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カメラを持って、日帰り大分旅

(2023年2月振り返り記事)
大分県立美術館(OPAM)にて開催されていた「イメージの力 河北秀也のiichiko design」を観に行くべく計画した「大分日帰り旅」の記録をまとめてみました。

粉砂糖のような雪が覆う由布岳
自然が生み出す美しさは見飽きないから不思議

大分市アートプラザ/磯崎新

大分に着いてからまず最初に向かった先は、昭和41年「大分県立図書館」として建てられた後、図書館の移転に伴い芸術文化の複合施設と生まれ変わった「アートプラザ」。

「大分市アートプラザ」磯崎新

要塞のような外観と、ワクワクするエントランスへのアプローチ、そして中へ入ると一気に光が差す神聖な空間。

写真を見るだけでは全く分からない感動を体験し、「来てよかった!」と何度も思わせてくれる建物でした。

磯崎新 環境と空間

展示室手前の磯崎新さんの本棚には、国内外問わずたくさんの本が並び、こちらをゆっくり見るだけでも楽しく、学芸員の方から色々とお話しを聞きながら過ごしました。

展示室には磯崎新さんのこれまでの仕事が紹介されており、スケッチや大型模型がプロジェクトごとに並び、とても楽しい内容でした。
世界中にまだまだ磯崎さんの作品が点在しているので、海外旅行しながら見て回りたい。

個人的には、磯崎さんのプレゼンシートのカバーデザインがとてもカッコ良く、ポスターにして欲しいくらい。

本棚の中には磯崎さんと親交のあった沢木耕太郎さんの本もたくさん所蔵されており、見つけた瞬間うれしく1人でにんまり。

*アートプラザ内の作品は申請すれば全て撮影可能だけど、SNS投稿等がNGとのことだったので、ぜひアートプラザで作品展示を観ていただきたいです!

建物1階「BIG HORSE」というレストランの雰囲気も素敵でした。
店内の椅子は磯崎新さんデザインのものだそう。

次回はこちらのレストランで食事をして、館内をゆっくり見学したい。

大分県立美術館(OPAM)/坂茂

アートプラザを観た後は大分県立美術館(OPAM)へ!

「OPAM」坂茂

午前中から曇り空でしたが午後からお天気も回復し、OPAM着いた時間はきれいな光りが館内を照らしており、太陽のあたたかさを感じながら館内散策を満喫しました。

「イメージの力 河北秀也のiichiko design」

大分の酒造メーカー三和酒類が販売するロングセラー商品「いいちこ」。

iichiko

歴代の美しいiichikoボトルデザインはアート作品。

展示室にはこれまでのCM作品やポスターが並び、
世界各地で撮影された写真とグッとくるコピーは、思わず何度も見返したくなるほど美しかった。

展示室内はビリーバンバンの曲に合わせて流れる美しいiichikoの懐かしいCMがとても印象的でした。

「営団地下鉄路線図」
さくま製菓のキャンディ「いちごみるく」

今回初めて知って驚いたのですが、デザイナーの河北さんは大学生時代に、さくま製菓のキャンディ「いちごみるく」や、「営団地下鉄路線図」のデザインをされていたそう。「iichiko」とイメージが異なるのでびっくりしつつも、感動。

企画展を観た後は、上の階へ移動して建築見学。

青い鳥♾️黄い蜂

OPMAを後にし、大分市から別府市へ急いで移動してランチは3年振りに「青い鳥∞黄い蜂」のカレーを頂きました。

「青い鳥♾️黄い蜂」

友達のおねーちゃんが営むスパイスカレー「青い鳥」の重ね煮カレーは体にとてもやさしく、何度も食べたくなるほど大好きです。

私はチキン、ビーツと大根の豆、ひおうぎ貝の3種盛りを注文。

見た目も美しい重ね煮カレー、今回もとっても美味しくて大満足。
ごちそうさまでした!

SPICA

「SPICA」

ふらりと入ったスピカさんにて展示最終日だった「オオタ硝子研究室」の作品を初めて見て、一瞬で好きになり思わずお買い物を満喫。

お店の方からガラス作品の製作工程をお聞きしながら、ひとつひとつ作品をを見ていくうちに、欲しい気持ちが高まり…

「オオタ硝子研究室展」

予定外の楽しいお買い物となり、ルンルン気分で帰宅し早速翌朝から愛用しています。

今回選んだ2枚

迷いに迷って、白と黒のプレートを選びました。
わが家のキッチン台は黒なので、モノトーンが合うかなと思いこちらを購入しました。

cafe一雨

別府駅から徒歩圏内にある「Cafe 一雨」

友だちの友だちが別府駅の近くで素敵なカフェを開いていると聞き、初じめて訪ずれた「cafe一雨」さん。

どこか海外のカフェのような雰囲気が素敵

やさしい店主さんも店内の雰囲気もとても素敵で、とにかく居心地良いカフェ。
そしてコーヒーもお菓子も美味しく、誰かに教えたくなるそんなお店でした。

一品料理 生湯葉 宮本

「一品料理 生湯葉 宮本」

お目当てのお店が満席のため、どうしようかとふらふら商店街の小径を歩いていると、目の前に飛び込んできた雰囲気ある佇まいのお店を発見!
大分日帰り旅のラストは、「一品料理 生湯葉 宮本」で夕飯をいただきました。

小さなお店はカウンター6席ほど。
やさしい店主のお母さん(常連の方がみな、お母さんと呼んでいた)が1人で切り盛りされているそう。

生湯葉

生湯葉はボリュームもあり、口に運ぶ度に幸せそのもの。

知覧鶏のたたき

地鶏のたたきも歯応えあるけど、お肉がとてもジューシー!手作りの赤柚胡椒が風味良くピリっとした辛味がいいアクセント!

しめ鯖の炙り

「しめ鯖を炙るとさらに美味しくなるのでら炙りましょうか?」とお母さんに言われ、お願いしたところ…今まで食べたしめ鯖の中でダントツに美味しくて、びっくり!
肉厚で香ばしいしめ鯖に夢中になる我々。

牡蠣入りねぎ鍋

そしてそして、ラストに1人用の小さなねぎ鍋を注文すると、「今日、広島産の牡蠣あるから入れましょうか?」とお母さんのひと声に即答で「入れてください!」と返しました。

お鍋の蓋を開けると、大分でしか採れないニラのような食感のネギが大量に入っており、その中になんと牡蠣が12個もゴロゴロ入っていました!
お味噌とお出汁の効いたお鍋に、ねぎと牡蠣の出汁が広がり、とんでもなく美味しい味を満喫させてもらっていると、お母さんが「おじやもぜひ」とのこと。

〆の雑炊

満腹を超えていましたが、このお出汁でつくるおじやは間違いない!と思い1人前お願いすると、、これまた大量のおじやが登場。

絶品料理とお母さんの優しさに包まれた、天国のように素敵なお店でした。
別府に行く際は必ず再訪したい素敵なお店です。

こんなに美味しくてたくさん食べたのに、お会計の安さにも驚きました。

福岡からアクセスの良い大分は街は、気軽に日帰りドライブが楽しめるので何度も訪れている場所のひとつ。
今回は朝8時頃出発し、帰宅したのは夜中の24時頃でしたが半日以上たっぷりと満喫することができました。

番外編ですが、旅の途中に実は温泉を2ヶ所立ち寄り、別府温泉も堪能し冷え切った体がぽかぽかにあたたまりました♨︎
(温泉の時はカメラを携帯していなかったので、スマホ画像のみ)

末広温泉

「末広温泉」

別府市末広町にある「末広温泉」は地元の方が日常に利用される共同湯。
男女の湯室それぞれに日本画家の大平由香理さん壁画が施されていると、教えてもらいカフェに行く前にこちらに立ち寄り。

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