見出し画像

【タイ移住日記2023/07/12-13】鶏肉と電子機器に囲まれる生活

一週間の決まり事


この1週間の決まり事を設けてみた。昼ごはんはタイ料理を食べよう、といことだ。タイ・チェンマイでの生活3日目。

その決まりごとはとても消極的な理由からだ。外出するのがめんどくさくなってしまい、タイのUberEatsであるGrabで食べたいものを探しているとやはりタイ料理が安い。マクドナルドやケンタッキーを頼もうとするとだいたい2倍、3倍ぐらい変わってくる。チェンマイは日本料理屋さんもたくさんあるがタイ料理以外はだいたい高いのだ。仕事がなく、お金は減る一方なのだから、出るお金は何としてもセーブしなければならない。昼食はだいたい200円台でおさめられ、しかもうまいので、結局タイ料理一択になる。

いわゆるエスニック料理は好きなほうだからという見方もあるが、日本で食べるよりやはり現地がうまい理由は調理方法にもあるのだと思う。スーパーで買い物する人ならよく見かけると思うが、タイは有名なチキンの原産国である。そのため鶏肉がめちゃめちゃうまい。これはお世辞抜きだ。なぜなら少なくないお店でチキンをそこで捌きそれをそのまま料理に使っている。(東南アジアのマーケットに行くと羽がそこで飛び散っているような形でさばいているところもあるがチェンマイでは未だに見たことがなく衛生的)新鮮なチキンを使っているという証で肝が添えられていて、食べてみると全然臭みがないのだ。見た目少し抵抗があるが、日本の焼き鳥屋よりもうまい。(2日間だけでの計測。ただし、Grab評価4.5以上のところだけ注文)

そんなこんなでいきなり現地に染まっている感あって自分はなんとわかりやすい人間だと思う。だが、今のところ観光にもいっていないのでGrabで頼む昼ご飯からしかタイを感じていない。

機械との対話

タイトルでは大げさに書いてしまったが,鶏肉に囲まれている時間は昼ご飯のときだけなのでずっと囲まれているわけではない。私の心象風景と捉えてほしい。実際に一日囲まれているものといえば、今文章を作成しているノートパソコンやなかなかうまく使いこなせていないiPad、使う度になぜかいちいちWi-Fiにつなぎなおさないといけないスマホ、実際は本を持ってきたかったが重くて無理だったので本代わりとして大活躍を期待しているKindle(これは学生時代にもらった妻からのプレゼント!)、ポケモンをするためのNitendo Switch(これからピクミンやる予定)、映画を見ようと思いつつ結局YouTubeばかり流してしまうFireStickだ。

一日のほとんどがこの子たちに囲まれている。家の中にはモノがたくさんあるのにどうしてこの子たちとばっかりいるんだろうか。デジタルデトックスの本を読んで一時期家では携帯をあまりいじらない生活(今も続いてはいるが前よりはTwitter見る回数が増えた)をしていたが、タイでももう少し本腰を入れてやった方がいいかもしれない。本を読む時間が減っているので唯一仲良くするのはKindleくんで。

貴重な夜ご飯

デバイスを見続けていてすでに頭が痛い。仕事ではある程度社内中を動き回ったり、人と話すことが多かったのでずっとデバイスを見ているわけではなかったのでやられている節はある。

そんな引きこもり生活を送っているので妻が仕事から帰宅した後は一緒に外食しにいってくれ、その時間がとても貴重だ。1回目の夕食はイタリアン、2回目の夕食は欧米タイの多国籍料理屋さん。意識していないとチキンくんに囲まれてしまうので、意識してポークくんかビーフさんを選ぶ。ちなみにポークくんとビーフさんはチキンよりは高くつくがそんなに高くない。タイの一般的な賃貸は家にキッチンがちゃんとしたものがないので外食するしかないのだが、必ずレストランに行くとビールが目に入ってしまう。タイはLEO、シンハー、チャン(日本の居酒屋さんはだいたい銘柄は一つなのにタイは瓶ビール主流だからなのかほぼ御三家+アルファが置いてある)といううまいビール御三家が置いてあることが多いので毎日酒の誘惑にさらされるが、そんな毎日のんでいたら破産してしまうので我慢しなければならない。

破産の危機と戦う日々だ。




この記事が参加している募集

スキしてみて

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?