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~~友だち~~

皆さん、今までに友だちは何人いましたか?
1人?10人?それよりも多い?など人それぞれあると思います。
今回は【友だち】をキーワードに考えたいと思います。

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友だちってなんだろう?
ひとりになる勇気、人とつながる力
著者 齋藤孝

これを読もうとするきっかけとして、私が現在、非常勤として行っている高校の保健の授業を担当しているクラスのことです。

このクラスは現在、クラス内にいるいわば一軍(中心的なグループ集団)と呼ばれる集団が周囲に圧力や悪口を言う集団がいます。もちろん先生方などから要注意とされており、クラスメイトも完全に何かしらのストレスを抱えているでしょう。

また、最近中学生が同級生を刺したというニュースがあったりと、人間関係は生徒たちに大きな影響を与えているに違いありません。

このようなことを含め、

友だちってそもそもどんな存在なのか?
うまく人間関係を築いていくにはどうすれば?

この二つをもとに、本の内容を踏まえながら考えてみたいです。

① 楽しくて、笑顔・元気なれる人が本当の友達

 私が考える友だちとは、

お互いの気が合い、信頼できる関係
楽しくて笑顔になれる

と思っています。

皆さんが考える「友だち」ってなんですか?

いろいろあると思います。僕自身の考えの人、気が合うなぁみたいな感覚の人、考えることは無限大です。逆に、こういう友達は嫌だなどいろんな意見があると思います。

それぞれに最適な『友だち』の概念はありますよね。

この本の中で書いてある『友だち』は、

友だちは多ければいい・みんな仲良く!でなくても良い。
本当に大切なことは、「合わない人とつきあう」力が大切!

友だちがいる・いないではなくて、そういう関係になれそうにない人とうまくつきあっていく力が大切だよってことだと著者は記しています。

世の中、良い人がいるだけではないです。
人の物をパクって返さない。約束を守らない。裏切る。陰で悪口を言う。
という人が近くにいます。

来年、栃木県から上京する高校三年生などには伝えたい!
お人好しのような人にはならず、相手がどんな人なのか・友だちとしていい人なのかを考えてほしいです。

私自身お人好しのせいで、何度も痛い目を受けています。
だから、この人または集団(部活・サークル)はどんな人がいるのかなどを考えて関わってほしいと思います。

話がそれましたが、
とにかく、友だちとは「楽しくて笑顔・元気になれる」という人が本来の友だちであり、私自身、信頼できる人も含まれると思います。


② 一人でも問題なし!!僕(私)にはこれがある。

今の中学・高校生の多くは、3~5人くらいの集団で行動したりすることが多いです。
この傾向は、女子生徒に多く見られます。
最初の話ではないですが、集団で悪口や圧力をかけることはどこかでしていたかもしれない。

なぜそうするかの理由として私は、集団でやった方が、自分自身に直接的な危害が加わらず、仲間がいることで怖くはないからです。
そしてある時、集団に亀裂が入って一人になると何もできず一人ぼっちになる。

そうすると、集団で活動している子たちは、一人になったら何もできない人たちの集まりだと考えられます。

しかし、これは一部の集団に過ぎないので、すべての集団がそれとは限らないので、誤解をしないようにしてほしいですが。

中高生は、一人でこうしようという気持ちや行動力がないため、集団になりがちです。だから、「一人ぼっちでも大丈夫!」という気持ちを持つことが大切だと思います。

この「ひとりぼっち」というのは、能動的(自分から一人になる)にする人のことです。
一つのことに集中・没頭することです

本にも登場する内容としてこのようなものがあります。

『犀の角のようにただ独り歩め』(ブッダ)

単独で歩んでいくことを「犀の角」にたとえ、孤独を怖れることなく自分自身を大切にすること。
人生一度きりだから、自分の目指すものを追い、そして友人も自分で決める。

少し内容がちがっていたらすみません。

しかし、少なくともこれを読んで私は、すべて決めるのは自分であり、友だちも一緒だと考えました。

一つのことに没頭することで、友だちがいなくては生きていけないという考えはなくなります。没頭することは何でもいいんです。

『趣味、好きなアニメ、漫画、ゲーム、読書、アイドル』など没頭できるものは多くあります。
あとは、部活に入るなども良いです!
部活動に入ることで、身体にも良く、その運動が好きな人が集まる集団なわけですから、運動について話したりして共に練習をして技術を高めあっていく。これも没頭することですし、それがきっかけで友だちができることもあります。

一人ぼっちだった高校1年生の時は、教室に居場所がない分、部活の仲間と練習をした方が楽しいとわかったので、部活をするために毎日学校に行ってました(笑)

そのため、集団でいてもいいですが、もし自分には合わない・無理そうだなぁと思っても、一人になって一つのことに没頭してみると、また違った関わりを持てるかもしれません。


③ なんで友だちが去っていくの?

これまで、友だちについて・一人で夢中になれるものがあれば大丈夫などと言ってきました。

しかし、たとえ友だちについて知っている・同じ趣味の人と仲良くなるとしても何らかの原因によって関係が悪くなることがあります。

その原因とは、、、、

① 相手の悪いところをズバッと言ってしまうこと。
② 素直に謝れない。
③ つきあいが悪い(遊びや出かけるなど)

①は、相手を思ってと伝えたとしても、伝え方によって嫌われたり不快に思ってしまいます

②は「自分は悪くない!」、「相手に非があるんだからそっちが謝るべき」などと素直に「ごめんなさい」と言えないこと

③は相手から誘われたとしても乗らずにつきあいが悪く、次第に誘われなくなることです。

どうでしょう。皆さんはこのようなことを無意識にやっていますか?

ちなみに私は、③をよくしてしまいます。
大学生の時、部活の仲間が誘ってもなかなかいかず、何らかの理由をつけていきませんでした。
言ったとしても、年に数回くらいでしょうか。
しかし、お付き(1~4年生で構成されるグループ。先輩のお世話や準備などをしたりする。)の集まりは毎回参加していました。

私自身は特定の人としか仲良くなっていませんでした。

部活の仲間の輪に入れず、気まずいのがあったのが事実ですね。

先ほどあげた3つは、絶対に友だちが離れてしまうわけではないですが、『素直に謝らない』は私自身、まずいことかなと思います。

すぐに謝る人はどうかと思う人もいると思いますが、自分に非があるないに関わらず、悪いなと思ったら先に謝るなどをすれば関係は壊れにくくなるではないかと考えます。


④ 時には「NO!」も!
『互いを高め合い、向上心がつながっている人』

これを読んでいる人がどのくらいいるかわかりませんが、

これから大学生または社会人になる人が多く出てくるでしょう。
その時にいろんな人とと出会う中で、自分には合わない人と出会うかもしれません。

その時に自分で我慢をするか、関係を壊さない程度に距離を置くかが重要です。

私は性格上、はっきりと物事が言えない部分があります。
特に「嫌だ!」と言えないです。
自分の中で我慢をしてしまうのです。

しかし、それは耐え続けていると、最後に爆発します。

しっかりと嫌なことは嫌だ!と言いましょう!

自分の両親・学校の先生など、客観的に物事をはっきりと伝えてくれる人に相談しましょう!

中学生・高校生は、自分の悩みなどを両親などに知られたくないと考えるので、友だちに聞いてもらう。
しかしいなければ誰に言えばいいのかわからない。
最終的に自分の殻に閉じこもってしまい苦しんでしまう。

こういう流れが作られます。

最近だと、いじめが後を絶ちません。
私が小中高でもあります。

そのため、自分の意志をしっかりと持って伝える力を身につけてほしいです。

もちろん私自身も!

見出しにもある、「互いに高め合い、向上心につながっている人」とありますが、著者はこれこそが最上の友と表現しています。

目標としているものが違ったり同じでも、向上心を持っている人とつながり、友だちとなると充実し互いに高め合えるということです。

将来の夢や目標、目の前のことでもいいでしょう。

「こいつも頑張っているんなら、俺も頑張んないと!」

「僕(私)よりも、頑張っている人がいるんなら、負けてられない!」

などと、一方的だとしても、それが原動力となり力を発揮できると思います。

同じ部活仲間、同僚、先輩後輩など、向上心を持っている人とつながると自分の身の回りの環境は変わっていくと思います。


私がこの本を読んでみて、

「友だち」とは居てもいなくてもいいですが、単なる暇つぶしなどの関係というのは、いてもしょうがないと考えます。

友だちは「狭く深く」,「広く浅く」とありますが、

私は「狭く深く」だと思います。
その関係であれば、友だちの量は少なくてもより自分自身に良い影響力を与えてくれる存在であると思います。

人ぞれぞれで考え方は違いますが、私は、この本を読んでそう感じました。

仲良くなって友だちのことをしっかりと考えられるかも重要です。
互いに楽しくて、笑顔になれる関係を作っていければ、私はそれでいいと思います。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。
しばらく、続けておらず久しぶりのnoteで伝わったか不安ですが、来月もやっていきたいと思います。

今回紹介した本は、読書が苦手な人や特に内容として中学生・高校生を対象に書かれています。

友だち関係で悩む年代だと思うので、そういう人におすすめです!

良かったら読んでみてください!






























































自分の座右の銘みたいなのがあります。

「継続は力なり」

私はこの言葉を軽視していたと思います。なぜならそれができず今こうして、久しぶりの投稿をしているからです。簡単なようでいて、強制的にやらないとできない人間だと感じました。

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