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マーケティング コンサルタントの つぶやき VOL.4 「マーケティングの意味③」

● セミナーでの脱線談話 VOL.2


「マーケティング」というのは「対象者の思考回路で出した答えに合わせた行動をする」ということ。ある意味「技術」です。
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「マーケティング」という「ツール(道具)」「部品の言葉」の知識があっても「腕」がなければ「プロ仕様の道具」を使いこなすことできません


🚺『マーケティングって、いったい なんなんですか? 難しい理論のようで・・・』
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こういう質問がジャンジャン飛び出す。横道に逸れたら逸れた分だけ対応する。それが私が講師を勤めるビジネスセミナーのスタイル。
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当然、セミナーテキストは用意してあります。しかし、それはそれ。楽しいのは「おまけ」の方じゃないと・・・が、私の感覚。


さて、こういう質問が出た時に、私がどのように「解答」しているか? 前回の続きを、ここで ご紹介しようと思います。

↓ 前回の投稿

🐻「逆に、女の子が 間違えてしまっていることもあるよ。仕事で女子会トークすると、仕事のできる素敵な男性から、いい奥さんにはなれない女子だと思われたりする。」
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🚺『なんですか? なんですか? どういうことですか?』
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では、前回の続きを・・・


🐻「問題は、素敵な男性。まぁ、女の子が素敵な男性と思う相手って、たいがい「仕事ができて気配りができる男性」を言うんだけど。問題は優先順位の違いにあるんだ。」

🚺『優先順位が違うんですか?』


🐻「ちがうなぁ。女の子では、考えられない優先順位だと思うよ。まったく違う。基準も違う。そこでズレが生じてしまうんだ。」
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🚺『どう違うんですか?』
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🐻「女の子の場合。最優先は「推しの男性」。たとえば俳優とかアイドルとかミュージシャンとか。次が「キュンキュンのときめき」。その次がリアルな恋愛。仕事は最後」
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🚺『そうですね。だいたい そんな感じ。』


🐻「リアルな恋愛は、自分が惚れちゃった男なら、なんでもアリ。だけど、自分が まだ惚れてない相手なら、できれば「マジメ」で「浮気しないと確信が持てて 堅実な相手」と安全な恋愛がしたい。」
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🚺「そうですね。」
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🐻「だから、実際に付き合う相手は、顔は関係なく清潔感があって、優しくて、つまり自分のことが大好きで、さらに家計観念があれば付き合っても良いって話になる。」


🚺『まぁ、そうなりますよね。』
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🐻「女性にとって「推しの憧れ」がいて、映画や漫画の恋愛キュンキュンの「妄想」が生きる活力になる。次が現実がついてまわるリアルな恋愛。最後が自分の存在意義。」
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🚺『そうですね。そういう順番です。」
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🐻「基本。推しの憧れがいて、映画や漫画でキュンキュンしておけば活力は生まれる。リアルな恋愛の対象となる相手から告白があったりすると、想定外が起こったという感覚になる。」


🚺『たしかに・・・』
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🐻「そうなると、相手のルックスは置いておいて、きちんとした生活を送っている人か? 金銭感覚はどうか? 自分のことをどれくらい大事にしてくれるか? が問題になる。」
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🚺『そうですね。」
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🐻「結局、告白されて断って、それでも、めげずにまた告白してくる。なんなら、2回断っても、まだ告白してくる相手なら「交際しても良い」くらいの話になる。」


🚹《そうなの? 1回告白してダメならダメじゃないの?》
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🚺『1回断って、それで諦めるくらいしか私のことを好きじゃな相手とは、安心して付き合えないよ。』
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🚹《それはキツイ話だなぁ。。。1回でも失敗したくないじゃん。誰だって・・・傷つきたくないよ。》
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🐻「あはははは。そこが、思考回路の違い。がんばれ。がんばれ。でも、相手の感覚や優先順位がわかれば、こっち側の動きも変わるだろう?」


🚹《まぁ、まったく知らないよりは良いですね。こういうことを解っていれば、少しは希望が持てる。》
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🐻「よかった。で、女性は仕事が最後になってしまう。しかも「責任を分け合った仕事」が成功するか? 失敗するか?は置いといて、そこで、どれだけ自分が貢献したか?」
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🚺『そうですね。』
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🚹《え゛〜〜〜〜っ? それって、おかしいだろう? どういうことだよ。失敗して良いって・・・》


🐻「まぁ待てって。女性の場合は、話し合いをして「責任」を分け合いながら、みんなの役に立つ。上司の役に立つ。どれだけ貢献したのか?それが重要って話になる。」
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🚺『そうですね。』
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🐻「ところが、男性は、こと仕事ができる男性は、優先順位そのものが全く違う。最重要にしていることが「成功するかどうか?」ってこと。恋愛より優先。」
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🚺『そうなんですか?』


🚹《そりゃぁ、そうだろう。普通・・・》
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🐻「だから、学んでいる最中に、そういう言い方をするなって。女性の普通と、男性の普通は違っているんだから・・・ 優先順位も思考回路も違っている。そういうもん。」
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🚺『そうよ。私達だって、いま勉強しているんだから、ちょっと黙っておきなさいよ。」
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🐻「仕事ができる男性が仕事の報告を求めてきた。それって「どうしても成功させたい。責任は自分がとる。なんならリスケして良い。リスケしなくて良い?」って質問なんだ。」


🚺『えっ? どういうこと? 何を答えたらいいの?』
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🐻「どれだけ、あなたが貢献したか? じゃなくて「できてないなら、できてないで良い。どうしても成功させたいから、なんならリスケするよ?」って質問に、なんて答える?」
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🚺『どこまで、できているか?・・・そうか。どれだけ私がガンバったか? を 答えるんじゃないんだ。』
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🐻「正解。このズレは男性の「時間の感覚」と「気分のコントロール」と「向き合うポイント」から生まれてくる。男性のその部分感覚を把握していないと、いちいちハマる。」


🚺『どういうこと? そのポイントって、とっても重要ですよね?』
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🐻「そうだね。仕事ができるステキな男性から 素敵な女性だなぁ。こいつ、よくわかってるやつだ。こういう人が プライベートでもパートナーなら良いなぁ。と、思われようとしたら重要だろうね。」
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🚺『え゛〜〜〜〜っ? 気になる。気になる。』
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・・・といった感じで「脱線の質疑応答」が頻繁に起こる。この「脱線の質疑応答」が、うちのセミナーの特徴でありウリだったりするのです。


ここでも5つぐらいのポイント説明をしましたが、こういう「脱線」でのポイント説明項目が 3,000項目とか5,000項目とか、半年のセミナーの中で出てくる。すると・・・
 
ビジネスのスキルをあげようと思って参加したら、いつの間にか「恋人もできちゃった」なんて人まで続出する。当然、仕事での評価も上がる。ということが起こっているのです。

 


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