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IPOスキルアップ講座(第2回)を受講しました 日本公認会計士協会東京会

この記事は、公認会計士向けです。

シリーズものの第2回ですが、今回初めて受講してみました。

テーマは内部管理ということですが、教科書的な内容はあまりなく、実務家を招いて経験談をお披露目いただくものでした。

自分もIPOのエコシステムにどっぷり浸かっている側の人間なので、この点は良かったです。

パネリストは、2019年12月にマザーズ上場を果たした(株)ランディックスで管理部長を務められた中山氏(新日本出身)、SMBC日興証券の公開引受部で10年以上のキャリアのある石久保氏(トーマツ出身)のお二方でした。

ざっくばらんなぶっちゃけトークもあって、上場審査の相場感みたないものが伝わってくる内容でしたね。監査やショートレビュー程度の関わりしかない方には興味深い内容ですし、上場準備会社のCFO・管理部員や社外役員の方には自社に置き換えてみると参考になったのではないでしょうか。

また、締め括りとして、IPOのキャリアについて、お二人とも「目の前の監査の仕事をきちんとやること」といった趣旨のご発言をされていました。

お手本は上場会社ですからね。それを毎日見ている公認会計士は即戦力として活躍できるということですね。

特にCFOを目指すキャリアについて、優秀なCFOの下で働くと理想像が見えて良いとの中山氏のご発言が印象的でした。いきなりCFOじゃなくていいんです。CFOは社長と個人的に繋がりがあるとか、優れた実績があるとかでないと難しいですからね。

まだ参加されたことがない方は、第3回以降からでも参加してみるとよいかもしれません。

研修の参加は東京会のHPから簡単にできます(会員ログイン後のメニューで「研修会」を選択)。



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