見出し画像

等身大であること

前回は独立した時の回想を記事にしましたので、今回は開業して今まで自分が一番大事にしてきた感覚というか、気持ち、考えというものを回想してみたいと思います。

独立後に一番大切にしてきた考えは「等身大であること」です。

ビジネスなので、実際より大きく見せたり、能力を高く見せたり、カッコつけたり、評価を気にしたり、いろいろ邪念はあるのですが、私は人と人がつながってコミュニケーションをとって、事業を作って、支援していくことが仕事だと思っているので、自分が自分の考えを率直に素直に言葉にできないといいコミュニケーションができないと思っています。

インターネットでマスに向かって言葉を伝えるときはある程度の脚色というか、大きく見せる意識も必要なのでしょうが、会計事務所のように顧問先の会社と、特に社長と継続的にコミュニケーションをとって、酸いも甘いも、成功も失敗も共にしながら、お互いに成長していくためには、変な言い方ですが「先生」ではダメなのだと思っています。

もちろん会計・税務については専門知識が必要なのですが、それすら知ったかぶりだけでなく、会社から勉強させていただくことが多々あります。
世の中の社長の決断力やストレス、器の大きさ、チャレンジ精神、常人では考えられないリスクの取り方、アンバランスを気に留めない成長意欲、コストだけでない義理人情などなど・・・
それを踏まえた意思決定を財務的にも会計的にも支えていかないといけません。

それを支えるにあたって自分の意見をテキスト通りにしか言えないパートナーだと十分に支えることができないと思っています。

もちろん私が失敗することも多々ありますし、知らないことも多くあります。
その時はまっすぐ謝れないといけません。

よくわからないことかもしれませんが、実はこれができる社会人、特に大手の会社で勤務されている方は少ないのではないかと思います。それが内向きの思考にならざるを得ないジレンマなんだと思います。

社内管理は極力少なく、より外向き、よりお客様、よりマーケット志向でありたいと思います。

また行きます!!