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世界はすべてバラエティになる

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cakesで連載の「世界はすべてバラエティになる」12回よりこちらでやっています。基本無料、ときどき有料です。 「どんどん世界は多様化(Variety)する」という意味と願望と… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

第187段「しがらみ的不可能性からの脱却」

第187段「しがらみ的不可能性からの脱却」

夏はみんなで働かない方が、むしろ効率がいいのでは無いだろうか?
そもそも暑くてやる気がしないし。。。とかサラリーマンの時は思ってた。
今はサラリーマンじゃないから、もう暑くてやる気がない時は働かないにしようってのを実践しよう。
「これ、どうなりました?」
「暑いのでやってません」的な。

ていうか、もう暑い1ヶ月は働かないと腹を括って、1年は11ヶ月しか無いんだと経済的にも割り切って、その間の

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第186段「衆愚とポピュリズム」

第186段「衆愚とポピュリズム」

テレビと言えば、
TBSのNスタ見てたら、オープニングは赤坂サカスから酷暑ですねーって着ぐるみが中継楽しくやってて、続いてのニュースがひらパーの着ぐるみで亡くなった方のニュースって、どういう神経してるんだろう?
番組の演出と世間が繋がってるという意識が無いんだろうな。
この無意識が今のテレビの最大の問題点。
この演出をサブで見ているプロデューサーやディレクターとかのテレビスタッフたちや局内で涼しい

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第185段「正しいことを正しく伝えること」

第185段「正しいことを正しく伝えること」

結局そのことの是非より人は自分が信じてるそのことを陵辱されたときに一番不快さや怒りを感じる。
だから仮にその指摘が正しいとしてもそれを信じてる人を不信にさせるような言い方は避けるべきなのだ。
それを侵してまで汚い言葉で指摘することには結果事態をそのことの是非以上に異常にさせてしまう。

だから、正しいことを言ってるんだからいいでしょ!じゃないんだ。
その人が感じてる正しいことが本当に正しいことか

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第184段「小さいことからコツコツと」

第184段「小さいことからコツコツと」

結局のところ、芸能界とかマスコミとか会社とかがSNSに対応出来てないんだろうな。
それがいろんな歪みを生じさせてる。
SNSに対応するよう芸能界とかマスコミとか会社とかが変われるか?
or
芸能界とかマスコミとか会社とかがSNSに取って代わられるか?
→なんか後者を予想。解体からの再編かと。

多分、人を束ねることや組織化することやマネジメントすることの意味が抜本的に変わってきてるのに、場当たり

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第183段「世界は戻らない」

第183段「世界は戻らない」

2016年1月18日の会見で、隠れていたいろんなことがあぶり出された。
今日の2019年7月20日の会見で、また隠れていたいろんなことがあぶり出された。
今まで薄々そうだと思ってた気持ち悪いところが表面化した。
一度それに気づいてしまったら世界はもう戻れない。
ならば新しい世界を皆で目指した方がいい。

組織と個人の関係って色々複雑だ。
でもその組織の志向は個人の思考の集合体でもある。
その組

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第182段「闘争から党争からの逃走」

第182段「闘争から党争からの逃走」

縛られるの嫌だなあ。
すごく嫌だ。
自分の人生を思い返すと、縛られることからの闘争から党争から逃走…って感じで遷移してることに気づく。
20代は縛る組織や社会と“闘争”してた。
30代はプロデューサーになって会社作って皆で徒党で“党争”してた。
40代は会社辞めて、今“逃走”し続けてる。

敬愛するいとうせいこうさんも『オトナの!』で言ってた。
「自分を追いかけるものから逃走し続ける」と。

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オリラジ中田敦彦さんに推薦コメントいただきました!
「この本のおかげで僕の思考力は次のステージへ上がった。」

KADOKAWAより角田陽一郎著
『人生が変わるすごい「地理」 【学問】の力で働き方と生き方の【答え】が出る!』

7月末発売です!よろしくお願いします。

第181段「圧力社会」

第181段「圧力社会」

よく「事実はない」って否定するけどそうはっきり否定しちゃっていいのだろうか。
正確には(今のところ)「証拠はない」ってだけで、当事者がそう感じてたらそれは「事実はないはない」わけで。
しかも状況証拠的には「事実はなくはない」わけで。
「事実はない」と否定したことが結果近い将来に墓穴を掘ると思う。

無言の圧力って圧力をかけられた方がかけられたと感じたから忖度するわけで圧力をかけた方はかけたとは

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第180段「想いの立脚点」

第180段「想いの立脚点」

「本を書きたい人の個別相談会」初めて半年、かなり好評で嬉しい!
毎回いろんな人の話を伺うと、自分の方がむしろ勉強になる。
気付くこと山の如し。
その発見が僕のまた次の本のアイデアにもなる!
アイデアは巡り廻る。
今日聞いておもしろかったのは老子の話。老子は生まれた時から老人だった。

・・・話してて想うのは、自分の承認欲求を自分で否定せずまずは認める。
立脚点はそこから。
でもその承認欲求の奴隷に

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第179段「一期一会とセレンディピティ」

第179段「一期一会とセレンディピティ」

仕事でも遊びでも同じ人といつもいつも一緒にいる人って凄いなとシンプルに思う。
よくまあそんなに群れて飲んで話すことあるよなあとか感心しちゃう。
僕は無理だ。
時たま会うから発見もあるしイノベもあるし、だから楽しいし気が楽…とかいう性分だから会社勤め務まらなかったんだろうなあ。

自分の仕事のスタッフとは、むしろいかに会うタイミングを少なくしても情報を共有できて、コンセプトが一致できて、作業が滞

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第178段「プロデューサーの野性」

第178段「プロデューサーの野性」

仕事でも趣味でも「続ける」ってことができる人をピュアに尊敬する。
自分も1回はだいたいできるんだ。
でもそこから2回目をどうやるかはすごく難しいし、さらにそれを“何回も”“定期的に”“継続的に”って実行するのは根気と忍耐と体力となんなら人脈とかお金とか周りの理解とかあらゆるものが必要だ。

6年前に自分も映画を監督してみて「またやってみたい!」って思ったけど、結果なかなか叶わなかった。
映画を何

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第177段「選挙に行こうと伝えること」

第177段「選挙に行こうと伝えること」

企業は一定数の人間を抱えている(時には何万人も)。同様にサークルやサロンやファンクラブでも何千人何万人もの人と繋がっている。
それらを束ねる人は、自分の主義思想関係なく「選挙に行こう」と伝える責務があるのではないだろうか?
日本人は自分が所属するトップに諭されるのが一番効くから。

何千人何万人にも自分の意思を共有できる会社や有力者が(自分の組織の利益やアーティスト性を配慮して)選挙に対して無関

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第176段「『最大多数の最大幸福』with SNS」

第176段「『最大多数の最大幸福』with SNS」

誰かの意見を聞いた時、その人がどのレベル(段階)で話してるかってレイヤーがある。
でSNSとかの文句リプってだいたいそのレイヤーがズレている。
そのレイヤーのズレを認識できれば争点ははっきりするんだけど、その文句の人はそれに気づかないから絡んでくるわけで、延々争点違いを繰り返す。

つまりそれをただ思って書いてる場合もあるし、色々慮って書いてる場合もある。同様に書かないこともある。
自分の想い

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第175段「テレビという幻想」

第175段「テレビという幻想」

なんか出来事や事件や動きが起こると、あれ?これ以前考えたことあるな?とか思ってエゴサしてみると、だいたい過去の自分の文章の中で予言的に書いてあったりする。
つまり過去のそれを書いたその時点で演繹的にたどり着いた思考の志向へ、未来というのはだいたい向かうのだ。

↓それらの予言は、だいたいここで読めます!

特にマスコミや芸能界や広告業界で様々な出来事や事件や動きが今どんどん起こってるけど、それは今

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