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(スタートアップ向け)上司ガチャを上手くかわしている人の特徴は?


ご覧いただきありがとうございます。
私は100人程度のスタートアップ企業で人事・労務管理を担当しています。
事業の社会への浸透を目指す方のバックオフィスをアシストするのが自身の目標です。
そのためにこのnoteでは少しでも役立つ情報の発信を目指します!



上司ガチャとは?

会社で上司を選べないことがガチャポンに例えられてできた言葉です。
いい上司にあたるか悪い上司にあたるかを運任せにしないといけない状況を表しています。
最近では親ガチャ(親が選べない)、配属ガチャ(大手企業などで配属先が選べない)といった、自身ではどうしようもできない状況を表す言葉として利用されています。

スタートアップの上司ガチャの状況とは?

これまで2社のスタートアップを経験して私自身が感じることですが、スタートアップでは上司ガチャの外れが多いと感じます笑。。
もちろん、様々なスタートアップがあり、同じ上司でもどう感じるかは個人差が大きいと思っていますので、一概にいうことはできません。

ただ、社内で労務担当を行い、社員の方の退職に関わったり、エンゲージメントサーベイの結果資料を作成するなかで、スタートアップでは、上司が一般的なマネジメントとしての「上司」としての役割を果たせない状況がどうしても発生してしまうため、「上司ガチャ」(=上司の状況)が「外れる」(=うまく機能していない)といった状況につながっていると感じます。

一般的なマネジメントの機能として、
・プロジェクトの進捗を管理してくれる、
・困ったことがあれば相談してくれる、
・部門の課題を上司より上の部門にエスカレーションしてくれる、
といった面があると思います。
これらの面について、スタートアップでは部下が上司に臨んでも、十分な満足を得られない場合が多いと考えています。

その理由について、
・プレーヤーとして優秀だった人が上司になってることがスタートアップでは多いため、マネジメントの能力で上司になっていない人が多い
・プレーヤーとして忙しくマネジメントができない
・大手のように上司の上司が少なくマネジメントを学べない
といった状況があります。

しかし、労務のポジションにいると、これらの状況をうまくかわしていたり、ポジティブにうまく振舞っているな、と感じる社員の方もいます。

本当に「上司ガチャ」の状況に陥り、上司が長く変えられないのなら、うまくかわせるといいですよね!
そのため、そのような方の特徴についてまとめてみました。

外れ上司ガチャをうまくかわしている方の特徴

うまくかわしているなと感じる方には下記の特徴があると思います。

①逃げる
一番、効率的な方法ですが、「逃げる」、つまり転職することです。
なぜなら、スタートアップの転職では、スタートアップから大手への転職は難しくても、スタートアップからスタートアップの転職は比較的容易にできます。
多くのスタートアップが即戦力を求めています。
他のスタートアップで経験があり、職種ごとの基本的なスキルがある方はすぐに転職先が決まる傾向があります。
転職先企業も手続きがスムーズに進む企業も多いと思いますので、「じゃあ明日から!」といった企業もある印象です。(当社も面接でOKとなったら、「明日から!」は受け入れ可能です笑)

②キャラを確立する
2つ目の特徴として、自身のキャラを確立することです。
この人は「○○」な人だと思われていると、まわりが合わせて接するようになり、上司も上司のペースでなく、その人に合わせて振舞うようになります。
例えば、他の人には無理に仕事を振る上司がいたとして、この人は意思がはっきりしていて無理なことは受け入れてくれない、といった「精神的に強い」といったキャラを確立している場合は、上司のほうが指示をコントロールしています。
このように自身のキャラを生み出して上司をかわしている方をみることがあります。

③横のネットワークを広げる
自身のチームで上司とうまくいかないとき、他部門や他チームとネットワークをとれるようにしておくことで、上司を気にせずに過ごせる場合があります。
例えば、上司と気が合わず、チームや部門ではコミュニケーションが少なくなっている場合、その組織で安心して過ごすことは難しく感じると思います。
例えば、言ってもどうせ聞いてくれない上司などがいる場合、チームのMTGでは、特に発言をしなくなってしまいます。
これでは、会社でモチベーションをもって過ごすことが難しくなってしまいます。
その時に、他部署の人とつながりをつくり、そこで安心して話すことができれば、会社も悪い面だけでなく、よい面もあるな、と感じることができると思います。

また、自身の組織を超えた情報を得ることができるため、視野を広げることができ、気が合わないためコミュニケーションがうまくとれない上司などがいた場合でも、会社の情報を得ることができるため、何かあった際に柔軟に対応することができます。

全社に貢献することにつながる視点をもてるか

外れ上司ガチャを上手くかわす方法として、会社から離れる方法と残る方法をお伝えいたしました。
残る方法のポイントとしては、会社で過ごす際に、上司だけにポイントを絞らずに、他部署やチームなど横のつながりをつくることで、会社に安心していられるコニュニティーをつくり、何か仕事をする際も、チームのためだけでなく、全社のため、のような視点で動けると上司を気にせずに、モチベーションをもって仕事をできると感じました。


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このnoteでは、起業をされたり、これから事業の推進に取り組みたい方に、管理業務やマネージメント、モチベーションの向上などの組織運営について、情報を発信できる場にできればと思います。
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