マガジンのカバー画像

読書家の善悪

92
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

「共感」と「理解」のために人は検索する――ブログの書き方について――

 久々に今日は検索順位の高いブログ記事の書き方について話します。
 いわゆるライティングです。

 僕、ある特定の条件下においてはこれが得意なんですよ。

 とある記事がパズった時は、1日、500~1000いきました。
 なにも書いていない時期が続いたのに、ある時間に深夜に突然、500人いったときもあります。
 自分の記事がそのくらいいくときは決まって、検索順位の高い記事が、なにかしらのイベント、

もっとみる

そして、彼は「やれやれ」と言った

 最近、村上春樹を読んでいます。

 いろいろと思うことがありまして、大学生時代に同年代の間で流行っていた作家さんを上から下までしらみつぶしにローラーしていこうと思ったんですよ。

 じつは僕が小説を書こうと思ってたきっかけは中学生の時に読んだ『恋空』や山田悠介の『リアル鬼ごっこ』。文学は高校の時に慌てて読んだだけで。有名どころのあらすじなり、名文がどのタイミングで出てきたかは覚えていても、純粋な

もっとみる

できることを短くして、できないことを長くする

 努力しよう、頑張ろうと思っても、うまくいかないときがある。

 だいたいそういうときに、障害になっていくのはそもそもどこを努力するべきか、というものだ。

 頑張ろうといって、何年もやっていても、何も変わらなかったときは、じつは人生を変えるのに何の役に立たないものだった、ということはよくある。

 やる気を出そう、意識を変えよう、といった。ある種の精神論に基づいたものが本人の中で努力と呼ばれてい

もっとみる
自動化された釣り竿は放っておけ

自動化された釣り竿は放っておけ

 ネットは広大な海であり、僕らはその海のなかで釣り竿をたらす釣り人である。

 そして、ネットのいいところは獲物がかかったときにそれを取るまでがある程度自動化されていることだ。

 だからこそ、僕らには待つことが試される。

 広大な海とはいえ、そこでたらされた小さな餌に気づく魚は少ない。いつか魚が食いつくまで、その仕掛けにできるだけ手を加えないでおくべきだ。

 一番悪いのは釣り竿の位置をいちい

もっとみる

近ければ新しく、遠ければ古い。しかし……

 ネットにはいろんな情報とコミュニケーションの機会に恵まれている。

 だからこそ、キラキラした毎日をネットで綴るインフルエンサーはこんなことを言う。

 すごい人のすぐそばで話を聞くことで自分をアップデートしよう。そして、その手段としてオンラインサロンや講座を受けることをオススメする。

 しかし、僕はある人の考え方、知識に近づきたいと考えた場合、必ずしもその人に会う必要はないと考えています

もっとみる

努力してる時ほど、プラスアルファが邪魔になる

 ある日、自分に目標ができて夢ができて。
 それに対して、自分がゼロに近いと気づいた時。そこからの長い絶望の果てに導き出される答えは奇跡でなく努力でなければいけない。

 どこにいるかもわからない砂漠のなかを「やれやれ」と言って歩き出す。
 そういう日は一生のうちに何度もあるがそれはしょうがないことだ、やれやれ。

 なにもない地平線を歩く時。人は不安でしょうがなくなる。本当にこの道であっているの

もっとみる

マイナスにならなければよし

 マイナスを出さず、プラスにしていくこと。
 どんなことにしても、目指していくべきことはそこです。

 そんなのあり前じゃないかと思うでしょ。
 しかし、これが意外と難しい。

 ひとは同じものを同じぶんだけ同じ日に用意することに退屈を感じるし、不安を感じる。

 そういうときに、-100になるけど低確率で1000になることに手を出しがちだ。

 リスクを取らないと成功できない。それもある。しかし

もっとみる
言葉は羽虫の羽ばたき

言葉は羽虫の羽ばたき

 SNSを見ると目に入るのは、歩くだけで地形を変える巨人の足である。

トンカツを食べたのを上げるだけで何万RT。キラキラとした日常を送り、みんなから注目される。はじめたてのときは影響力のつよい有名人ばかりが目に移るものだ。

 しかし、その前に僕らは自覚しなければいけない。

 それはそんな巨人たちに比べたら、僕らの影響力は羽虫に過ぎないということだ。

 それを周囲は僕らに教えてはくれ

もっとみる

小さなギャンブルを繰り返す

 流れがあり、淀みがあっても、ネットはつながっている。ブログやnoteを書いていると、同じようにブログやnoteを書いている人はすぐにつながる。

 そうすると、リアルな顔写真で海外か居酒屋でだれかを腕組んでるような男性がこんなことを言う。

 大学を辞めよう、会社を辞めよう、ネットで本名や素顔を晒して自由に生きよう。

 ネットでのリターンを増やすためにリスクを増やすことを勧める。

 実際、そ

もっとみる
複数のSNSを並行して使おう

複数のSNSを並行して使おう

 ネットを広大な海に例える人は多い。
 情報は水のように思わぬところに流れるもので、それらを集めたネットワークは大量の情報が最後に行きつく海といえなくもないだろう。

 だからこそ、こう考える人がいる。
 自分の生み出したものはこの世界で一つしかない素晴らしいものだ。ここにあれば、きっとだれかがみつけてくれる。そうでなければおかしい。

 それは半分正解で、不正解でもある。

 たしかにネットはつ

もっとみる

みえないものの価値はみえないだけ

 あなたのなかには目に見えない素晴らしいものがある。

 サロンやnote、ネットビジネスの界隈で、彼らは君を勧誘するためにこんなことを言う。それはある意味ではあっている。

 ネットとリアルの世界では市場が多様にある。たとえばリアル世界でものを売る場合、頭に浮かぶのは古本屋や、古物商。一番有名なのだとブックオフだろう。
 ここでは元値600円から700円の文庫本が運が良ければ30円で売れる。
 

もっとみる