ”を熟練のファシリテーターが伝授。
オンラインだと対面の場合と比べ、みんなのやる気やモチベーションが低下しがち、相手の考えていることがいまいち読めない、なんだかやりにくい……、と悩むすべての方へ。
●リアルとオンラインを組み合わせた「借り物競争」
●1on1が活性化する「ヒーローインタビュー」
●変革に向けて合意を形成する
「7レイヤーズ・コンセンサス」など、チームづくりやアイデア出し、課題解決がうまくいくプログラムが満載です。
オンラインならではのあらゆる疑問に答えるQ&A集も

コミュニケーション

6.わかりあえないことから コミュニケーション能力とは何か

日本経団連の調査によると、日本企業の人事担当者が新卒採用にあたってもっとも重視している能力は、「語学力」ではなく、「コミュニケーション能力」です。ところが、その「コミュニケーション能力」とは何を指すのか、満足に答えられる人はきわめて稀であるというのが、実態ではないでしょうか。わかりあう、察しあう社会が中途半端に崩れていきつつある今、「コミュニケーション能力」とは何なのか、その答えを探し求めます。

7.わかりやすいコミュニケーション学ー基礎から応用まで

8.対話と承認のケア ナラティヴが生み出す世界

【はじめに】より
「対話」「承認」「ケア」。
本書のメインタイトルになっている、これらの三つの言葉の関係は、思いのほか複雑である。
人と人が対話をする。対話は、単なる会話でもなければ、情報交換でもない。それは、対等の立場で向かい合って話をすることであり、お互いの価値を認め合っていなければ成り立たない。つまり、お互いを承認し合っている関係でのみ、対話が成り立つのである。
これに対して、「ケア」という言葉は、いろいろな意味で使われる。本書では、病いを抱えている人へのケアを考えるのだが、それでもその意味はさまざまである。見知らぬ人が苦しそうにしているのを見て、「大丈夫ですか」と声をかけることもケアだろうし、その人が病院に運ばれて、高度な医療技術を駆使して行われる治療もまた、ケアである。
では、ケアをする人とされる人とのあいだで、対話は成り立っているのだろうか――
おそらく、本書を手に取っている人の多くは、こう考えるだろう。
「患者と対話をすること(あるいは、患者を対等な存在として承認すること)は、ケア者にとって、とても大切なことだ」。
ところが、実際には、対話がなくても、ケアは行われている。
(中略)
「ナラティヴ」。
本書のサブタイトルに含まれているこの言葉は、「対話」「承認」「ケア」の関係に、新しい可能性を与える力をもっている。
それは、対話や承認それ自体がケアになるという可能性である。
本書では、この可能性を考えるために、「ナラティヴ」を使って、ケアする人とされる人の二者関係を掘り下げていく。ナラティヴ(物語)について書かれた書物はたくさんあるが、本書がそれらの書物とどう違うのかと言えば、この「ケアする人とされる人の二者関係」を、最初から最後まで軸に据えていることである。
ケアする私の前に、ケアされるあなたがいる。
ケアされる私の前に、ケアするあなたがいる。
のである。

心理学

9.愛するということ

10.共感という病 いきすぎた同調圧力とどう向き合うべきか?

第1章 キモくて金のないおっさんは、なぜ共感されないのか?
第2章 共感中毒がもたらす負の連鎖
第3章 紛争地域から見る共感との付き合い方
特別対談 石川優実
第4章 戦略的対話 わかりあえない相手とのコミュニケーション
第5章 基本的に人はわかりあえない
第6章 共感にあらがえ
特別対談 内田樹

11.だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群

一見すると明るく社交的だが、心の奥はさびしくて不安。「ありのままの自分」に自信がなくて、他人の同情や歓心を得ようとイヤとは言えずその場をとりつくろう。「私だけが我慢している」と不満は募る一方。好意すら敵意と誤解する。他人に好かれることが生きる目的になってしまった不幸な人たち。自分の気持ちさえ見失い、優しい言葉をかけてくれる「ずるい人」にだまされる。しまいには人と接するのが恐怖になるのだ。嫌われてもいいじゃない!「いい顔」をやめたら、人生はラクになり、本当の味方が見えてくる。

12.言いたいことが言えない人 愛蔵版

人に近づくのが怖い。人と一緒にいると居心地が悪い。できれば人と接したくない。でも、ひとりでいることも楽しくない。だから生きるのがつらい――。
「恥ずかしがり屋」の人は、なんでもないことについても、言いたいことが言えないで生きてきた。「イヤだ」と言いたいのに言えない。「それが欲しい」と言いたいのに言えない……。幼児期から自分を押し殺し、何かあるとひとりで自分を責めてしまう。そうして、人づきあいが苦になる――。
「恥ずかしがり屋」の人は、なぜ、人とふれあうのがつらいのか。どうして、「ほんとうの自分」をさらけ出すことができないのか。人を信じられなくなってしまったのは、なぜなのか。それらの原因を解き明かし、新しい道への一歩を説く。
他人に迎合し、消耗し続けてきた人生と決別しよう――。

13.「大人になりきれない人」の心理

心の成長が足りないまま社会に出た「五歳児の大人」は、自信がなく、人を許せず、軽蔑を恐れながら生きている。本書は「大人のフリに疲れた人」の困った言語とその原因を心理的に分析し、今より心豊かに、人に優しく、満足感をもって生きるための方法を説く。彼らを、上司や同僚、家族や友人に持ってしまった人たちにも役立つ人生論。

14.「承認欲求」の呪縛

SNSで「いいね!」をもらうことに全身全霊を傾けてしまう人がいる。職場で表彰されたために「もっとがんばらねば」と力んでしまい、心身を蝕む人がいる。エリートであるがゆえにプレッシャーを感じて、身を滅ぼした人もいる…すべての原因は「承認欲求」の呪縛だった。誰しもがもつ欲求の本質を深く探り、上手にコントロールする画期的な方法を示す。人間関係の向上や組織での成果アップに変換するヒントが詰まった一冊。

15.ひとはなぜ「認められたい」のか 承認不安を生きる知恵

ひとはなぜ「認められないかもしれない」という不安を募らせるのか。承認欲求を認め、そこから自由に生きる心のあり方と、社会における相互ケアの可能性を考える。

16.承認欲求に振り回される人たち

◎承認欲求とうまく付き合うために、まずは「相手そのもの」を見ることから始めよう。
「だれかに認められたい」「自分についてもっと知りたい」
このような思いがあるのは、あなただけではないはずです。
一方で、あなたの周りにこんな人はいないでしょうか。
気まずさを避けていい顔をしてしまう人
大口を叩いて自分を追い込む人
自身の功績を匂わせずにいられない人
他人の粗探しをしてしまう人
SNSで承認欲求を満たす人
ここで紹介したのは、承認欲求に振り回され、「承認欲求モンスター」となった人たちです。そして、あなた自身も知らぬ間に「承認欲求モンスター」と化しているのかもしれません。
私たちは、承認欲求と無縁で生きることはできません。こんなに苦しむ方が多いのなら、承認欲求は捨ててしまえばいいのでしょうか。
いいえ、決してそんなことはありません。問題なのは、承認欲求との「付き合い方」です。
その付き合い方を変え、コントロールができるようになれば、生きる上で私たちの強い味方になります。
本書では、承認欲求に振り回される人を見ていきながら、自分を取り戻すための方法をお伝えします。

17.Selfish 真の「自分本位」を知れば、人生のあらゆる成功が手に入る

人は誰しも「人生を一変させるような体験」をしたことがあるのではないだろうか?
僕もそれまでの生き方を一変させるような出会いをいくつか経験してきた。そのなかでも忘れられない一冊がある。それが本書である。
僕はこの本を読んでから以下の成果を手にした。
・本当にやりたいことだけをやりながら、会社の売上規模が6年間で6倍になった
・自分が会社に行かなくても(週に5時間程度)成長し続ける会社になった
・目の前にいる人たちみんなが素敵に見えるようになった
・ずっと前からお会いしたいと思っている人たちと自然と会えるようになった
・ストレスがなくなった
この本が、一人でも多くの人の「人生を一変させるきっかけ」になれば幸いです。

読書

18.少女は本を読んで大人になる

作家、女優、研究者、ディレクター……。さまざまに人生を切りひらいてきた10人の女性と共に読んだ、少女が大人になる過程で読んでほしい10冊の古典的名作。
人は本を読んで未知の世界を知る。
自我の芽生え、愛するということ、女と男の関係、女が仕事をもつということ、社会の不条理……。新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。
多彩な10 人の女性たちをゲストに迎え、好評を博したクラブヒルサイドの読書会シリーズが1 冊の本になりました。装画は、ゲストの一人である、コミュニケーションディレクターの森本千絵さんによるもの。「赤毛のアン」をイメージして描かれた一人の少女の姿が、本書のテーマに重なります。毎回の読書会で供された、作品にちなんだオリジナルサンドウィッチのレシピも掲載。豪華な一冊となっています。
--本書で取り上げた本10 冊--
アンネ・フランク『アンネの日記』 小林エリカ(マンガ家、作家)
L.M. モンゴメリ『赤毛のアン』 森本千絵(コミュニケーションディレクター)
フランソワーズ・サガン『悲しみよ こんにちは』 阿川佐和子(作家、エッセイスト)
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』 鴻巣友季子(翻訳家)
尾崎翠『第七官界彷徨』 角田光代(小説家)
林芙美子『放浪記』 湯山玲子(著述家、ディレクター)
高村光太郎『智恵子抄』 末盛千枝子(編集者)
エーヴ・キュリー『キュリー夫人』 中村桂子(生命誌研究者)
石牟礼道子『苦海浄土』 竹下景子(俳優)
伊丹十三『女たちよ』 平松洋子(エッセイスト)

19.私が本からもらったもの 翻訳者の読書論

あなたが本からもらったものは何ですか?
「光文社古典新訳文庫」創刊編集長の駒井稔を聞き手に、8人の翻訳者が語る本にまつわる数々の思い出。
「WATERRAS BOOK FES」の「翻訳者×駒井稔による台本のないラジオ」待望の書籍化!
「最も原始的なタイムマシン、あるいは書物の危険な匂い」(貝澤哉)と「本箱の家」(永田千奈)、2つのエッセイも収録。
本は人生最高の贈り物である。読書のおもしろさを語り尽くした一冊。
【「はじめに」より】
このまえがきを読んでいる皆さんは、きっと教養や知識、深い内的体験など難しそうな話が満載なのだろうと思っていませんか。ある意味では、もちろんその通りなのですが、対談形式で個性あふれる8人の翻訳者の皆さんが披瀝する本のお話は、そういう話題も実に楽しく読めてしまうのです。
筋トレしながら娘の本に関する質問に答えてくれた父親、早く自分の話し相手になって欲しいとひたすら世界の名作を大量に与え続けた母親。どの回も本をめぐる心に残るエピソードが満載です。そして最も重要なことは、読書に関する本質的な事柄がきちんと述べられていることだと思います。(駒井稔)
【本書に登場する書籍】
『ちいさなうさこちゃん』『シートン動物記』『三国志』『吾輩は猫である』
『点と線』『嵐が丘』『汚れつちまつた悲しみに』『読書について』
『収容所群島』『カラマーゾフの兄弟』『風と木の詩』『ジェイン・エア』
『こころ』『源氏物語』『鶉衣』『千夜一夜物語』『狂雲集』
『チボー家の人々』『赤毛のアン』『宮沢賢治詩集』『方丈記』など

雑誌

20.日経おとなのOFF 2022美術展

日経トレンディ1月号臨時増刊として、今年も「日経おとなのOFF」の年末の美術展特集を発行いたします。
コロナ禍を乗り越え、22年は、世界各国から名画が怒涛の来日を果たします。
名画に触れて、新しい生活様式に戸惑い、疲れた心をほぐしましょう。その見どころを熱血解説!
【主な内容】
◆イザ! 2022年絶対見逃せない美術展へGO
◆衝撃のフェルメールがやってくる!
◆西洋美術史の必修傑作52
◆祝!開館150年 東京国立博物館のスゴイ国宝絵画TOP10
◆山下裕二さん×山田五郎さん 2022年必見の美術展はコレだ!
◆言葉と音楽で紡ぐ新しい世界 対談 石丸幹二さん×林田直樹さん

21.BRUTUS すべては、本から。

世の中が変わるときに読む本。
BOOKS and THOUGHTS
豊かになるために資本主義を脱する。 斎藤幸平
國、民族、言語、境界を超え、世界とどう繋がるのか 多和田葉子
SFの現在地を探る、編集者座談会。 溝口力丸、小浜徹也、水上志郎
現代の“炭鉱のカナリア”はホラー作品である。 真藤順丈、平山夢明
過去と現在を短歌で結びつける。 東直子、山田航、山階基
余白の中に現れる自己。現代詩は心のリトマス紙。 山田亮太(TOLTA)
2020年、こんな本を読んで、こう考えた。 柴崎友香、橋本麻里、福岡伸一
噛むほどにおいしい。人生指南としての料理本。 寿木けい
これからの「世界」を考えるための KEY BOOK
孤独/独裁とポピュリズム/デジタル・ディバイド/
ケアリングデモクラシー/ルッキング/生活をやり抜く/
喪失とノスタルジー/身銭を切る/アフリカの知性
アナキストたちに学ぶ、楽しい働き方改革。 森元斎
不透明な世界を生き抜くための、武器としての「哲学」。 千葉雅也
私たちは生まれてこないほうが良かったのか? 森岡正博、オカヤイヅミ
THE NEW CLASSIC BOOKS 未来は過去の中に。温故知新の読書ガイド。
こんな本を読んできた。1930年代生まれ、科学者2人の読者歴。/
読書家6人が今、読み返す“古典”/超時間対談2020 ハマ・オカモト×開高健!?
師匠から弟子へ。受け継がれる言葉。 九龍ジョー
劇作家・別役実が読み、削除した「ジョーク集」!? 別役実、べつやくれい
『MOTHER』に帰れば、答えが見つかる(かもしれない)。 『MOTHER』のプレイヤーたち。
危険な読書2020
人生変えちゃうかもしれないあの1冊。
今、最も危険な作家、阿部和重。
新世代のSFの現在地。
“マルジナリア”という古くて新しい読書術。
閲覧注意!非英語圏の世界文学。
ホラーな短歌。
伝説の巨人というロマンを求めて。
酒をめぐる冒険。
読めない本。
勝手に自家装幀本。
奇怪なアートブック。
逸脱者たちの人類学。
その時、その場所の熱狂。
危険なマンガ マンガ家・榎本俊二/海外マンガ/家族/異界/演劇論


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