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５／２６ (金) ☁️
吉本ばななさんのサイトにアクセスする。日記、ブログ、Ｔｗｉｔｔｅｒもあり楽しくて仕方がない。ただ、吉本ばななさんは半引退とのこと。どういうことなのだろう？そんな歳ではないのに。

キッチンの棚にホッケが残っていた！うれしくなる。

あの頃、ＣＤレシーバー ＲＣＤ－Ｍ４１の購入の際に、レトロなレコードプレイヤー
SUPBRIOR LPを知り、欲しくなっていた。部屋にカタログが転がっていた。

兄の住民票がピアノの上に置かれていた市役所の封筒の中に。これもあの頃の残骸だ。とりあえず捨てずに置いておこう。

弟の嫁が、母が亡くなった直後に送ってくれた手紙と写真が🎹ビクターの上に転がっていた封筒の中から出てきた。弟夫婦には会いたくないと思っていたものの、やはりみんなのこころを踏みにじるわけにはいかない。今後の対応は慎重にしなければならないな。

そろそろ娘や兄弟に市役所の厚生課から連絡が入っていてもおかしくない。私が出所したことが伝えられることになる。

詐欺被害の件に関して、消費生活センターに電話で事情をかんたんに説明し、訊いてみた。

1. 振り込め詐欺同様、振り込め詐欺救済法が適用されるが、

2. 私のケースの場合は、詐欺サイト上での被害なので、そこにお金が残っていることは考えられないのでどうしようもないだろうとのこと。

3. 解決策としては弁護士を通じて何らかの手段を講じる以外にないという。民事的にということだろう。

4. いずれにしても、借りた分の返済義務はあり、返さなければならない状況であることは間違いがないという。刑務所内で労役新人から聞いていた話とは全然違う。恐らく振り込め詐欺救済法と混同していたのだろう。責めるつもりはない。限りなく自己破産に近い債務整理しかないのかも知れない。まずは生活保護の受給確定後に法テラスに電話するしかなさそうだ。

🔗🔥ＣＡＭＰＦＩＲＥのスタッフへの相談内容をサイトのフォームから送信した。１週間くらいで返事がもらえるらしい。かなり無茶な内容だとは思うがまずは返事を待ってみることにしたい。ダメで元々だ。また、ビクターを救う究極の案は今のところこれしかない。部屋の明け渡しまであと３５日。今やれるだけのことをやるしかない。

近所のタバコ屋へはあの頃奥さんに借金をお願いしようとしたので行きづらい。恐らくご主人の耳にも入っているに違いない。とても顔を合わせられる気分ではない。仕方なく、私はタバコを買うために隣の駅まで散歩がてら歩く。散歩などしていられる気分ではないのだが。そうだ、どうせあそこに行くのならあの地酒を買って帰ろう。と思ったのはいいものの１０００円くらいだった記憶があるのだが、店に行ってみると１３００円だった。６／７に生活保護のお金が入金されるまでお酒には４０００円しか使うことができない。

３００円の差は大き過ぎる。

情けないが、あきらめることにした。その代わりパン屋でパンを買った。１斤のはずが０．８斤くらいの大きさで売られている。ラジオのニュースで聞いていた通りだ。ウクライナ戦争の影響で物資の価格が高騰しているせいだろう。

外に出るとつらい。人目が気になって仕方がない。本当に日陰者の気分だ。あの日のことを知っている誰かに見られているのではないかという不安に襲われる。

公園でタバコを吸う。かわいい犬を連れた幸せそうな人たちが行き交う。こんな素敵な町に住んでいたんだなぁと改めて思う。残念だが私は去っていく。

Ｏ公園に寄る。いつかあの山の上に家を建ててやるといつも思いながら眺めていた風景と再開する。その夢は叶わなかった。親父の夢が消えた町で私の夢もまた消えてゆく。こんなことになるとは思わなかった。

隣の夫婦はいなくなったようだ。とても仲が良かったから、どこかいいところに引っ越したのだろう。

ぼーっとしていたら、子供連れの若い家族が来たので、無意識にベンチを譲ってしまった。
「いいですよ」
「いや、もう帰りますのでどうぞ」
譲り合いか。。。こんなこともあの頃は考えもしなかった。これも📖『般若心経のこころ』（心経法話会）で学んだことだ。もっとも普通の人ならわざわざ学ばなくても自然にできることなのだろう。

な・なんとＫＩＳＳ  ＦＭ 金 １９：００ ～ ＹａｍａさんがＤＪをしているではないか！！！クリビツである。さっそくＹａｍａさんの曲までかかってるし。。。最高だ。

近所のスーパーで高菜漬けを買う。期待していなかったのだが、帰ってから少し味見してみると、お腹が空いていたせいというのも認めるが、激ウマ！ピザを作ろうと思っていたのを急遽中止し、漬物と味噌汁で夕食にすることに。拘置所で朝食にいただいた高菜漬けと全く変わらない。おいしくてたまらない。さらに数日前から、ご飯は麦飯がないので、以前に買ったままで残っていた玄米を白米に玄米７割くらいの感じで混ぜて炊いているのだが、これがうまく炊けておいしくてたまらない。そしてこんなご飯ひとつにも多くの人々の苦労があってのことだと思うと感謝の気持ちでいっぱいである。あの頃の自分では考えられない心境だ。

自分の人生はどこか間違いだらけだった。

そう思わずにはいられない。