長谷隆行@あざす感謝法人

市役所職員→会計士試験→大手監査法人→政府系ファンド(事業再生・ベンチャー投資)→個人…

長谷隆行@あざす感謝法人

市役所職員→会計士試験→大手監査法人→政府系ファンド(事業再生・ベンチャー投資)→個人会計事務所                                      モットー:①等身大でいること、②クライアントファーストであること、③素直・プラス発想・勉強好き

最近の記事

会計事務所の理念を考える

街にあふれる会計事務所を運営してます。 コンビニよりも多く、歯医者さんよりもおそらく圧倒的に多いと思われ、資格があるので参入障壁が高いように思われますが、毎年公認会計士・税理士で何千人もの合格者がいるので、参入障壁は低い部類だと思われます。最も競合他社の多い業種かもしれません。 また、全員が同じ法律の下で同じ制度に乗っかって業務を請け負い、作業しています。インボイス制度等、時折やって来る大改革と毎年の税制大綱でちょびちょびやることは変わるけど、基本は毎年あまり変わらない。

    • 私が市長になったら

      市役所で3年ぽっちだけど働いた経験と、会計士で働いてきた経験と、ちっちゃいけど独立して会計事務所を運営している自分の立場と経験から自分が西宮市長になったら、こういう改革してみたいというのを書いてみました。 市長の権限でできないこともあると思うけど。 1⃣公務員の能力強化何と言っても組織は人材の能力の総和であって、公務員の能力向上、モチベーションアップに努めたい。 やる気のある公務員が報われ、評価される組織に変えたい。 今は民間で疲れた人達、安定志向の学生さんが集う組織だけど

      • 金の亡者になってませんか

        最近こんな人に出会いました。 その方は沖永良部出身で大阪で居酒屋を1店舗経営されていておられます。 ただお酒が好きで、今が楽しく、周りに感謝されることを毎日される方。 働くのはあまり好きでは無くて(笑)、等身大で、飾り気がなく、屈託のない方。 この方と酒を飲んでいる時に、何かのきっかけでお金の話になった時、 「お金なんかどうでもいい!!」 「ホントお金なんかどうでもいい!!」 そんな発言が出ました。 こんな人と一緒に生活するとある意味たいへんだろうなぁと思う一方、ある意味

        • 自分を持つ

          良い経営者は、あらゆる行動やコミュニケーションに対して理由があり、選択した根拠があります。 もちろん数値的な経営上の投資の選択はもちろんですが、日ごろの行動や発言・態度1つ1つにそれを選択した理由があります。 感情的に見えても、感覚的に見えても、良い経営者は自分の生き様が会社経営につながることを知っており、例えば挨拶の仕方、相談を受けた回答の仕方、仕草、健康への取り組み方、社員への叱咤激励の言葉の選択、などなど、「良い社長」という人たちは自分のポリシーがあり、それに基づいて全

        会計事務所の理念を考える

          死に近づく経営者…ww

          経営者は素晴らしい。 生き方として美しい。 心の底から尊敬する。 会社を興した理由が何であれ、人生の歩み方として正しい選択だと思う。 自分を顧みると、大学を出て公務員になり、資格を取って修行した後に、資格を利用して独立している。とても保守的だ。 それに比べて(比べるものでもないかもしれないが)、資格も無く、自らの体のみで、会社を興して事業を営み、従業員を雇用し、さらに原理原則を重んじ、社会に変革を与えようとし、理念を追求している経営者を尊敬する。 たとえ金に目がくらみ拝金

          一年の計は元旦にあり

          明けましておめでとうございます。 一年の計は元旦にありと申しまして、今年の抱負というか、今年こそはと申しますか、自分との約束を書きなぐっておきたいと思いましたので、筆を、いや、キーボードを取ってみました。 第一にやはりダイエット。。。 マイナス10キログラムを目標に頑張りたいと思います。 毎月1キログラムずつ落として、来年の今頃はスマート、いや、普通の体重(いや、それでも軽肥満・・・(+o+))で2022年を締めくくりたいと思います。 昨年40歳を迎え、今まではエネルギーだ

          一年の計は元旦にあり

          思うは招く。

          だいぶと前の事ですが、ふと見たTEDの動画プレゼンで植松努さんが、仰っておられた内容に「思うは招く」ということがありました。 植松さんは中小企業の社長をしておられ、子供の時に宇宙を夢見て、宇宙について語っていると、学校の先生や大人たちから「どうせ無理」という一方的な遮断を受けて、非常に悔しい想いをされたという内容の事でした。 私は公認会計士と税理士の資格を持って会計事務所を運営しているのですが、「会計士コンプレックス」というものがあります。 それは、「事業をしていない」とい

          現場を持ってる人間が強い

          今日は、自分が今まで働いてきて、先輩上司に言われたアドバイスの中で特に印象に残っている「現場を持っている人間が強い」という言葉について振り返ろうと思います。 これは大手監査法人に勤務している時に尊敬するパートナー(一番偉い人)から言われた言葉です。 何を意図しているのか、言われた時は理解できていなかったのですが、今はこのように理解しています、という内容です。 どの仕事でもそうだと思うのですが、大きくなるとマネージャーがスタッフをマネジメントして業務を行うことが多くなり、内

          現場を持ってる人間が強い

          幸せに生きる

          おはようございます。 だいぶと三日坊主の投稿で終わってしまっておりました。 再度持ち直していきたいと思います。 自分が仕事を通して考えたこと、感じたこと、メモしておきたいこと等、自分で大事にしたいことを書いていきたいと思います。 今日は、日常の仕事での幸せな判断について。 会計事務所を運営しているのですが、まだまだひよっこで零細事務所のため、自分がプレイヤーであることが多く、それ故、お客さんとよくもめます。。。。 それも脱税や反社的な活動など明らかに非合法な行為でもめるこ

          アンバランス

          会社経営とアンバランスについて。 尊敬する先生の著書にこんな言葉がありました。 「アンバランス:成長するときにおこる一時的な現象です。バランスが良くなると会社の成長は止まる」 会計事務所の仕事をしていて、会社の資金繰りや人員・能力を客観的に拝見する仕事をしていると、どうしてもアンバランスな会社の決算書などを見ると、違和感を覚え、不安が生じ、そのようなアドバイスを経営者に伝えることがままあります。 もちろん、結果としてそのアドバイスが正解だったりするのですが、会社を起業し

          禍福は糾える縄の如し

          私は調子に乗りやすい。 いい気になると、とことん調子に乗ってしまう。 調子に乗ると他人の気持ちを顧みず調子に乗った発言をして反省することもままある。 物事がうまくいったり、成果が出たり、時には少しほめられたぐらいで調子に乗る。 うまくいったときほど、恵まれていることが実感できたときほど、調子に乗らずに、たまたまいい面が表にあるだけだと思って気を引き締めたい。 逆にうまくいっていないとイライラしたり不安になったり、考えなくてもよいような次元のことまで頭をよぎったりするこ

          禍福は糾える縄の如し

          等身大であること

          前回は独立した時の回想を記事にしましたので、今回は開業して今まで自分が一番大事にしてきた感覚というか、気持ち、考えというものを回想してみたいと思います。 独立後に一番大切にしてきた考えは「等身大であること」です。 ビジネスなので、実際より大きく見せたり、能力を高く見せたり、カッコつけたり、評価を気にしたり、いろいろ邪念はあるのですが、私は人と人がつながってコミュニケーションをとって、事業を作って、支援していくことが仕事だと思っているので、自分が自分の考えを率直に素直に言葉

          思い立ったが吉日

          独立して早くも丸5年が経とうとしております。 そんな節目の年ということもあって、独立した動機や想いなどを書いてみようと思います。 独立した想いと書きましたが、実はしたためた独立プランがあってこんなビジネスがしたいとか、社会にこんなサービスを提供したいという強い想いがあった訳ではありません。 独立前は政府系のファンド・株式会社地域経済活性化支援機構(通称REVIC)というところで働いておりました。昔は産業再生機構と称しており、銀行の不良債権解消のため、カネボウやJALの再生等