- 運営しているクリエイター
2020年8月の記事一覧
数字を無視し、統計や確率を考えない感情的な議論は、自らを破滅に追い込む道
テレビの画面などでよくやられる手なのだが、グラフの軸を変えたり、使用するデータの範囲を変えて印象操作をする事がある。
データの軸の取り方によっては、印象が異なるのだ。
先日も韓国のウイルス感染者数のグラフが、自分たちに都合の悪いデータだけを省いて、さも減っているかのように印象操作をしていたが、そこまでやらなくても、Y軸を0から始めないで途中から始める事で全然異なる印象を与える事ができる。
こ
フレーミングとアンカリング 交渉の要諦
フレーミングと、アンカリングという言葉をご存知の方は、ディベートの達人かもしれない。
フレーミングとはあらかじめ議論の内容に型をはめることであり、一定の視点、視野に相手をはめ込むことを言う。例えば、「本日の議題はこのデータ分析する事です。データの期間は、直近の3年間です。」と言うようなものである。
アンカリングはこちらのスタンスを示すことで、交渉を有利にする手法の一つだ。北朝鮮の瀬戸際外交などは
「ラプラスの魔」 因果律決定論の誤謬
ピエール=シモン・ラプラスという大天才が昔いました。
彼はニュートン古典力学を駆使して、現在の宇宙力学や天文学、確率論の整理を行い、基礎を築いたことでも知られています。ロンドンの王立協会会員という、18世紀から19世紀初頭にかけての最高の頭脳を集めた集団の一員でもあります。
ラプラス方程式や、ベイズ分布の基礎を確立するなど、彼の功績無くしては現代数学や物理学、統計学は語れないと言っても過言ではあり
お札(神社のお札と、霊符)のこと
人間弱いです。
ですから直ぐに困った時の神頼み。「神仏」に祈願する。
困った時にしかこない人間というものの身勝手さに、神様も仏様も苦笑していることでしょう。
そこで、正月や受験シーズンになると急にわらわらと人間が来て、お札やらお布施やらと少額の金品で大きな事をお願いに来るという、誠に身勝手で迷惑千万な事態になるわけです。
それでそういう時に人はよくお札というものを買っていきます。
そのお札はあ
アメリカーナにアメリカとは何かを見る。
”アメリカーナ”という言葉を出して、反応する方はよほど音楽がお好きな方かと思います。
私はいわゆるカントリーミュージックなども大好きです。
その中でも、Jonny Cashが特に好きです。
I won’t back down! Jonny Cash ←(YouTubeにリンクされています)
曲自体はトム・ペティの曲なのですが、私は、Jonny Cashの歌う方が好きです。この曲にアメリカ人
「睡眠不足は、良い仕事の敵だ。」
「それに美容にもよくねぇ。」
はい。ご存知「紅の豚」です。
でもねぇ。私のように人生完全に折り折り返していると思うのですよ。
「睡眠不足は、良い仕事の敵だ。」って。
20代は良かったですよ。
別に38度の熱があっても、2日間徹夜で卒業論文書きました。
書き終わって、大学院の応募窓口に出しました。
熱は平熱に下がっていました。
でもねぇ。40過ぎた頃、ちょっとめんどくさい案件で徹夜したのです
その場凌ぎをするな!
前回からの続きです。
未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。
信念を必要とする。その場しのぎの仕事に
身をまかせていたのでは未来はつくれない。(P.F.ドラッカー)
キッツイですよねー!
日頃やるべきことを放置すると、すぐにこの「その場凌ぎ」になります。
これは私が身をもって何度も痛い目に遭っているので、確実です。
「その場凌ぎ」は次々と問題を起こします。
「その場凌ぎ」を
結局、私達はどのような存在か?
カール・マルクス/フリードリヒ・エンゲルス著「ドイツイデオロギー」によると、「彼らがなんであるかは、彼らの生産と、すなわちかれらが何を生産するのか、また、いかに生産するのかと一致する。したがって、諸個人が何であるかは、かれらの生産の物質的諸条件に依存する。」
頭の良い人たちの書き方は難しいです。
もう少し噛み砕いていうと、「私が何であるかは、私が何を生産するのか、どの様に生産するのかと同じであ