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こうやって書かなくなるんでしょう
着ぐるみを被ったキャラクターの頭部が落ちそうになった時、それを必死で抑えようとする〝人間〟には帰り道に100円ローソンで黒ラベルを買う余裕も無いんじゃないかと、
考えながら「私ならこんなミスは絶対にしない」と明日の仮面を洗濯機で回しながら飲む酒にしては濃いアルコール。
関与しないこと。
自称面白い女が面白くない自称芸人に「面白くないよ」と言われて怒っていた。ぼくは「高円寺は面白いですね」とマスターに言って面白くない高円寺を出た。ゴダールの〝女は女である〟を初めて見た時、「あぁ、女の人っていうのは本当に面白くないんだな」と思ってしまった。でも逆もそうでしょう。
それ以上の火事を阻止するための濡れ衣。日々の不安をそれ以上燃焼させない為のアルコール。寂しさを埋めるためだけの偽装恋愛。若い男女なら遠くの〝大好き〟が近くの〝ちょっと好き〟に勝てないのは致し方なし。自家に移らないための消化活動に火を灯し、迫り来る冬に羽毛布団を被り、僕はおやすみ。
君がそれに敏感であることについては何も問題ない。
それは個性であって能力でもある。
ただ君はその個性や能力を活かせなかった時に拳にかさぶたを作る。
「何を!拳にかさぶたがあることは問題なのか!それも個性じゃあないか!」
では君、能力がある人間の拳にかさぶたはあるのかね。
そして、それからというもの
「私、昨日帰る途中に救急車見たもん。」
場所は矢場町の喫茶店。
アイスコーヒーの12枚組回数券を買おうかどうか、今日はそんなことは考えていなかった。
「まだなんか心臓ばくばくしてる、、」
僕もなんだかふわふわしていた。
リュックの中には17時からのバイトの着替が入っていて、あとはパソコンと卒論の資料。
17時までにはまだ1時間以上あった。
向かいの席に座っている友人はなるほどメロンソーダを飲