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2023年9月の記事一覧

投資戦略

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投資戦略をアップデートします。

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陰謀論基礎問題50(問題編)

陰謀論基礎問題50(問題編)

先日行われた山本太郎氏の集会(山本太郎とおしゃべり会@福島県郡山市、2023年9月4日)で、陰謀論者と見られる人物が質問したことが一部で話題になっていた。

他にも質問したい人が大勢いるだろう中、延々とマイクを握って陰謀論を連発し、山本太郎氏をイルミナティ呼ばわりする姿は顰蹙を買っていた。一方筆者として気に掛かったのは、この人物が陰謀論の基礎事項である、イルミナティや人工地震について説明を求められ

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横向きA4サイズの現代アート。霞が関の「ポンチ絵」はどうして生まれたか? その知られざる使命とは

横向きA4サイズの現代アート。霞が関の「ポンチ絵」はどうして生まれたか? その知られざる使命とは

「ポンチ絵」が大好きだ。

なかでも官公庁のつくるポンチ絵がいい。

細かく書き込まれた文字にフリーのイラスト素材、あちらこちらを向いた派手な矢印と吹き出し、関係性を示す線……。圧倒的な情報量がぎゅうぎゅうに詰め込まれた1枚の資料……。それこそが至高のポンチ絵だ。

言葉で説明していても、きっとこの魅力は伝わるまい。まずはご覧いただこう。

とにかくうつくしい。見とれるほどに。

デザインを学んだ

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貞慶『法相初心略要』現代語訳(一) 三時教判について

はじめに 解脱房貞慶(1155〜1213)の作とされる『法相宗初心略要』(二巻、続一巻)は唯識初学者に向けた梗概書である。法相唯識のすぐれた概説書としては孫弟子にあたる良遍(1194〜1252)の『観心覚夢鈔』や『法相二巻抄』が知られ、解説を付した名著も出版されている[1]。しかし、『法相宗初心略要』は一般には知られていない。そこで本稿では、自らの唯識理解を深めるためにも試訳を成さんとするものであ

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