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インド一人旅#3(混沌への道)

少しすると日本語が喋れるインド人Cがやってきた。少し後にチケット屋の店主とインド人Cの同郷からの友人インド人Dもやってきた。

彼らはいつの電車がいいか色々議論してくれた。
すぐにチケットを買う事が出来た。
名前などの入力に時間がかかるようで、私はインド人Cと日本語で話して時間を潰した。

彼の日本語はとても流暢であった。聞くとインドのいろんな都市を回って、出会った日本人と話すことで上手くなっていったらしい。そんなに上手くいくか?と疑問に思ったが。

ここで最も衝撃だった話をしよう。
インド人は一晩で3.4回もエッチをするらしい。インドパワーだそうだ。これは本当にすごい事だ。彼のきょうだいも7人いるらしい。

インド人Cにも風俗いいよと教えてもらった。
まあ、行かないが。

話をしていると、彼ら(C・D)の実家の村でお祭りがあるらしい。さっきのインド人A Bから聞いていたお祭りだ。
明日の朝から出発して、明日・明後日お祭り楽しむらしい。そこで、君も来ないかと誘われた。インドを知りたいなら田舎がいいよとのこと。
彼の村はガヤ駅から車で1時間40分くらいのど田舎だ。コルカタからガヤへは電車で7時間くらいかかる。
これも魅力的だ。しかし、私はもう1日すでに宿のお金を払っているしコルカタを十分に観光していない。
1番は見知らぬインド人について行くほど怖いものはない。そこで丁寧に断った。
しかし、インド人C・Dはこうも言ってくる。これはチャンスだ。こんなこと滅多にない。インドを知るのはとても大切だと。
無理やり連れて行くのは、あなたも楽しくないし私らも悲しくなる。あなたが行きたいと思ったら行けば良いと。
そういう悶着が、30分ほど続いた。
私は決心した。
行くと。
信じると。
とても不安だったが、インド旅行を楽しむことを決めたのだ。
私は観光地を色々回って、インドって面白いねと帰国するものだと思っていた。
しかし、違うようだ。

その後、インド人CDと私はホテルの近くの飲み屋でお酒を交わし、翌朝7時15分に集合し駅へ向かうのであった。

これからは、私が詐欺にあった話が始まります。
結構王道の詐欺にあったので、皆さんも注意して下さい。

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