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45歳からの再生〜学び直しは生き直し①

2022年は私にとって今後の人生を左右する大きな決意の年となりました。在宅で暮らす高齢者のケアマネージャーとして約7年間勤めた会社を退社し、新しい生き方を求めて一歩を踏み出しました。このnoteを書き始めたのもこのことがきっかけです。

これからの歩みをドキュメンタリーフィルムのように記していくことで、もしこの先に同じような気持ちで将来に悩んだり、あるいは思い切って新しい一歩を踏み出したいけれどなかなか勇気が出ない、そんな方がいた時に少しの追い風になれないか。自分らしい人生を生き抜くための、ちょっとしたヒントを残せないか、そんな風に思って書き始めました。

さて、そんな壮大な気持ちを持って始めたnoteでありましたが、ここしばらくは旅の日記やリフレッシュの過ごし方についての記事しか書けていなかったので、いよいよ年末が差し迫った今日は、退職からこれまでの具体的な歩みを振り返り、最初の中間報告を記したいと思います。退職までの経緯や気持ちなどは以前の記事に残しておりますのでまだの方はリンクをご覧ください。よかったら最後までお付き合いくださいね。


1.退職日の設定

ご存知の通り退職をすればこれまでもらっていたお給料は貰えなくなります。つまり無収入となるわけですが、当然生活はその後も続いていくわけですからお金はかかります。次の仕事が決まり最初のお給料を頂くまではマイナスが続いていくイメージです。次の仕事が決まっていない状況での離職は、常に経済的なプレッシャーと背中合わせになるので、退職に踏み切る前にその後の生活の充分な想定余裕を持った退職日の設定が必要となります。

私は前職が在宅高齢者のケアマネージャーというお仕事でしたから、クライアントさんやクライアントさんのご家族、関係事業所、会社や上司・同僚などにも多大な影響を与えるリスキーな退職となります。ですので9/30の退職日を迎えるにあたって、充分な引き継ぎ期間を設けるため半年以上前の3/8に上司に申し出を行いました。民法では原則、退職日の2週間前までに申し出るようになっているそうですが、それぞれの仕事の内容や職場の状況も踏まえた調整が大切だと思います。

2.失業の認定手続き

離職から再就職するまでの期間、雇用保険を使って失業の給付を受ける場合には、まず失業の認定を受けるための手続きが必要となります。退職の手続きを終えて前職の会社から離職票が届いた10/14に管轄のハローワークに伺い申請手続きを行いました。この申請のタイミングが遅くなれば給付が開始となる日もその分だけ後にズレてしまいます。

給付を受けることが可能かどうか、また開始のタイミングはいつからになるのかはこの申請を行い資格決定となると具体的に教えて頂けます。退職の理由や雇用保険に加入していた期間などによって異なりますので、退職の前に調べておくと心構えができて良いかもしれません。


3.給付の開始・受給までの日程の目安

私の場合は申請を行った10/14が資格決定日となりますが、この日から7日間は「待機期間」となります。そして退職の理由が自己都合退職であるため、この7日間の待機期間が満了した翌日の10/21から12/20までの2ヶ月間は「給付制限期間」となります。ですので給付の開始は12/21からの予定となりました。実際に自身の口座に振り込まれる予定となると1/13頃となるそうです。これは退職日から数えて約3ヶ月半後に最初の給付が受け取れるということになります。こうして具体的にみていくと思っている以上に時間がかかると思いませんか?

4.再就職への学び直しへ

これから1日でも早く次の職場を見つけて再就職を実現させていきたところですが、今回は異業種へのチャレンジとなるためそう簡単にはいきません。そこで10/14にハローワークの窓口にて学び直しも含めた相談を行いました。そこで職業訓練求職者支援訓練(ハロートレーニング)の説明を受け各機関で学べる内容が記載されたパンフレットを頂きました。

その中で、私がこれから就職したいと考えている分野で身につけたい内容が合致する機関を探しました。前々からそういった機関での講習の受講を検討しておりましたが、多くの機関がある中でベストを探し出すのが難しく、また費用もかなりの高額となるため決めかねていた状況でした。幸い頂いたパンフレットの中に私の希望と合致する機関があったので、見学会に参加してみることにしました。

10/24に見学会に参加し、そこで学べる内容などの説明を受けました。なるべく早く自己学習では難しい専門分野についての学び直しを開始したい思いがあったので、申し込みを行うことに決めました。ハローワークを通しての申し込みとなるため再度ハローワークの窓口にて、今後の希望を申し伝え所定の申込用紙を受け取りました。

5.求職者支援訓練(ハロートレーニング)の申し込み

申し込みに際して記載する内容は一般的な個人情報・職業歴に加えて、今後の想定している職種やなぜこの訓練に参加し今後の仕事にどう活かしていきたいのかについての記載が必要でした。特にその志望動機の部分については、ハローワークでも訓練先の機関でもしっかりと見られますので、頭の中を整理し丁寧に記載すると良いと思います。それからハローワークを通して何かを受ける時など、頻繁に4cm×3cm等の証明写真が必要となりますので、用意してあると都度撮影に出かける手間が省けるので良いと思います。

書類の準備が出来たら再度ハローワークの窓口に行き、確認を頂き許可を得た上で
実施機関への正式な申し込みを11/11に行いました。そして11/24に訓練に参加するための選考のための面接を受ける予定となりました。



今日はここまで2022年の10月から11月半ばまでの細かな振り返りを行ってきましたが、まだまだ長くなりそうですので、ここまでで一区切りとしたいと思います。この記事はシリーズとして時間をつくって記していきたいと考えております。今後同じような気持ちで新しいチャレンジをしようとする方に役立つように、丁寧に書いていきたいと思いますので、よかったら続きも見に来てくださいね。

長い記事を読んでくださった皆さまどうもありがとうございました。今年も1年間お疲れ様でした。そして2023年が皆様にとって良い年でありますように!


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