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学校では出会えない大人と授業で出会える。学校にいるからこそ出会える大人がいる。

こんにちは!
株式会社すみかの月館です。
教育と社会を近くする」会社を運営しております。
100日noteにチャレンジ中。今日は68日目!
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私は、高校教員からプログラミングスクールに転職し、「安心して挑戦する環境を作る」をミッションに株式会社すみかを設立。学校には、探究コーディネーターとして探究学習・キャリア教育のコーディネート、企業には、3歳から大学まで届けられる教育特化型プログラムを開発しています。

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私の元担任は「新聞を読め」とうるさかった。

その真意は「知りたい情報だけ知るようにしていては、分断や差別を生んでしまう。時には自ずと入ってくる情報も大事。」という考えのようだ。

今私は新聞を読むわけじゃないけど、30歳手前にして少しずつその真意がわかってきた気がする。


学校では出会えない大人と授業で出会える

今日は厚岸翔洋高等学校にてオンラインで進路相談フェスを開催。

生徒24名に対して北海道中から大人4人が参加。
①地元のデパートを再生しようとしている方
②仕事を5つ以上の仕事をしながら働く複業家
③学校法人から食産業へ転職した方
④札幌で有名な鮮魚店の副店長

など様々な方がサポーターとしてお話していただきました。
50分授業でサポーターの生き方シェアプレゼンとサポーターに1人1回必ず進路相談できるというお得なお時間。

彼らのお話が面白かったことは言うまでもなく、それ以上にお話してもらって生徒にも響いたのではないかと思うのが「しくじり先生」的なお話です。(サポーターの方にお話していただくことはマストではありませんが、推奨しております。笑)

ただ、思った以上のお話をしていただき、離婚話や幼少期に父を亡くした話など、なかなか親からも先生からも聞かないようなお話をしていただきました。でも、決してこういった話は他人事ではなく、自分の身に訪れない保証はないので、どう乗り越えたか、どうその時の自分と向き合ったかも含めてお話していただいたことで、かけがえのない学びになったのではないかと思っております。

今回生徒は4人の中から進路相談したい人を選んでくれています。基本希望通りではありますが、課外活動等で自らこういった方々に話を聞きに行こうと思う高校生は実感値0.01%くらいです。

学校にいるからこそ出会える大人がいる。

彼らが求めているのは、大好きなYouTuberの動画であり、かわいいTikTokerのダンスです。(偏見強い。)
でも、案外間違っていないようにも思います。

この学校は新聞と同様、知りたい情報以外も知ることで知見が広がり、考えや価値観が深まる。私の仕事は、「新聞を読みたい!」と思わせる動機をデザインすることです。

学校に来てくれるからこそ、先生が求める授業を弊社が提供することで生徒たちにとっては予期せぬラッキーな出会いがある授業を受けられる。
この一期一会をものにしようと真剣にサポーターに相談している様子が印象に残っています。

「どうすれば人とコミュニケーション取りやすくなりますか?」
「好きなことを仕事するにはどうしたらいいですか?」

など等身大の高校生の質問は、コーチング並みの効力があります。

行動経済学が今アツい。

ここ最近は行動経済学の本を読み始めて、人間の無意識の本能にアプローチするマーケティングの面白さを学んでいるところです。

教育の中にも命令で学ばせるという一番嫌いな手法ではなく、「学びたくなる」デザインをカリキュラムや授業を通して提供したいと思います。

行動経済学を学んでいて、教育に関心のある方一緒にお仕事しませんか?
最大限活躍できるフィールドがあります。DMいただけると嬉しいです。

ということで、私自身も知らないと世界は広がらないので、読書とYouTubeでの勉強は取り組み続けたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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