見出し画像

インド一人旅#12(インドの闇)

バラナシ駅に電車が着いた。

私は電車で仲良くなった人々と分かれて、事前に予約していたホテルに向かった。

今までの旅の疲れがあったので、1泊4000円のホテルに泊まる。
お金は無かったが、クレジットカードは使うことが出来た。

ベッドは2つあり、自由に使える。
私はここでこれからの旅支度を完璧に揃える予定である。

私はバラナシでお金を獲得しなければならない。
私はほぼ無一文だ。
ウエスタンユニオンを利用して、親が日本からお金を送ってくれる。
それを受け取る事が第一だ。

ネットで調べたところ、その日はウエスタンユニオンがしまっているようなのだ。
本日は、観光をしよう。

私はお金がないので歩いて観光地まで行った。
4,5キロかかる道のりだった。
まずは、シバ神が祀られている寺院だ。

カーリー寺院と同様に靴や携帯を預けなければならない。
疲れ果てていた私は遠くから写真を撮るだけにした。

そこから、バラナシで有名なガンジス川に向かう。
ここで初めて日本人らしき人とすれ違った。

また、ここでは日本語を話して勧誘するお土産やさんが多かった。
私はもう日本語を話すインド人が嫌いになったので無視していた。
ハナスノムリョウダヨと言ってくる。

しばらく無視していると、そのインド人に話しかけるアジア人がいた。どこの国出身か聞き忘れたが日本語を話すことが出来た。
その人のあだ名をペルーとしよう。

ペルーはインド人にさしぶり、と言っている。
そのインド人の店に用があるらしい。

ペルーは私のことも気にかけてくれた。
インド人と話さなかった私に何かあったのかと声を掛けてくれた。

私は詐欺にあってもうインド人が信用できないと伝えた。
その人は何度もインドに来た事があるらしい。
荷物の管理の方法やインド人との対応の仕方を教えてくれた。

私にも問題があるらしい。
まず、服装がお金持っていそうな感じらしい。

もう1つは、顔が優しそう過ぎるらしい。
いつもニコニコしてたら鴨と間違えられると言われた。

ペルーは別れ際に飴とゴミ袋を渡してきた。

ホテルに帰ってから開けてくれと言われたので、
指示に従った。

ゴミ袋の中には、パイプとゴミが入っていた。
私はすぐにトイレにゴミを流したのである。。。

インドは本当に怖い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?