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「結論」には状況把握と提案の2種類ある
開米の新刊著書紹介シリーズ。「エンジニアが知っておきたい 思考の整理術」(2023/12/19刊行)の内容を少しずつ紹介しています!
本日は第5章 「報告」系文書を整理するときのパターン 内、「結論から話すことができない理由とは?」の一部です。
厳密に言うと、結論という言葉には状況把握と提案の2種類の意味が含まれています。そのため、上司に「結論から言え!」と求められた場合に、そのどちらなのかは確
「結論から話す」ことができない理由とは?
新刊出来! 2023/12/19に、「エンジニアが知っておきたい 思考の整理術」が刊行日されましたので、本の内容を少しずつ紹介しています!
本日は第5章 「報告」系文書を整理するときのパターン 内、「結論から話すことができない理由とは?」の一部です。
「結論から話してくれ」という要求は、報告ベタな人が上司から指摘される要改善事項のトップにくるのではないでしょうか。これはビジネスコミュニケーショ
「エンジニアが知っておきたい思考の整理術」刊行!
久しぶりに本職の分野で新刊が出ます。
エンジニアが知っておきたい思考の整理術、12月19日刊行
本書は主に自分の考えを人に説明するのが苦手な若いITエンジニアに向けて書きました。進捗報告、問題解決の相談、仕様説明、技術発表等々の場面で、人に説明をして「わかった!」と言ってもらうためにはまず自分自身が「思考の整理」をできなければなりません。エンジニアの仕事では特に、「箇条書き」や「5W1H」のよ
事故報告に使えるバッドステートのパターン
「事故」というのはそれがなんであれ(交通事故であれシステム障害であれSNS炎上であれ)イヤーなもんです。でも、起ってしまったものはしかたがないので、なぜ起きてしまったのか? の経緯を整理して対策を考える必要があります。
今回書くのはそんな「事故」に関する情報を整理するために使える「バッドステート」というパターンです。バッドステートというのは略称で、本当は「不適切状態・トリガー・アクシデント・損害
賛否両論激しい「例の漫画」、私は気に入りました
Twitter 界隈で「例の漫画」として話題になったものが目に止まっていろいろ思うところがあったので、私の感想を書いてみたいなと思いました。
「例の漫画」そのものと、それに対する「激しい賛否両論」はこちらで読めます。
↓
Twitterで話題になった『例の漫画』、激しい賛否両論が巻き起こったのはなんで?→『人との信頼関係』『感情の操作』に注目した解説に納得の声 -
初めに私の感想を言っておく
セキュリティのCIAの話、その他
(本記事は、開米のオフィシャルサイトの「情報セキュリティのCIA – 開米のロジック図解入門・実践講座」の転載です)
複雑な情報を整理整頓して図解するロジック図解屋さんの開米です。
みなさん、「情報セキュリティのCIA」って聞いたことありますか? 一般的な知名度は高くないと思いますが、ITエンジニアへのセキュリティ教育では最初に出てくる基礎知識です。ちなみに某国中央情報局のことではなく、機密性
問題・目標・原因・施策のパターン
(この記事は開米のオフィシャルサイトからの転載です)
ビジネスコミュニケーションでよく出てくるパターンに、問題・目標・原因・施策というものがあります。たとえばこんな状況があったとしましょう。
「工場で使っているS装置が故障しやすく、稼働率が80%を切っているので、これを90%以上に上げたい。故障しやすいのはフレームが折れやすいからなので、折れやすい箇所に補強材を巻こう」
これを問題・目標・原
ロジック図解練習:基本構造に注意しよう!
それは今からNヶ月前のある日のこと。
「開米さん、Windows Server マシンに複数ユーザーが同時にログインできるようにする方法を2種類ロジック図解してみたので、添削お願いします!」
と言われてしまったので添削しました!
今回のお題はITインフラ屋さんしか分からないような専門用語が出てきますが、それを知らなくても一般的に通じるエッセンスを学べるので、知らない用語が出ても気にせずに読ん
ロジック図解力をつけたい人のためのサークル作りました
論理的に複雑な情報を整理してわかりやすくするロジック図解のトレーニングをしている開米瑞浩です。
実際にロジック図解がスイスイできるようになるためには、とにかく自分で書いてみなきゃいけないんですよね。外国語が使えるようになるには? というのと同じで、下手でもいいからアウトプットしないと力はつきません。
とはいえ、頑張って書いてはみても自信は持てず、うーん、と悩んでしまってかえって元気がなくなって