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小学1年生が1年間で100冊以上の本を読むようになった子育ての方法

❶本が好きで、本をたくさん読む小学1年生の息子にビックリ!

小学1年生の息子は、親もビックリするほど本が好きなんです。
どれだけ本が好きで、どれだけ本を読むのか紹介します。

・2週間で5冊は読んでいるので、1年で100冊以上読んでいる

親子で市立図書館に2週間に1回行く。
図書館では、5冊ほど借りることを続けている。
小学校でも自分から図書室に行って1週間に1冊は借りてくる。
学童保育でも部屋にある本をほぼ毎日読んでいる。
また、好きな本は3〜7回繰り返し読んでいる。
よって、1年間で余裕で100冊以上読んでいる計算となる。

・保育所に通う頃から先生に「本が好きですね」と言われた

2歳児の時、先生から「好きな本を何回でも読んでいます」と言われた。
小学1年生では、2学期の個別懇談会で、担任の先生から「よく図書室に自分から本を借りに行きます」と言われた。
学童保育の先生に「本をずっーと読んでいます、本当に本が好きですね」と言われた(たまに友達とも、トランプや将棋をするらしい)。

・子どもから図書館に行きたいと言ってくる

気になる本のシリーズがあると、小学1年生の息子から「図書館に行って続きを借りたい」と言ってくる。
欲しい本がないときは、図書館をはしごすることもある。
今は「ようかいとりものちょう」という本にハマっていて、毎週のように図書館に行く。
休みの日に「ようかいとりものちょう5〜8巻」 計4冊を借りて、その日のうちに4時間くらいかけて全て読んだときは感心した。

・最近はおもちゃより本が欲しい

休みの日に出かけた際、小さい頃からおもちゃが欲しいとせがまれて、安価なものを買ってあげていた。
しかし、最近は安価なおもちゃを見ても魅力を感じなくなった。
その代わりに、本が欲しいと言われるので、図書館で借りて面白かったシリーズの最新巻を本屋さんで買ってあげている。
面白い本は、寝る直前まで読んでいる。
そして次の朝、おもちゃで遊ぶでなく、テレビを見るでもなく、本を読む。

・38.3℃の風邪をひいたときも、本を読んでいた

38.3℃の風邪をひいたとき、午前は寝ていた。
けど少し元気が出た午後からは、本を読んでいた(本当は休んで欲しかった)。
本当に本が好きなんだなと思う。

風邪をひいても本を読む息子

❷本が好きで良かったこと

子どもが小学1年生になって、本が好きで良かった実体験を紹介します。

・集中力がすごくなる

好きな本を読んでいるときは、時間も忘れて1〜2時間読んでいる。
お昼ご飯の時間になっても読み続けるので、ママに何度も呼ばれていた。

・記憶力がすごくなる

4歳頃に「アンパンマン大図鑑」を買ってあげると、バイキンマンロボットが大好きで何回も読んで、全てのロボットの名前を覚えていた。
5歳頃に「ポケモン図鑑」を買ってあげると、こちらも何回も読んでいた。
そしてまた、図鑑に載っている全てのポケモンの名前を覚えていた。

何回も読んでボロボロになったポケモン図鑑

私と「ポケモンクイズ」をして遊んだが、ほとんどのポケモンの名前を当てていた。
現在、ポケモンは1000種類以上いるが、息子はだいたい覚えている。

・なんでも物知りになった

「マッコウクジラは深海2000mまで泳いでダイオウイカを食べることもあるんだよ」
「世界で一番危険な毒はボツリヌス菌だよ」
「山に行くときは、マダニとスズメバチが危険。
 帽子、長袖、長ズボンを着て、黒い服は着たらダメだよ」
などと、本の内容を憶えていて、大人でも知らないことを教えてくれる。

・漢字の読み書きが得意になった

小学1年生で習う漢字(全80文字)は2学期が終わる前にすべて読み書きができた。
また、小学1年生では習わない漢字も、簡単な漢字ならフリガナなしで読むことができる。
今ハマっている「ようかいとりものちょう」も小学1年生にとっては、難しい漢字や言葉が出てくるが、フリガナを読んだり、私に聞いたりしながら読めている。

・優しくてしっかり者になった

お兄ちゃんということもあるが、よく弟の世話をしてくれる。
弟とお菓子やおもちゃ、本の取り合いでケンカすることもあるが、最終的には弟に譲ってくれたり、おりがみの折り方を教えてくれたりするので助かっている。
部屋のお片付けなどのお手伝いもしてくれて、優しい性格だと感じる。
小学校の先生からも懇談会で「かしこくてしっかりしている」と言われた。

・3歳の弟がお兄ちゃんのマネをして、本を読むようなった

弟が生まれてからの兄弟の子育ては想像以上に大変だった。
だから、弟に読み聞かせする時間がとれなかった。
だけど、普段からお兄ちゃんが大好きでマネばっかりしている弟。

兄弟で本を読む姿(弟がマネをしている)

図書館でも同じように本を借りて、自分から本を読んでいる。
よって、1人目の比較的時間があるうちに本に関わる時間を増やすことが大切だと思った。

❸本が好きになった子育て18の方法

なぜ、親もビックリするほど息子は本が好きになったのでしょうか。
初めて子どもが生まれてから、私は子育てに精一杯でした。
何が正解かわからなかったけど、「子どもに寄り添えた」のが良かったと思います。
次に、1歳頃から小学1年生まで約6年間。
私なりの「本が好きになる子育て方法」を振り返ってみます(①~⑱)。
また、裏付けとなる根拠を私なりに調べてみました。

①1歳頃から寝る前に絵本の読み聞かせを毎日してあげた

小さい頃からパパっ子だったので、1歳頃から就寝前にパパが1〜5冊の絵本を読んであげた。
子どもが字を覚え、自分で絵本を読めるようになってもパパと一緒に読んだ。
小学校に上がるまで、毎日の日課とした。

※脳科学者、泰羅雅登教授は、読み聞かせが「心の脳」に働きかけ、こわい、悲しい、楽しい、うれしいといった感情がわかる子どもに育つといっています。

※脳科学者、川島隆太教授の調査では、読み聞かせの時間が長いほど、母親の子育てのストレスが低くなるということがわかっています。

②YouTubeを見せるのをやめた

1歳頃、親が忙しいときや泣きやまないとき、YouTubeを見せていたが、半年間でやめた。
何回も見せてほしいとせがまれるし、動画の質が悪いと感じた。
やめるとき、泣いて大変だったが「壊れた」と伝えてそれ以降見せなかった。
代わりにEテレを見てもらった。Eテレは今でも見ている。
おさるのジョージやおしりたんていはEテレを見て好きになり、本も読むようになった。
またEテレは、大人が見ても勉強になり、面白い番組が増えているので一緒に楽しめる。

③3歳頃から図書館に2週間に1回行くことを継続した

3歳頃に図書館の図書カードをつくった。
それから、だいたい2週間ごとに本を返して、新しい本を借りることを継続している。
2週間は図書館の貸し出し期限である。

図書館で借りた本の例(弟も一緒に借りている)

※国立青少年教育振興機構が2013年に行った調査によると、子どものころの読書活動が多いほど「できれば、社会や人のためになる仕事をしたいと思う」「電車やバスに乗ったとき、お年寄りや体の不自由な人に席をゆずろうと思う」といった思いやりの意識が高い傾向が見られました。

☆私の子どもが借りた本の実例は最後に紹介します。
☆この記事がお題企画"#初売りnote"で、「note編集部」の選りすぐりの記事に選ばれました。

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