【映画コラムno.3】恋せよ乙女…。
「恋する日曜日。私、恋した。」を鑑賞しました。
堀北真希さんがまだ、10代の頃の映画。私の大好きな廣木隆一監督が監督を務めた作品です。
死ぬとわかった時、
彼女は好きだった人のところに足を運んだ。
父親に何も言わずにそっと家を出た。
彼女は、最後だというのに
好きだと伝えなかった。
もう先が見えないとも言わなかった。
17年間の人生の中で
一番好きな人に会いに行ったとき
好きな人は不倫をしていた。
"奪ったら奪われるんだよ"
怒ることしかできない彼女を見ていると
哀しすぎた。
でも本当は彼女の一番の好きな人は、
父親だったのかなと思ったり。
猫は自分が死ぬと分かった時、
愛する人の前から姿を消すと言う。
彼女は自分のことを、
猫に似ていると話していた。
これが、邦画であって、邦画であって欲しい、と思う映画であった。
台湾映画のタッチに似ており私は好きでした。
現在公開中の台湾映画「台北暮色」についてもまた書きますね。
サポートしていただけたらとっても嬉しいです。人生を楽しむために何をしようか、様々なことにより挑戦できると思います。