#3 『四季語り』
こんにちは、神山大志と申します。
noteで毎週末文章投稿をしています。
今日は私の四季に対する感覚をたらたらと書こうと思う。私は日本の四季しか体験をしたことがないので日本の四季についての感覚を書く。
どの季節が好き?って会話、相手の好みや感覚を
やんわりと知れる気がするから好きだな。
私は、夏生まれだが、四季の中では一番苦手。
まず海や川など広い深い水辺が怖い。そして嫌な虫が多い。肌が白いから焼けると赤くなるし痛い。アウトドアなどもそこまで経験がない。砂浜のビキニ女性にも(実際、目の前にいたらわからないが)そこまで興奮しない。
あ、でも女性のノースリーブの肩幅は好き。
あまり普段飲まない炭酸や酒が美味しく感じるのはいいとこ。クーラーに布団の気持ちよさもいい。夏は基本的に他の季節より好きじゃなく、誕生日が近いという潜在的なワクワク感で毎年どうにか乗り越えてる。
蚊に刺されを数えながら
君との会話を思い出す
恋の思い出 少しむず痒い
一番好きな季節は秋かもしれない。
正直夏以外は全部好きなのだが、秋のいいところはまず色のイメージが質素であるところ。気温も心地よい。「一人一人好きなように過ごしなさい」といわれてるような余裕さと優しさがある。
他の季節ほどの強要感がなく心が落ち着く気がする。
大きなイベントもそんなにないし。個に寄り添った季節に感じる。
春とは違う言葉にできない寂しさもあって個人的には私のための季節だと思う。美味しもの食って、気持ち良く疲れて、深呼吸して、成長して、好きな人に会って、脂肪を蓄えて、冬へ。
銀杏並樹 息を止めて
紅葉のようなかわいい手
深く唾を飲み込んで
きゅんな季節、冬。
暑いより寒い方が我慢できる。あと確実に冬のアイスが一番おいしい。チョコはもちろん。
私は単純なので冬の女性が一番うつくしく見える。マフラーでモコってなった後ろ髪とか、寒そうに縮こまる仕草とか、厚めのロングコートで柔らかくなる影とか、、どんどん出るけどとめておこう。
あと温泉も行きたくなる。湯気が喜んで踊ってる気がする。年越しのテレビが面白くなる感じも好き。正月の箱根駅伝は気付いたら全部見てることが多い。もち美味しい。冬ってデザートみたいな季節だな。
夜のコンビニ 一服
「ふ〜、私もたばこ〜」って
隣に白息 愛おしい君
花粉を感じたことがない私にとって春は快適な季節である。
好きな花がたくさん咲いて歩くのが楽しくなる。人の鼻をかむとことかいびきとか嫌いじゃない。心に根付いた終わりと始まりのイメージでドラマッチック感が凄まじい。しかし春のブランド感に力任せな歌詞や物語はそこまで好きじゃない。
春については沢山書けそうだが、今は、最近お茶に誘った素敵な女性が春生まれって知って、もうそのイメージ。
「どの季節が好き?」って会話だけで
コーヒー飲み干せそう
溶けきらなかった氷 取り残された無言
以上、四季語りでした。
それぞれの季節に色んな好み、感覚、情緒を抱きますね。何回も繰り返す四季、それでも新鮮な気持ちになるのはなぜだろう。そんな人間に憧れます。
今日はこのへんで、また来週。
神山大志
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