失恋の翌朝、メモ帳。
死んでおくれよ。
僕のために。
永遠に過去になっておくれよ。
僕のために。
近づくな、近寄るな。
これ以上惨めになりたくなければ。
昼下がりの陽光に
惨たらしく殺されたく
なければ。
「言える時に、
好きって言ってね。」
残響して泡沫に消える声、言葉。
この痛みを「乗り越えたい」
この痛みを「やり直したい」
この痛みを「清算したい」
この痛みを「理解したい」…
そのどれかだと思うし、
その全てだと思う。
きっとその答えは、
あの時、あの場所、あの人以外から探し出すのだろうか。
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