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トイレの蓋に描くのは難しい。

おはようございます。
ここ最近の出来事として、豊橋のアートイベントの一環としての
豊橋市のcafe &gateaux knohdさん主催のイベント

「第1回discover 展〜泉の扉が輝くとき」に参加させて頂きました。トイレのフタに描いています。

私はドイツビールのお店、「獅子王さん」のトイレのフタですので、キーワードのビールとウインナー、ドイツなイメージを抽象的に表現しました。

ビールの泡泡な雰囲気やら、麦、ヨーロピアンでかつ高級感のあるイメージに仕上げました。

ビールがシュワシュワしているのが伝わりますでしょうか?むぎの束のような、ウインナのグルグルのような、イメージ。そして獅子王さんの店内の落ち着いたイメージ合わせた色調。麦の稲穂もイメージして描いています。

熊谷香里作品

この作品を作る前に、どのお店とマッチングされるのかも分からないので、どんな作品を描こうか全く考えてもいなかったのですが、ドイツビールがメインの「獅子王」さんとマッチングしていただき、いつものテイストの作品ではなくて、ぐるぐるしているタイプの線画の方でカッコよくお店の雰囲気にあう作品にできたらと思いました。トイレの蓋は汚れがすぐに落ちるようにツルツルしているので、本来は絵を描くという事は推奨していないようですが、表面を研磨してから描くのが良いらしく、私は最終的にレジンで固めるつもりでしたのでその工程は省きましたが、したほうがよかったなとも思います。

でも、最終的にレジンが乗りましたのでよかったと思っています。ツヤツヤとして作品保護にもなったし、汚れなども水拭きできると思いレジン仕上げにさせていただいました。

このイベントに参加させていただいて、アートとデザインの融合という形で色々と考えさせられる作品になったと思います。お店のテイストに合わせるという時点で既にアートというよりもデザインなのだとは思いますが、良い経験になったと思います。デザイン系の作品を作ったのも久しぶりでしたので、自分の表現をメインにしているアート作品とは少し違ってお店の雰囲気やキーワードを優先して描く作品は久しぶりでした。アートとは違って実用的という点もデザインらしいポイントになると思っています。アートとデザインは実用的であるかないかの違いもありますが、その点、トイレの蓋として機能させる時点を考えながら制作するのも面白かったです。完全なるアート作品としたら蓋としての機能を果たさないものもありそうですが、そういうアート作品の集合体も見るのも面白そうですが、あくまで蓋としての機能を優先しながらの作品作りはいい勉強になったしいい経験になりました。

今日は、久しぶりにスカッと晴れましたね。
いい天気で朝から洗濯が捗ります。
今日もご愛読ありがとうございました。


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