神山大志 Kamiyama Taishi

詩人で愛人で音楽家 | 毎週末文章投稿 | https://kamiyamataishi.com/

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    #19 『前夜、恋にて』

    派遣アルバイトの休憩中に1通のメールが届いた。     お久しぶり。元気にしてますか?   たまたまYouTubeで君の音楽を見つけて   歌ってるのもびっくりしたし   とても感動してしまって   それだけ伝えたくて連絡しました。   陰ながら応援してるね。頑張ってね。   私は、 恐怖すら感じる幸福感と疲労からくる嗚咽を抑え 仕事終わりにメールを返した。     とても久しぶり。うん、歌ってるのよ。   聞いてくれてありがとう。嬉しい。   てかそっちはもう社

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      • #SP 『今夜、恋にて』 という詩

          何年も思い続けた女性が目の前に現れた時、 私は、この湧き出る想いを止められなかった。 これまでラヴソングを歌ってきた理由も これまで愛の詩を綴ってきた原動力も 全てが、その女性だった。 何年ぶりかに再会をして、それを打ち明けたら 彼女は泣いてしまった。 嬉しくて泣いてしまったのか そんな自分が悲しくて泣いてしまったのか どうにもならない気持ちで泣いてしまったのか 彼女は真面目で優しくて美しく 私の生きている世界とは真逆の人間だった。 共にちゃんと将来を見据える

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        • #18 『リリース告知』

            もう桜が咲いてる頃でしょうか。 私は花粉症ではないし、 今年はあまり出歩くこともないし、 マスクで鼻と口を覆っている為か、 春を掬うのに苦戦しているところ。 ただただ生暖かい強風が 心の隙間を吹き抜ける今日この頃。   お待たせしました。   2021年4月28日(水)Synsavan (シンサヴァン)1st single 『今夜、恋にて』初音源リリース決定○    始動から1年、Synsavan初の音源リリースをいたします。 去年末から楽曲製作、レコー

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          • #17 『かずちゃん』

              物心がついた時から私は母方の祖母のことを 「かずちゃん」と呼んでいた。 先日、かずちゃんは天国に旅立った。 それはそれはとても綺麗な寝顔で、 触れた肌は艶やかだった。 思い返せば のほほんとした心地の良い記憶ばかり、、 私が住む場所、寝る場所を失った時 助けてくれたのはかずちゃんだった。 「話し相手ができてボケなくて済む」 なんて気を遣わせないようにだと思うが その優しさに救われた。 病気になるまで煙草を吸っていて 「たいちゃん、一服しよ」って 愛おしい誘いを

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            • #16 『ラヴホテル』

                FW ショートタイム MF 休憩 DF フリータイム GK 宿泊   どうも神山大志です。   今日のテーマは、、、 「ラヴホテル〜♡」  私はラヴホテルという空間、時間が好きである。 都内某ラヴホテルでバイトしちゃうくらい。 ラヴホが好きとかいうと、ふしだら、 はしたないと思う人がいるかもしれないが みんなスーツとか着て真面目を装ってるくせに エロいことは知っている。満室。 まあ私はエロい恥ずかしいと受け入れた上で 上品に愉しく語っていく。 言

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              • #15 『あすぺるがあ』

                実話を基にした私の転生能力の話。 【episode ①】-少年期- 『没頭すると孤独無響世界に転生』 「ピンポーン」 インターホンがなった。 母親に留守番を頼まれていた。 「ガチャガチャ」「ドンドン」 鍵を持って出なかったのか。 玄関を開けると、母親。 だけじゃない。 隣のおばさんも、警察も、、いる。 なぜか母親は血相をかいている。 「大丈夫、無事?」 「何回も呼んだのに出てこないから」 「何かあったのかと思ったわよ」 「寝ていたの?」 いや、ただ私は大好

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                • #14 『生活贅沢』

                    目を覚ましカーテンを開け煙草を吸う。 簡易的な朝ごはんを作り食べる。 ぼーっと、テレビのニュースを眺める。 今日やることを考える。 だいたい曜日でルーティン。 詩を書いたり。 曲作ったり。 バンドの作業したり。 もちろん何も浮かばない日もある。 一日で書ける詩もあれば 一週間かかっても書けない詩もある。 どちらが良いかという話ではない。 自分の納得の話である。 自分が納得したからといって 誰かが納得するとは限らない。 EVIS BEATS『いい

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                  • #13 『普通の幸せ』

                      私達は7人掛けの電車の座席で 1番と7番が埋まっている場合に 当たり前のように3番か5番に座る。 私は日々、普通に憧れている。 私は時々、普通がわからなくなる。 普通とは「多数派」のことなのだろうか 普通とは「平均値」のことなのだろうか 普通とは「つまらない」ことなのだろうか 普通とは「バランス」をとることなのだろうか これらは、なんとなく的を得ていない。 これは普通を揶揄するものの当て付けで 私が憧れている普通とは違う。 私は少し前まで自分のことを 普通だと思

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                    • #12 『言葉は心の額縁』

                        言葉というもの そのものはある意味、無機質で記号的で 私は、そこにあまり力を背負わせたくない 言葉は無力であればあるほど美しい。 と、私は思っている。 言葉を武器にすることも 言葉を薬にすることも きっと容易いことだが、性に合わない。 声とくっついて歌になったり 想いとくっついて手紙になったり 私の詩や歌詞が 言葉に何がくっついてできてるか? わかるでしょ? 愛。 ものすごく曖昧なことを言っているように 思うかもしれないが、それでいいのよ。 だってものすごく

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                      • #11 『終わりの2020』

                        お久しぶりの投稿。 2020年の晩夏から始めていた毎週末文章投稿だが 年末の忙しさを言い訳に約1ヶ月ぶりの投稿。 まあ自分の為であり好きで始めたことだから 今年も気ままに私の言葉を書いていくとする。 きっと見てくれている人がいる。   今日は、終わりの2020。 私がこの1ヶ月どんなことをしていたかを書いていく。 引っ越し 先日も書いたが年末に引っ越しをした。 最低限の荷物を持って我が秘密基地を作った。 音楽はもちろん詩集も作りたいし 引き続きブログじみたものを書

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                        • #10 『引っ越し』

                            どうも、神山です。 引っ越しをするんだけども 荷造りや手続きがめんどくさすぎる。 もともとプチホームレスだったり 転々としていた期間が多かったから きっと荷物は少ない方だが 事務的な作業が多すぎて大変。 今、休憩がてらにこれを書いてる。 今日は、友達の軽自動車に 所有物を全て詰め込んで 引っ越しがスタート。 てか全部詰め込めたの凄くない? 服も趣味も機材も少ないから ほぼ、何も持っていない人。 私は多くのものを 所有しているわけじゃないけど 所有できるほど

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                          • #9 『二日酔い』

                              赤らんだ頬が夜露で覚める頃には 二人、無口になって 暗黙の了解で遠回りしてる きっと思っていることは同じはずなのに 往生際の悪い僕ら 狭くなる歩幅に気づいてないふりして 無理してまで繋いでいて、はなさないで   こんばんは、神山大志と申します。 noteで毎週末文章投稿をしております。   只今、久方ぶりの二日酔い。 お酒は弱い方ではなかったはずだが 日頃から飲む習慣がなかったり 人と飲む機会が減ったりして 着実に弱くなっている気がする。 踊れる音楽が鳴り響

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                            • #8 『Sweet November』

                                あの日の事を君は覚えているかい ひと時の思い出この胸突き刺さる 美しいままに枯れてく君を 見届けることもできないな   こんばんは、神山大志と申します。 気がつけば11月。 私は久々にラヴミーズの『Sweet November』を 口遊んでいる。   いやあ、一気に肌寒くなってきて、 冬の空気を感じる。 私の心から消えることない寂しさを よりいっそう掻き立てられる。 悪くない。   そういえば、先日髪を黒く染めた。 去年末、初めて金髪になった私だが 似合

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                              • #7 『ちょっと一息』

                                なんでだろうか時間に追われている気がする。波を追い越そうと生き急いで追い越した波にさらわれるような感覚。時間という概念に支配され始めたのはいつからだろうか。私は私の速度で息をしていたはずだ。なんでもない時間が贅沢だったりするが、なんでもない時間を作るために時間を削らなくてはいけない矛盾。 ちょっと一息、つこう。 こんにちは、神山大志と申します。 noteにて毎週末文章投稿をしております。 最近、私は低空飛行で制作や作業に追われているが、 そんな中、一息つくときに嗜む最近

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                                • #6 『ゆめうつつ』

                                  もう二度と会えないあなたを抱き寄せた時、なんとなくここが夢だと悟った。向こうの世界で鳴っている音が少しずつ鮮明に聞こえてくる。ここで覚めたら永遠のお別れ。私は必死にあなたを離さないように抱き寄せて音から遠ざかった。せめて最後までいかせてと。だけどどんなに抱きしめても足りなかった。駄々をこねる心を引きずって泣きながら音のなる方へ這いつくばった。夢から抜けて疲れ果てたアラームを優しく止めてから私はしばらく動けなかった。大寝坊をかましていた。   こんにちは、神山大志と申します

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                                  • #5 『Smoke』

                                    私はいまだに煙草を吸うのだが、以前、愛し合っていた女性は煙草が嫌いで私が吸っているのを見ていつも「やーや」と言っていた。最低限の気は使っていたがそれでも「やーや」と連呼するものだから、その子が好んで飲んでたほうじ茶を指差して「それも葉っぱ熱して作ってるからほぼ同じだよ」って傲慢すぎる自論を披露した結果、5分くらい口を聞いてもらえなかった。 その間に私は一服をした。   こんにちは、神山大志と申します。 毎週末文章投稿をしています。   私は今年の春に、 Synsav

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