かなしいおとこ

自分の居場所を知られたくない それでも誰かに気づいて欲しい

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最近の記事

夜の散歩で聴きたい曲達~洋楽~

・Just The Way You Are/Billy Joel ・Toy Soldiers/Martika ・Through The Fire/Chaka Khan ・How Deep Is Your Love/Bee Gees ・Unchained Melody/The Righteous Brothers ・Hard to Say I'm Sorry/Chicago ・Kiss me/Sixpence None The Richer ・I'm Not In

    • 夜の散歩で聴きたい曲~邦楽~

      ・エイリアンズ/KIRINJI ・ナイトライダー/銀杏BOYZ ・ひとりぼっちの人工衛星/ゆらゆら帝国 ・Stand by Me/9mm Parabellum Bullet ・カゲロウ/ONE OK ROCK ・悪女 /中島みゆき ・ラムレーズンの恋人/teto ・傷つけた人々へ/尾崎豊 ・金木犀の夜/キノコ帝国 ・海/サザンオールスターズ ・サムデイ/佐野元春 ・いっそセレナーデ/井上陽水 ・真夜中のドア/松原みき ・ナイトグルーブ/IRI ・ナ

      • "みんな違って、みんなクソ。" こっちの方が、なんかしっくり来てしまう。 新宿三丁目の夜。

        • 多分、冬の出来事

          暑い日が続きます。  ベリーベリーストロング/斉藤和義、  青空/THE BLUE HEARTS、  希望の轍/サザンオールスターズ  ラッキープール/JUDY AND MARY… 夏には夏のプレイリストを聴きながら。 以下は、或る冬の手記に書いてあったかも知れない話。 ”もう少しだけ、寝て居ようかな” 早朝6時、僕の部屋で一緒にお酒を飲んで、 そのまま僕の布団に転がり込んでしまった君は、 気怠そうにまた布団に潜り込んだ。 シングルベッドで手狭になって、 急

        夜の散歩で聴きたい曲達~洋楽~

          「都会には、私よりも可愛い人も可愛くない人も沢山いる−

          −そんな有象無象とすれ違うほどに、 『結局私って何なんだろう…』って。 そうしていつも、 自分を見失ってしまうの」  2022.10.23 ある知人女性の呟き "恋"とか"好き"とか、 もうなんかそういうの考えると、 メンがヘラっちゃうから忘れたいね。忘れたいわ。 そうか、 この感触が嫌だったのだと、 今になって再度思い出す。 まずい。 這い上がれるだろうか。 嗚呼、無心になり太陽〜☀️ 己の未熟さが浮き彫りになっていくのか、 "恋"って、 相手を多く欲すると同

          「都会には、私よりも可愛い人も可愛くない人も沢山いる−

          例え10年の歳月が流れても

          相変わらず世間は悲観した 未来しか語らないだろうし、 メディアは人々の不安を煽る事しか報道しないだろうし、 世界は、平和だ、資源だ、環境保護だの謳っては 結局大した手も打たないままだろうし、 個人や国は、己の正義と利益だけを信じて、 隣人及び隣国を傷つけ続けるだろうし…。 それでも私達というものは、 どうにかなってしまう"今日"を 積み重ねていきながら、 憎む人を憎み、 愛する人を愛しているのだと思います。 …という名の希望的観測。 2021/8某日 大好きな

          例え10年の歳月が流れても

          「馬鹿」と「異性恐怖症」は〇んでも治らない...かも知れない。けど、いつかは治したいよねって話。

          小学校の頃、水泳教室を習っていた。 当時、背も小さくて勉強も運動も大嫌い。 呆れる位にどんくさかった僕は、 やはり泳ぎが下手で遅かった。 ゆえに当時自分より背が高く体格の良かった 女の子達からは、いつも馬鹿にされていた。 「どうせ遅いんだから一番後ろで泳いでろよ」 「とろい癖に先に泳がれると邪魔なんだよ」 と毎回の様に言われていた。 「なんであんな遅い奴と同じクラスで習わなきゃいけないんですか~」 と、教室終わりに彼女達が先生に不満をもらしているのを 何度も聞いてしまっ

          「馬鹿」と「異性恐怖症」は〇んでも治らない...かも知れない。けど、いつかは治したいよねって話。

          「『異世界転生』して、一発逆転を試みる若者が多すぎる」という、教授の嘆き。

          仕事で母校を訪れた。 よくあるOB訪問という業務だった。 自分の業務を終えて、久々の後輩たちとの飲み会。 宴も闌、お酒も大分回ってきた頃、 これから広大な社会に繰り出す学生たちに、 "今後どういう進路を送りたい、とかあるかい?" と一先輩として、素朴に質問してみた。 「とりあえず海外に行きたいです」 「とりあえず起業したいです」 「とりあえず○○(←某有名国立大)大学院に行きたいです」 「とりあえず××(←某一流企業)に内定したいです」 彼らは思い思いに答えてくれ

          「『異世界転生』して、一発逆転を試みる若者が多すぎる」という、教授の嘆き。

          「今、何してるの?」から始まった再会。

          今から20年以上前の 小学校時代の友人を、 飲みに誘ってみた。 私が小1の頃、 転校して入学した学校で、 最初にできた「友達」だった。 一緒に学校に行って、 一緒に家に帰って、 たまに一緒に遊ぶ。 よくある「小学校の友達像」そのもののような関係。 彼の家でゲームキューブの「ピクミン2」をやった時、 私に1Pのリモコンを渡してくれたのを、 なぜか今でも鮮明に覚えている。 中学校を卒業して、 別々の高校に行って、 別々の大学に行って、 「大都会」と呼ばれる場所で再び合流

          「今、何してるの?」から始まった再会。

          「承認欲求」を乗り越えようとして、抗った日々を振り返る。

          今から6年ほど前、 10代後半の大学生だった私は、 ツイッターをよく見ていた。 バンドサークルの仲間同士の馴れ合いや、 内輪でしか通じないネタのやり取り、 ライブで活躍していた仲間を写真と共に挙げて 褒め称える投稿、 それをリツイートする本人、、、 そんな「いかにも大学生」な日々とSNSを、 当時は結構楽しんでいた。 ある日を境に、それらが全て嫌いになった。 よくある内輪の誰かを標的にした、 SNS内での陰湿な虐めの標的にされたからか。 サークル内恋愛に現を抜か

          「承認欲求」を乗り越えようとして、抗った日々を振り返る。

          「地獄に堕ちろ」と言われた朝の恋心。

          7月某日、土曜の朝に。 眠たい目を擦ってインスタグラムを起動したら、 届いていた言葉。 「今すぐ投稿を全て消せ。 お前はどれだけ私の尊厳を傷つけるつもりだ。 地獄に堕ちろ。」 と、 言いたいことを分かりやすく、 三行で簡潔に伝えてくれていた。 最後の一言は強烈だった。 「地獄に堕ちろ」とは、 生涯で直接的にも間接的にも、 言われたことがなかったから。 正直、めちゃくちゃ惚れそうになった。 この世界には、 人生の貴重な週末の数分間を消費して、 見ていて心底イライ

          「地獄に堕ちろ」と言われた朝の恋心。

          「もう全部平凡で良い」と、友に言われたあの日から。

          私より一回りほど若い彼は、 20歳の誕生日に、 そう話してくれた。 あれから私も、 言葉をさほど綴らなくなりました。 元々そんなに書きたいことなど なかったのかも知れません。 現状にさほど文句を言わなくなりました。 元々そんなに思い悩んでは いなかったのかも知れません。 友の一言をきっかけとして 生きる上での執着を少し手放してみた時、 水底に沈んでいくのではなく、 ただ緩やかに浮き上がっていくだけの自分に気づきました。 いつだって「飢え」は、 最大の原動力でした。

          「もう全部平凡で良い」と、友に言われたあの日から。

          失恋の翌朝、メモ帳。

          死んでおくれよ。 僕のために。 永遠に過去になっておくれよ。 僕のために。 近づくな、近寄るな。 これ以上惨めになりたくなければ。 昼下がりの陽光に 惨たらしく殺されたく なければ。 「言える時に、 好きって言ってね。」 残響して泡沫に消える声、言葉。 この痛みを「乗り越えたい」 この痛みを「やり直したい」 この痛みを「清算したい」 この痛みを「理解したい」… そのどれかだと思うし、 その全てだと思う。 きっとその答えは、 あの時、あの場所、あの人以

          失恋の翌朝、メモ帳。

          或る日のメモ帳

          オーダーメイドの不細工 腹は減るが、消えてくれない劣等感 珈琲こぼした芝生の夢遊病 水色の艶やかなる週末 欲しいものはそんなになかった。 過去と今を繋ぐ言葉。 語りえないことは叫ぶしかない。 昔の僕からたすきを受け取った。 携帯の奥に仕舞われた慟哭。 タンスの右端で埃を被った“好きです”の四文字。 10年前の日記に刻まれた暗夜の如き未来への恐れ。 そして、歓喜の想い。 物語のヒロインだったあの娘は何処へ ここから先を知る人は、いない。 生きる死ぬに悩

          或る日のメモ帳

          「時間がない」と言わなければ死刑になる世界。

          「仕事が遅い」とよく言われる。 何を報告しても、 どう準備をしても、 どんなに遅くまで残業して、 期日に間に合わせたとしても。 上層部から降ってくる言葉は、いつも同じだ。 そこにセットでくる言葉が、 「納期が近い」「時間がない」である。 実際、私は飲み込みが遅い方だと自覚している。 一度言われただけでは理解できないことも多い。 しかし腐らず諦めず、駄馬は駄馬なりに努力しているつもりだ。 ある日、 いつもの様に仕事をして、 いつもの様に報告して、 数千回目の「遅い

          「時間がない」と言わなければ死刑になる世界。

          「自己分析」を怠った結果、自分の幸福が分からないまま、空虚な社会人生活を送ることになった話。

          平日6時、スマホが音楽と共に振動する。 大好きだったシティポップの音楽も、 目覚ましに設定したら 3日目で嫌いになった。 まだ眠りたい目を擦って真っ先に呟くのは、 「仕事行きたくないなぁ…」 午前10時。 職場で仕事をしながら考えているのは、 「昼休みはまだかなぁ」 「給料日まであと何日かなぁ」 午後7時。 帰路に着く頃考えるのは、 「この日々があと何十年も続くのかぁ…」 わずかに残った仕事終わりの体力でやることは、 ぼさっと音楽を聴いたり、 別に見たいわけでもない、

          「自己分析」を怠った結果、自分の幸福が分からないまま、空虚な社会人生活を送ることになった話。