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第185段「正しいことを正しく伝えること」

結局そのことの是非より人は自分が信じてるそのことを陵辱されたときに一番不快さや怒りを感じる。
だから仮にその指摘が正しいとしてもそれを信じてる人を不信にさせるような言い方は避けるべきなのだ。
それを侵してまで汚い言葉で指摘することには結果事態をそのことの是非以上に異常にさせてしまう。

だから、正しいことを言ってるんだからいいでしょ!じゃないんだ。
その人が感じてる正しいことが本当に正しいことかは誰にもわからないし、仮に万民が正しいと思っても、それを正しい言い方で言わないと、それは不信と怒りを産む。
結果、正しいことが正しく機能しない。それじゃ意味がない。

僕らが何か言ったり行動したり生み出したりすると、それが些細なことでもバタフライ効果的に世界(社会)に影響を与える。
どうせ影響を与えてしまうのだから(自分が望む結果にならないかもだけど)少なくともいい影響になるように何かを言ったり行動したり生み出したいと僕は思う。

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