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ポール・サイモンはシューベルトに匹敵する

わたしのお気に入りクラシック批評家/YouTuberのデヴィッド・ハーウィッツが、きのうの番組で「サイモン&ガーファンクル」を取り上げていた。


Review: The Complete Lieder of Simon and Garfunkel(David Hurwitz 2月29日 英語)


「ポール・サイモンは偉大なリート作家だ( I believe that Paul Simon was one of the great Poets of the lieder repertoire)」

「彼らの歌は美しく深遠で、クラシック歌曲に匹敵する(the pair of them wrote and sang songs as well as beautifully as marvelously as anybody these are classical songs)」

「シューベルトだって書けなかったであろう芸術歌曲だ(They are art songs,  they are lieder Schubert never wrote a better one)」


ハーウィッツがクラシック以外を取り上げるのは初めて見た。

嬉しくなってしまった。

彼がいうように、「歌」にはクラシックもポピュラーもない。芸術はジャンルと関係ない。いいものはいい。


彼が取り上げているのは、ライブ盤まで含むS&Gの「The Complete Albums Collection」だが、ライブ盤を除いたボックスはわたしも持っている。



そしてもちろん、ポール・サイモンはソロになっても、名作をたくさん書いている。

だれかも言っていたが、わたしはノーベル文学賞は、ボブ・ディランではなく、ポール・サイモンにあげたかった。

かれが長生きしたら、ワンチャン、まだ可能性がなくもないだろうが・・


なお、ポール・サイモンの新ドキュメンタリーが公開されるというニュースも出ていた。



<参考>


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