エピソード4(日進月歩 輝&輝の15年)
よく「津軽三味線奏者ってどうなったらプロなの?」という質問を投げかけられます。大学生の我々にとって「プロとはなんぞや」という問いにすぐ答えることはできませんでした。「えっと、、、自分でプロだと言ったら、もうそれはプロですね、、」というような曖昧なことしか言えないでおりました。
津軽三味線の業界では「何か資格を取ったらプロ」とか「大会で優勝したらプロ」とかそう言った決まりはありません。今でも、社会人の大会入賞者はたくさんいますし、この人にはかなわないなあと思わせる技術を持って