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アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』クラファン
私はただいま、アミタヴ・ゴーシュの名作the Hungry Tide『飢えた潮』の翻訳出版のクラウドファンディングに挑戦しています。 https://camp-fire.jp/projects/view/632777?…
アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』クラファン
私はただいま、アミタヴ・ゴーシュの名作the Hungry Tide『飢えた潮』の翻訳出版のクラウドファンディングに挑戦しています。
https://camp-fire.jp/projects/view/632777?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
書籍は、晩春の頃、名だたる海外文学の名作を出版してきた未知谷から、刊行されま
渡辺京二『熊本県人』についての雑感
いま現在、熊本に住んでいる身として、やはり渡辺京二という名前は巨大だ。
もちろん熊本に来る前から深い敬意を払っているけれど、
熊本に来てから一年近くがたち、おそらく、一人二人くらい人を介せばつながるところまでは来ていたし、それもあって、近々拙訳のアミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』が出た暁にはぜひ読んでいただきたいと思っていた。だから、先日ご逝去の報は、とりわけ残念だった。
渡辺京二さん死去 92歳「
アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』のことば
人は、言葉で、真実を見出し、伝えることができるのか。
それとも、言葉は、なにかを隠蔽し、ものごとを歪めてしまう元凶なのか。
言葉以外の方法で、より嘘のない、誠実なコミュニケーションは実現できないのか。
そういったこと全てを、言葉を用いて表現するには、どういう言葉を作ればよいのか。
『飢えた潮』は、理屈っぽい小難しい小説ではまったくありませんが、
全篇を通して、人間の「言葉」なるものへの疑念と信頼
the Hungry Tideとベンガルトラ ~「史上最恐の人喰い虎」より~
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笑い事じゃないんだよ。二十一世紀のこのご時世に虎に襲われるなんて、そりゃお前には冗談に思えるだろうけどね、ここじゃ毎週何度もおこるありきたりのことなのよ。…私ね、ずっと前から、耳に入ってきた虎の被害の記録をつけてきたんだよ。見てごらん、毎年、虎に食い殺される人が百人以上いるのは間違いないわ。しかも、これはシュンドルボンのインド側だけの話だからね。バングラデシュ側も合計したら、きっと二倍になる
アミタヴ・ゴーシュ『シャドウ・ラインズ』
アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』、興味はあるけど、聞いたことの無い作家だし…と二の足を踏んでいる方もそこそこいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、ゴーシュの小説、日本で全く読めないわけではありません。どうしようかな、と迷われている方にお勧めしたいのが、この二冊です。
『ガラスの宮殿』(小野正嗣・小沢自然訳、新潮クレストブックス、2007年 [原作2000年])
ガラスの宮殿 (新潮クレスト
エンドロールの続き (グジャラート映画)
去年の11月に、所用があって東大のインド近代史の先生のところにお伺いした時、「こんな映画を今度日本でも上映するみたいですよ」と教えて頂いてからずっと楽しみにしていたのですが、先週末、やっと映画館で見ることができました。
映画『エンドロールのつづき』公式サイト|2023年1月20日(金)公開 (shochiku.co.jp)
グジャラートの田舎の駅で、旅客向けにチャイを売っている父親の手伝いをして
アミタヴ・ゴーシュ『飢えた潮』とベンガルの災害について
本作の舞台となるベンガルには、毎年のようにベンガル湾で発生するサイクロンが襲来します。ベンガルはほぼ全域が標高の低い沖積平野ですから、サイクロンがもたらす高潮は内陸深くまで遡り、大きな被害を引き起こします。中でも1970年のサイクロンは、推定犠牲者30万人の大災害となり、被害の大きかった当時東パキスタンでは、レスキューの遅れ・不十分な復興支援が一つのきっかけとなって西パキスタンの中央政府への不満が
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