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インド一人旅

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2019年夏にインドへ一人旅してきました。正直思い出したくない思い出がいっぱいですが、頑張って書いていきます、、、
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2020年3月の記事一覧

インド一人旅#15(バラナシ観光)

インド一人旅#15(バラナシ観光)

私は日本からお金を送金してもらい現金を手に入れた。

やっと余裕を持って観光をすることが出来る。

バラナシ(バーラーナシー)はヒンドゥー教の聖地である。
寺院が沢山あり、火葬場がある。

ヒンドゥー教徒はこの聖地に集まってくる。

まず私はデザートを食べる事にした。

美味しそうなアップルパイがインドにはあるのだ。

表面はサクサクで、中はしっとりしている。
りんごの甘みを最大限まで引き出されて

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インド一人旅#14(精神的余裕)

インド一人旅#14(精神的余裕)

私はお金がなく、ウエスタンユニオンの場所が分からず途方に暮れてしまった。

さらに、ホテルのチェックアウト時間が迫っていたのだ。

ホテルには大きな荷物を置いている。
それを持ち出し、チャックアウトをしてからまた探索しなければいけない。

私はインド内でランクが高いホテルに泊まっていた。

高いランクであれば相談に乗ってくれるかもしれない。
私はカウンターへ向かった。

現金がなく、ウエスタンユニ

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インド一人旅#13(自由を求めて)

インド一人旅#13(自由を求めて)

私は手持ちのお金がほとんど無かった。

インドで詐欺にあったことと、
クレジットカードのキャッシング機能をつけ忘れていたからだ。

どうすることも出来ないので親にお金を送金してもらう。
ウエスタンユニオンというサービスを使った。

ウエスタンユニオンは、
全世界で現地の銀行口座が無くてもお金を受け取る事が出来る。

親には既に送金してもらっており、バラナシでお金を受け取るだけだ。

受け取りはウエ

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インド一人旅#12(インドの闇)

インド一人旅#12(インドの闇)

バラナシ駅に電車が着いた。

私は電車で仲良くなった人々と分かれて、事前に予約していたホテルに向かった。

今までの旅の疲れがあったので、1泊4000円のホテルに泊まる。
お金は無かったが、クレジットカードは使うことが出来た。

ベッドは2つあり、自由に使える。
私はここでこれからの旅支度を完璧に揃える予定である。

私はバラナシでお金を獲得しなければならない。
私はほぼ無一文だ。
ウエスタンユニ

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インド一人旅#11(インド列車の中で)

インド一人旅#11(インド列車の中で)

私は電車の座席チケットがない状態で電車に乗り込んだ。
座席に座ることが出来ない。

列車が発車した。
私は乗車口の辺りに座り込んだ。

ガヤ駅で出会って、偶然同じ電車に乗っていた少年も近くにいた。
彼も一緒に座り込む。

周りには浮浪者や学生のインド人がいた。
老人は床に寝転んでいた。
とても身なりの汚い人は座り込んで黙り込んでいた。
学生は電車の扉をあけて外に足を投げ出していた。
外の景色はとて

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インド一人旅#10(次なる都市へ)

インド一人旅#10(次なる都市へ)

色々あってガヤからバラナシへ私はランクが一番下の電車に乗車しなければいけなくなった。
搭乗時間は4時間も後だ。

問題は携帯とモバイルwi-fiの電池が残り少ないことだ。
どちらも無くては生きていけない。
とりあえず、充電しよう。

駅には充電ができる場所があった。
私は変換器を使い、充電を試みた。

しかし、使えない。
何度やっても使えない。
絶望だ。

これはヤバイと思い、コンセン

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インド一人旅#9(次なる都市に向けて)

インド一人旅#9(次なる都市に向けて)

私がチケットを取ってもらっていた電車は前日発車のものだった。

日程を間違えていたのだ。

私はすぐにチケットを手配してくれたインド人の元に戻った。

インド人達は車でもう駐車場を出ようとしていた。

私がこのチケット間違ってたよ!!というと、
チケット渡した時に確認しろよと怒られた。
しかし、ちゃんと乗れるように考えてくれた。

とりあえず、電車があるか調べてくれた。

私はガヤ駅からバラナシへ

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インド一人旅#8(一難去ってまた一難)

インド一人旅#8(一難去ってまた一難)

私は全てのお金を支払い終わった。

解放されたのだ。

前日にやっとゲットしたチケットの汽車の時間まで時間があった。

一緒に町からやってきたボラとその兄弟と映画に行くことになった。
私は無一文だったので、映画代は奢ってもらうことになった。

ボリウッド映画を観ることは、インドにきてやりたかった一つである。

イオンのようなショッピングモールの中に映画館はあった。

館内はとても綺麗で、シートもふ

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インド一人旅#7(窮鼠猫を嚙む)

インド一人旅#7(窮鼠猫を嚙む)

私はクレジットカードのキャッシングを設定せずにインドへきてしまった。

また、現金は所持している分をインド人へ払ってしまうとなくなってしまう状況にあった。

クレジット会社はこの状況にも関わらずにキャッシングをさせてくれなかった。

そして、田舎町を去る日になった。

実際には、何円持っているか相手に伝えているお金と非常用のお金があった。
それを払うと5,000円程が手元に残る状況だ。
インド

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インド一人旅#6(絶望の淵)

インド一人旅#6(絶望の淵)

ここまでの流れを整理してみる。
思い出しただけで、ゾッとする。

私はインドでも有名な詐欺師について、インドの田舎町に来た。
そこで、その人の家に泊まらせていただき、家族や町の人と交流をして数日間過ごしていた。
しかしながら、折角インドに来たので他の地域も訪れて観光をしたい。
この町を出してくれと頼むと、大きな都市ガヤから他の都市に行く汽車のチケットを手配してくれた。
また、ヤギを買って料理を振る

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インド一人旅#5(インドの洗礼)

インド一人旅#5(インドの洗礼)

この詐欺師との間ではお金のトラブルが多いが、実際の値段が分からなくて騙されたのか本当の値段なのかは定かではありません。
村では、インドでしか出来ないことを沢山した。

まずはバンブージュースだ。
近くに沢山の木が生えている。
この木はバンブーというらしい。
日本の竹とは違って、沖縄とか南国に生えているリゾートの木だ。
ココナッツのようにこの木の実にナチュラルのジュースが入っている。
木は5,6メー

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インド一人旅#4(ガヤの田舎町)

インド一人旅#4(ガヤの田舎町)

私がついて行ったインド人はネットにも上がっている程有名な詐欺師であった。騙された自分がとても恥ずかしいが、これがインドだという貴重な経験をすることが出来た。

私達が乗るハウラー駅はコルカタで最も大きな駅である。駅構内に入っても物凄く歩いた。
英語があまり無くて、電車がどこに着くかなど全然分からない。
1人では乗るのが困難そうである。
2人に連れてってもらえてラッキーである。
私達は電車に乗り

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インド一人旅#3(混沌への道)

インド一人旅#3(混沌への道)

少しすると日本語が喋れるインド人Cがやってきた。少し後にチケット屋の店主とインド人Cの同郷からの友人インド人Dもやってきた。

彼らはいつの電車がいいか色々議論してくれた。
すぐにチケットを買う事が出来た。
名前などの入力に時間がかかるようで、私はインド人Cと日本語で話して時間を潰した。

彼の日本語はとても流暢であった。聞くとインドのいろんな都市を回って、出会った日本人と話すことで上手くなってい

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インド一人旅#∞(インドを旅して)

インド一人旅#∞(インドを旅して)

早速だがインド総評を述べる。

インドはまだまだ発展中だ。
インドは街にゴミが溢れている。
生ゴミ、プラスチックゴミ、ペットボトル。
都市によっては綺麗な場所もある。
誰かが捨てて溜まっているのはどこも同じだ。
また、インドではインフラ整備がまだ完全に行われていない。
電気が通っている田舎は増えている。
しかし、いつも使用できるとは限らないのだ。
テレビを見ているとパッと消えてしまう。
エアコンも

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