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ちゅるゆーか
2016年6月26日 09:48
「星のようにあってほしい人がいます。常に変わらず輝き、不安になったり迷ったとき、見上げればただそこにいる。近づくことはないけれど、遠ざかることも決してない。 求めるのは、星の距離感。」坂木司さんの小説『夜の光』の“あとがきのような献辞”にこんな文章がありました。読んだ時、あ、私もだ、って思いました。その人の才能が大好きだけれど個人的には知り合いたくないなと思う方が何人かいます。言い換え
2016年2月20日 07:33
星を見るのが、昔から好きです。月と星の、大きいはずなのに小さく見える距離。遥か昔から届く光。自分がちっぽけだと思い知らせてくれる、とてつもなく大きなものを見ると安心してしまうのは、なぜなのでしょう。大きな未来には、怖れを感じてしまうというのに。夜空を見上げる高校の天文部で、4人のスパイは、それぞれがそれぞれの事情と感情を抱え、行き場のない夜を共有します。坂木司さん『夜の光』。「『むし