「石岡瑛子Iデザイン展」北九州市立美術館
2023年秋晴れの休日、博多駅から新幹線に乗ってわずか15分弱の小倉駅へ向かいました。
目的は「北九州市立美術館」で開催された「石岡瑛子Iデザイン展」を鑑賞すること!
展示を観る前にまずは、建物を見学。
数年振りに訪れた北九州市立美術館ですが、
何度見ても磯崎新さんのインパクトある建物に感動します。
「石岡瑛子Iデザイン」〜石岡瑛子がここにいる〜
北九州市立美術館
世界的に活躍された石岡瑛子さんの作品、仕事、そしてそこには石岡さんの強い言葉が編集展示されており、ひとつひとつ作品を見ていくとあっという間の2時間近くが経過。
2023年9月9日から始まった展示会の初日、午後から本企画展の構成をされた、編集者の河尻享一さんと、アートディレクターの永井裕昭さんのトークショーがあると知り、午前中から展示を鑑賞したのち、トークショーにも参加しました。
トークショーのお話がとても興味深く、夫と前半後半に分けてトーク内容を交代でメモしました。(筆記具が1つしか持っておらず…笑)
「本展は回顧展ではなく、石岡瑛子さんは今もここにいます」と、話すお二人の言葉に熱いものを感じます。
トークショーが開催された「北九州市美術館アネックス」。
中世の中庭を思わせる「アトリウム」は、
ガラス屋根からは光が注ぎ込み、柱に囲まれた水盤がキラキラと反射。
本館から繋がる回廊を抜けた先には・・・
アスプルンドデザインの501ヨーテボリチェアが並ぶ風景に惹かれました。
展示を鑑賞した後、トークショーまで1時間弱ほど余裕があったので「ミュージアムカフェ」でコーヒータイムも楽しみました。
ちなみに、北九州市美術館のミュージアムカフェは眺望が素晴らしく、カフェだけでも利用したくなる穴場スポットです。
石岡瑛子さんの仕事に対する熱量にひたすら心を打たれ、これほどに情熱を注げる仕事を自分の力で手に入れた生き様は凛々しく美しかった。
今自分にできること、自分の仕事に対する姿勢を問われたような気持ちにもなり、悔いの無い仕事を残された時間でどれだけ出来るのか、考えるきっかけを頂きました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?