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ロジック図解練習:Z世代はなぜPCを長時間使うのか?

ロジックをうまいこと図解できるようになるには、ちょっとした文章を分解してロジックを整理してみるという練習の場数が必要です(言語能力の一種なので、何度も何度もやらないと上達しません)

今回は先ほど見かけた興味深い記事の一部から。具体的にはこういう内容でした。

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これをロジック図解にしよう! ・・・という必要はあまりなさそうに見えますね。せいぜいやっても箇条書きにするぐらいでしょうか。

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このぐらいの箇条書きだけを使ってプレゼンをしているケースはよくありますが、普通はこのぐらいしかやらないと思います。しかし、そこで一歩踏み込んでロジック図解化してみます。

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最後に「PCを長時間使う」という結論にうまくつながっている・・・ように見えますね? ですがこれは点数をつけるなら60点ぐらいで、一部モノタリナイところがあります。

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「手間がかかる」と「時間がかかる」ってほぼ同じことを言ってませんか? 実はもともと文章として書いたものをロジック図解にするとこんなふうに「同じことを2ヶ所(以上)に書いている」ケースはとても多くて、たいていそれは改善の余地がある部分です。

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というわけで、「手間がかかる」の表現を変えてみましょう。その下の「スマートフォンやタブレットではなくPCを使う」にうまくつながるようにAの部分を変えるとしたらどうすればよいでしょうか?

・・・と、ざっとこんな話を「ゼロから始めるロジック図解」サークルでやっています。ロジック図解力を上げたい方を大歓迎!


今回のAの回答は明日(7/11日)に追記します。

(7/11追記)それでは最終形を開けますと・・・Aは「複雑な操作が必要」で、それにともなって後続の論理の流れを整えるとこんな形になります。

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ちなみに「大画面の」というのは私も気づいていなかった部分で、「ゼロから始めるロジック図解」サークルでの議論で指摘されたものです。こうやって衆知を集められるのがロジック図解という手段の良いところ。

それではまた次回!


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