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ローカルもグローバルもなくなる-サンゾウの進むべき方向-

“サンゾウって結局何をやっていくの?”について、今回は書こうと思います。初めてお会いした人に、事業説明で詳細を説明するのも良いけれど、MTGの効率化を考えて、このnoteを事前に読んでいただけるようにできると良いなと考えてます。(ご協力ありがとうございます)

ミッションは拡大するためには必須の話

概念的な話が大半かもしれないけど、同じ方向に向かって走ることを考えると、その概念こそが重要と言えるので、今回のnoteでしっかりと説明をしたいと考えています。

会社全体のビジョンやミッション、さらには今回詳細を書いていく事業ミッションがしっかりしていないと、メンバーが増えるにつれて同じ方向に走れずに混乱しやすくなります。やはり前職のカプセルジャパンでの経験として組織も売上も拡大して120名までになる時には、組織の背骨になったのはミッションでした。そのため、サンゾウもメンバーが増えていきクライアントも増えていく中で、現状の事業ミッションを整理しました。

サンゾウ写真_会議

前提として、事業は変化して良いもの

前提としては、事業に関しては、時流に合わせて変化していき、増えたり撤退したりしていけば良いと考えています。

僕はカプセルジャパンを退職して新潟で起業することは、人生の流れとでも言えば良いのかわからないけど、本当に1mmも迷いませんでした。そして、退路を立っていくために、新潟で起業すると宣言していきました。

宣言すれば“何やるの?”と必ず聞かれてきました。その度に僕は「まだ決まってない、考え中」と正直に答えていました。本当に大丈なのかと心配してくれる人が大半なのだけど、誤解を恐れずに言えば、僕はみんな分かってないなーと毎回思ってきました(もちろん中には、補足すれば理解してくれる人たちもいるわけですが)

今の時代は、言うまでも無いけれど、変化のスピードが本当に早くなっている。その上で、当時は新潟では無く、まだ台湾に住んでいる中で、事業に関しては、これをやると決める方がリスクであり、ニーズを探ってから決めれば良いと思っていました。

実際にあるデータでも、スタートアップが撤退する一番の理由は、キャッシュが無くなる以上にニーズがなかったからという調査結果も出ているほどで、これを見た時には、起業することは決めても、何をやるかは新潟で決めれば良いのだと確信しました。突き進みながら考えれば良いのだと。

スタートアップが失敗する理由

ローカル⇄グローバル

そして今年に入り、新潟に移住。コロナの影響による14日間の隔離、その後には、役所関連の事務手続きや娘の入園手続きなど、一つずつdoneさせながら、3月3日に会社を設立。設立後には、新潟で多くの人にお会いさせていただきました。結果的に下記のように事業ミッションを決めました。サービス名は、別途noteに書いていきますが、これがサンゾウとしての初めての事業となります。

ローカルをグローバルに。
グローバルをローカルに。
-WEBページ制作から海外展開まで二人三脚でとことん付き合います-

未来は、ローカルなんていうものは無くなり、すべてグローバルになる。グローバルというものは無くなり、すべてローカルになる ローカルもグローバルも無くなり、すべては都市になる。表現は色々あれど、僕はこのように考えています。実際に今でもすでにこういうことを理解して実践できてる人はいて、今後もっともっと広がっていくと思う。

コロナで、従来以上に、間違いなく場所は関係なくなりました。もちろん今まで通りそれぞれの場所で、個性的な文化や観光地はあれど、後述する情報格差などのようなマイナス面は全て改善されてなくなっていくのだと思う。

また、グローバルはローカルにというのは、グローバルが衰退するという意味ではなく、例えば以前にnoteでも書いたように、中国では粗悪品ではなく、ブランドが立ち上がってきてます。良いもので安いものが増えてきており、それは中国でなくても世界どこでも購入できるようになっていくだろうし、海外の法人も個人も日本など他国に進出しやすくもなっていく。そうやって、人はいたい場所にいれるようになるし、自分の世界の範囲もちょっとしたアクションだけで広がりやすくなっていくでしょう。ただそのためには、時代に合わせて変化していくことがやはり必要になると考えられます。

新潟で多くの人たちと出会って見えてきたこと

日が浅くまだまだお会いしたいけど会えてない方の数が多いのはもちろんですが、設立後に新潟の多くの方々にお時間をいただきお会いさせていただきました。ストレートに言えば県民性の一つとして、新潟の人は排他的です。これは外にいた自分だからこそ十分感じるわけですが、快く会ってくれる方が多く、そして話を聞いていただきました。経営者、求職者、異業種な人etc。

ぼんやりと分かってはいたものの、はっきりと見えてきたものは、①情報格差、②マーケティング人材不足、③ローカルでの生き方からくる体験や経験不足

①情報格差

ローカルでは非常に情報格差があります。もちろん100%ではなく、情報に乏しい人の割合が多いという意味です。

最新のテクノロジーやツールを知らないし、知っていても利用するアクションまではいかない。ローカルは、特に高齢化もしてるのだけれど、若い世代にも情報格差がある。以前に動画でもトークしたように新しいことを取り入れるのは簡単ではなく、一言で言えば老化であり、変化することは難しくなってくる。WEBを普段から使っている人でも、新しいテクノロジーをキャッチアップし続けるのは難しい時代だけど、ローカルは随分と情報のキャッチアップが遅い。つまりは、新しいテクノロジーやツールを利用しないのは、損をしているということ。もっと簡単に、もっとシンプルに、もっと効率的に時代は歩けるようになっているだから。

②マーケティング人材不足

そもそもマーケティングってなんやねんって思う人もいるはず。カタカナ的な抵抗感やしっかり理解できない的な。

マーケティング、つまりは売り方を知らない。(とりあえずはこう定義しよう)良い物を作れば売れるよねという考え方は決して間違っているとは言えないけど、テクニック的な分野になるマーケティングを、理解して実践することで、もっと世の中にその良いものをリーチできる。それが以前なら、看板出して、新聞広告だしてぐらいだっただろうけど、今ではものすごい手法が増えてる。

そりゃマーケティングという職種の重要性も増すわけで、でも今までは東京だったりの都市からそういう人たちは生まれて存在してきたのだ。今後はローカルにこそ、マーケティング人材が必要であり重要になってくる。日本の市場は小さくなり、その上、海外からの良い物も入ってくるのだから、良いものを作れば売れる時代はすでに終わっている。

③ローカルでの生き方からくる体験や経験不足

中学校の頃から仲間と年に数回集まって旅行に行ったりBBQしたり飲み会したりし続けている。僕以外は、みんなが新潟に残っている。車を買って、結婚して、家を買って、子供が産まれてということがローカルの平均的な生き方だ。僕が今まであまり意識してこなかったことは、仕事面。ずっと同じ職場なのだ。僕からするとすごく不思議な世界と思ってしまうほどイメージができない。でもこれもローカルのリアル。

今サンゾウを手伝ってくれてる“モリ”は、新卒で入社した会社を15年間勤めてきた。立派で、真面目。ただ、今後はさらに役職が上がれば、むしろ給料が減ったり、特にスキルが増えることもなく、今後はリストラが急に始まる可能性だって無くはない。すでに、肌感覚でいわゆる従来の安定こそが、不安定だということが分かっている。そして、刺激もないし、新しいチャレンジを決めきれならい自分に対してももどかしい。

これを聞いた時に、本当リアルだなーと感じた。今では、サブのサンゾウメンバーとしてスキルアップしたりと手伝ってくれている。もちろん経営者として、誰かに何かを教えることもコストなわけだけど、会社ミッションである“サンゾウに関わる全ての人をエンパワーメントする”を地でいくので、熱い気持ちをもって変化をしたい人はほっとけない。

モリは今の会社を辞めたいと言うよりも、新しい体験や経験を求めているのだ。僕からすれば、誤解を恐れずに言うなら、そりゃ日々ルーティンワークではつまらないだろうしね。仕事は自己実現の場だと思う。

このように、ローカルでは20年間、いやそれ以上に、同じ会社なんていう人が多い。むしろ一般的。否定をするつもりもない。でも年功序列の仕組みは残ってるけど、給料は上がらないし、逆に不安定さを感じていたり。

変化は大変だけど一緒に未来へ行きませんか

今までも、確かにインターネットやテクノロジーで世界の距離は近くなってきた。でも、今後はもっともっと近くなるだろう。Z世代のようなオンラインとオフラインの両方の良さを知っている世代が成人になれば尚更に、ローカルとかグローバルとか境界線は無くなっていく。さらには、5Gや6Gが進めばさらに変化は加速するはずだ。国境なんて気にしならなくなるし、言語も気にならなくなる。そのような世界へリードするのが、サンゾウだ。未来リーディングカンパニー株式会社サンゾウとして出来る限りのことをやっていく。

未来と言えば、AIやロボット事業を発想する人も多いだろうけど、今のローカルに必要な未来は、場合によっては、HP制作が必要なところからのスタートだったり、DXだったり、海外展開だったりもする。どこからでも良くて、未来を歩もうとしているかが大切だと僕は考えている。

サンゾウ写真_風景2

宣伝します

上記に書いたように、新潟というローカルにいるとグローバルとは情報格差があり、まだまだHP制作で苦労されたり多額で制作している会社が多くあります。サンゾウは、情報格差を無くして、格安でWEBページ制作をお手伝いしております。

その他にも売上を伸ばしたい、マーケティングしたい、ブランディングしたい、広告のプランニングをしたい、海外進出したいなどなど、二人三脚でとことんお付き合いしますので、ぜひお気軽にお声がけくだい。

少しでも良いと思っていただいたらハートマークをいただけると嬉しいです。
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亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
株式会社サンゾウ 代表取締役社長
新潟で株式会社サンゾウを創業して、地方発ベンチャー企業として日々拡大中。元CAPSULE Inc.取締役。上海、台湾在住歴あり。中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関しても発信中。

株式会社サンゾウは【ローカルをグローバルに。グローバルをローカルに。-WEBページ制作から海外展開まで二人三脚でとことん付き合います-】を事業ミッションとした“サンゾウP”などを展開中の企業。地方×中華圏

Twitter→https://twitter.com/kamegai_sanzo

YouTubeもやってます。今後は新潟関連の動画も制作していくので、協力していただける企業を募集中です。


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