架空奈良旅舎

架空奈良旅舎です。往来できない時期に奈良に思いを馳せたり、 これからまた旅を楽しめるよ…

架空奈良旅舎

架空奈良旅舎です。往来できない時期に奈良に思いを馳せたり、 これからまた旅を楽しめるようになったときのための予習に。 奈良のしおりを販売したり、お土産を選んだり、編集者で選んだものを紹介する動画を配信します。 http://note.com/asamiikoma

マガジン

  • 奈良の宿がすき

    奈良の宿がすきなんですよね。奈良の宿のこと伝えるマガジン。

  • 開け、奈良【倉橋みどりエッセイ】

    俳人としても活躍する編集者で文筆家の倉橋みどりさんが贈るショートエッセイ。 奈良で詠まれた一句、奈良を詠んだ一句から、奈良の歴史へ人へと思いをめぐらせます。

  • 奈良編集者の小部屋

    奈良の編集者による、奈良のおみやげ物をはじめ、奈良の様々なもの、オス勧めのものを紹介する動画です。

  • オンラインことのまあかり8月号(基本無料です)

    8月号は基本無料です。

  • オンラインことのまあかり7月号

    ・現在の奈良のこと ・お店のこと、運営のこと、スタッフのこと ・奈良のキーパーソン等にインタビューした記事 ・これまで取材をしたり、案内、講座などをした際のこぼれ話 ・飛鳥時代や奈良時代のこと ・イベント企画立案、実行までのこと などなど。あまり表に書いてないことも書きます。

最近の記事

気持ちを静めてくれた宿 神湯荘

上湯温泉は奈良県で一番南にある温泉…?という表現でいいのかな。日本一広い村、源泉かけ流し宣言をして、四つの温泉地がある十津川村の中でも一番和歌山寄りの温泉地です。今回「いまなら」とGOTO併用で行ってきました。 以前上湯温泉の日帰り入浴をしたことはありますが、泉質がとにかく素晴らしい…!県内の日帰り温泉関係はほぼ(多分)行ってるほうですが、生駒あさみ調べで県内1位か2位くらいの泉質です。温度は高いんですが、お肌のつるつるしっとり感がほんとに素晴らしい。保湿大事。 ちなみに上

    • あたらしやさんで社員旅行した。洞川は最高。

      社員旅行という響きに憧れてたので、「いまなら」が決まってすぐにみんなで旅行いこう!と言ったのでした。(ちなみに厳密には社員ではないのですが)どこに~となって、洞川。今回はあたらしやさん。(そう、古白さんが修行していた宿です) 申し遅れましたが、私は天川村洞川が大好きな人です。2010年の天平祭の時にあまりに人が増えた奈良県北部からちょっと足を延ばして洞川にはじめて泊まりました。この時に、もうここ好き!ってなってしまって、2014年に奈良に引っ越してくるまで、毎月毎月通いまし

      • 古白さんではいつも濃い話。(すき焼き食べながら)

        古白のオーナー、境さんは大学卒業後に洞川のあたらしやさんで2年ほど働き、ゲストハウスを開業した方です。洞川にいる間に修験道の行者さんになり、ならまちに物件を見つけて開業した方です。(そのあたりは拙書「洞川の本」でもインタビューさせていただいています。)2014年頃かな?に私がフルコトで店番をしている日にお会いしたのがはじめて。その時は物件探してる話をききました。物件みつけてならまちでゲストハウスを開業して、すき焼きをはじめたり、今は食堂も。 会うたびに色々なことを初めたり、

        • 平城宮に一番近い宿 かんぽの湯

          かんぽの宿は日本郵政株式会社が運営する旅館・ホテル。日本中あちこちにあります。奈良には奈良市と平群にあって、今回泊まったのは奈良市のかんぽの湯です。ここは何があれってですね… 平城宮跡に一番近い宿!じゃないですかね!?ということでずーっとずーっとずーーーーーっと!泊まってみたかったのでした。温泉は日帰り入浴も可能でなので来たことがあったのですが泊ったことはなかったので。 というわけでまたもや仕事を抱えつつチェックイン。平城宮の門といえば朱雀門という門をご存じかと思いますが

        気持ちを静めてくれた宿 神湯荘

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        • 奈良の宿がすき
          10本
        • 開け、奈良【倉橋みどりエッセイ】
          14本
        • 奈良編集者の小部屋
          16本
        • オンラインことのまあかり8月号(基本無料です)
          2本
        • オンラインことのまあかり7月号
          4本
          ¥580
        • オンラインことのまあかり6月号
          5本
          ¥580

        記事

          奈良ホテルという体験

          奈良ホテルに初めて泊まった日は2005年の誕生日でした。 実は、前日にははじめての三輪山登拝をしました。その後奈良までの移動中に当時使っていたデジカメを紛失してしまったようです。どこで落としたか全くわからず、フロントにも届いてないか聞いたり、警察にいったり(誕生日に遺失物届を出す)。 私の誕生日は春日大社の中元万燈籠、燈花会最終日、翌日が東大寺の万灯供養会の日なのです。こんな日なので、部屋代はいつもよりやはりお高めな価格設定です。なので、カメラなくしてへこみまくってる場合

          奈良ホテルという体験

          【開け、奈良~一句から始まる奈良めぐり~】第十四句 秋雨や

          俳人としても活躍する編集者で文筆家の倉橋みどりが贈るショートエッセイ。 奈良で詠まれた一句、奈良を詠んだ一句から、奈良の歴史へ人へと思いをめぐらせます。  ある会で柳澤さんという女性と出会った。聞けば、柳澤家のご当主夫人だという。奈良で柳澤といえば郡山のお殿様である。さっそくお口添えいただき、柳澤家の菩提寺である永慶寺を拝観させていただいた。そのとき、庭で見つけたのが、高濱虚子の句碑だった。刻まれているのは次の句である。  秋雨や車なければ歩くまで     高濱虚子(18

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          【開け、奈良~一句から始まる奈良めぐり~】第十四句 秋…

          祈りの回廊2020 秋冬版の編集・ディレクションしました。

          ココトソコノ制作室で編集ディレクション担当させていただきました。 今回は、疫病平癒、SNSで発信されている社寺の方々、石めぐりと 3つの特集の企画と、特別講話を担当しました。 4月から「ならら」で古代の疫病について2号書いたし、やまとびとさんで疫病の講座したし、奈良と疫病、古代の疫病のことばっかり考えいる。奈良時代までの疫病の歴史について結構そこそこわりと詳しくなってしまった。 取材でも疫病平癒に関わる社寺や、古代の疫病については奈文研の神野先生にも取材させていただきま

          祈りの回廊2020 秋冬版の編集・ディレクションしました。

          つながりを感じられる宿、旅館松前さん

          旅館松前さん。というと、豪華なお夕飯付きの宿というイメージがありました。奈良に通っていた間、泊ることを選んだことがなかったのは、夜の予定がわからないのと予算の都合上、夕飯は外で食べることが多かったからです。 今は素泊まりと朝食の宿になってますが、わたしが奈良に通っていたときには上記の理由により泊まったことがなかったのです。なので今回初めて。こちらも奈良県のキャンペーン、「いまなら」を使いました。 この日も仕事をしながらの滞在でした。旅してた頃はこの近くの「おんどり」とか「蔵

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          編集者の小部屋 Vol.16 ゲスト旅館松前 柳井尚美さん(1回目)

          お待たせしましたー! 編集者の小部屋、ゲスト編3人目は「旅館松前」柳井尚美さんです! 松前さんの前身の話、尚美さんの経歴などなど改めて教えて頂きましたー!!! 意外な話も色々お聞きできました!!全5回の予定です!

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          適温の宿 むさし野さん

          奈良県の「いまなら。」キャンペーンで、奈良県内の宿に泊まりに行ったことを書いていこうと思います。 9月の1週目、若草山麓 古都の宿 むさし野さんに宿泊させていただきました。 この日わたしは直前まで県庁で打ち合わせをしていて、帰りに偶然知事のお帰り姿に遭遇し、あー知事ってこうやって帰るのかー…と眺めた後にむさし野さんに向かったのでした。宿で仕事をするつもりでいたし、まだ頭が仕事モード。 ~と思いながら、車で数珀メートル若草山を登っていくと、気持ちがに旅気分になってきていまし

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          【開け、奈良~一句から始まる奈良めぐり~】第十三句 水の秋

          俳人としても活躍する編集者で文筆家の倉橋みどりが贈るショートエッセイ。 奈良で詠まれた一句、奈良を詠んだ一句から、奈良の歴史へ人へと思いをめぐらせます。 第十三句 水の秋 深吉野の草木すこやか水の秋  茨木 和生 (1939/昭和14年~)  この句の季語は「水の秋」。 大好きな季語のひとつだが、日常ではほとんど使うことのない言葉だと思う。残暑が収まり、秋が深まっていくにつれ、空気も水も澄んでくる。だから、「秋の水」という季語には、ひんやりと透き通ったニュアンスがあって

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          【開け、奈良~一句から始まる奈良めぐり~】第十二句  西の京の満月

          俳人としても活躍する編集者で文筆家の倉橋みどりが贈るショートエッセイ。 奈良で詠まれた一句、奈良を詠んだ一句から、奈良の歴史へ人へと思いをめぐらせます。 第十二句) 西の京の満月  もうそろそろ上野さち子先生のことを書いておかなくてはいけない、と思う。私が俳句と出合うことができたのは、先生のおかげなのだから。  県立山口女子大学国文学科。片田舎の小さな大学に入学してすぐの授業で、上野先生――いや、いつもそう呼んでいたように、さち子先生と呼ぶことにしよう――が、ある一句を黒

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          今年の天平祭(夏)

          プロジェクションマッピングかああ… 今の時期そういう感じになるか~~~ というのが今回の天平祭の内容を聞いたときの反応でした。 昨日しか行ける日がなかったので雨予報でしたがちょっと見てみようかな~という軽い気持ちで出かけました。 百聞は一見に如かず。とてもよかったのです。 朱雀門ひろばは広いため、駐車場満車でそこそこ人が来ていても密にならないし、4つの地面へのマッピングが鮮やかできれい。そこで小さい子が楽しそうに遊んでたり。暗い場所で明るいプロジェクションマッピングが浮

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          【開け、奈良~一句から始まる奈良めぐり~】第十一句 月の奈良ホテル

          俳人としても活躍する編集者で文筆家の倉橋みどりが贈るショートエッセイ。 奈良で詠まれた一句、奈良を詠んだ一句から、奈良の歴史へ人へと思いをめぐらせます。 第十一句 月の奈良ホテル  奈良ホテルは不思議な場所だ。奈良を代表する場所なのに、いつも奈良に居るのではないような気持ちにさせられる。取材で、あるいは人と会うために、何度訪れても、それは変わらない。 階少し軋むも月の奈良ホテル  水田むつみ(1942/昭和17年~)  奈良ホテルを詠んだ秋の句はないかと探してみると、

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          奈良編集者の小部屋 Vol.15 ゲスト 奈良倶楽部 谷規佐子さん(5回目)

          谷さんゲスト回最終回です。 今後の奈良倶楽部さんのこと、今後の旅行などについてお話しています。

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          奈良編集者の小部屋 Vol.14 ゲスト 奈良倶楽部 谷規佐子さん(4回目)

          な、なんと!谷さん15歳のときの同級生との旅のノートが見つかりまして!それについてお話しております! そして「私の旅の思い出」についても。谷さんが感動した旅のこと、教えて頂きましたー!!

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