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【社会保険労務士独学合格体験記_4】テキストの読み方と勉強方法

こんにちは、Nomです!

第4回として、「テキストの読み方と勉強方法」について書いていきます。

前回の記事(第3回 独学での勉強時間と勉強計画)で触れましたが、
テキストの読み込みは3回転しました。今回の記事は、その具体的な方法について書いていきます。
テキスト読み込みのインプット、予想問題集を解いていくアウトプットはそれぞれ3回転することを基本にしています。これからそれぞれ詳細に触れていきます。

1.インプットのテキスト読み込みの方法

・合格した年
①1回転目 素読

初めてテキストを読んでいくので完璧に覚えようとはせずに、目次にある大項目と小項目を意識しながら、さっと読み流すような感じで読んでいきます。例えば、労働基準法でいえば…総則があって、労働契約の話があって、賃金、労働時間や時間外労働、年次有給休暇とあって就業規則の話となっていくみたいな感じで大きな骨組をつくって、ここはなんとなくこんな話だったなということを押さえておきます。
また、2冊目の労働安全衛生法以降は労働基準法や他の法律と関連したり、似たような文言が出てくるので、どこと関連しているかという科目横断の意識をして読み進めいくと良いでしょう。
この段階で、目的条文(だいたい1条にある)だけでも完璧にしておくのが理想です。最近の試験では目的条文からの出題もあるので試験前までには完璧にしておきたいです。

②2回転目 関連付け+1問1答
1回転目の素読のときに、科目ごとの大枠を押さえ、科目横断の意識して読み進めていったことだと思います。ここでは、"関連付け"ということで、次の3回転目を読み進めるときに読みやすくするために、同じような条文のところだったり、似たところ、また、違いがある部分の対比といったところに、"印"を付けて読み進めていきます。保険関係の法律では、通則や不服申し立てといったところで共通する部分や法律ごとに少し違う部分が問われる感じがします。過去の受験経験から感じたことを一言でいうと、
「違いのわかる人」
といった言葉がふさわしいかと思うぐらい、その違いをしっかり覚えているかどうかだと感じます。

私の"印"の付け方は、

印の例

といった感じで、印と該当のページのみを書き込みます。
例えば、

テキスト例_1

や、

テキスト例_2

のように書き込んでいきます。

テキスト例_3

画像に示している例でいうと、
例1の画像の「労働基準法"労働者"の定義」と例3の画像の「安全衛生法"労働者"の定義」は同じなので、「=」の印を付けています。
反対に、
例1の画像の「労働基準法"使用者"の定義」と例3の画像の「安全衛生法"事業者"の定義」はどちらも事業を行う者というニュアンス的に似ていますが、呼び名や定義している範囲が違うので、「¬」の印を付けています。

3回転目を読み進めるときは、その印を見て「何が書いてあったか」を思い出しながら読み進めます。そして、なぜ同じなのか、対比するのかという理由を付けながら読んでいくと理解が進むと思います。
そのため、2回転目の読み込みは意外と時間がかかると思いますが、この行程は大切だと思います。

プラスして、テキストを読んだあとにその該当するところを1問1答問題集でやってみて、この条文がどのようにして問われているかということを把握します。同様に1問1答問題集とも関連付けします。

③3回転目 関連意識+1問1答
2回転目につけた印があるので、その印に該当するページには何書いてあったかを思い出しながら読み進めます。覚え固めるイメージで読み込みします。そして、1問1答問題集を解きます。
1問1答問題集で間違えたところは、テキストを読み返します
1問1答問題集は、見開きでページの左側に問題、右側に解答があるので、解答を隠して1問解いて、間違えてたらテキストを見て、間違えたところとなぜ間違えたのかを確認する。解説を読んで終わりというのは意味がないので、テキストに立ち返って確認するようにします。

不合格の年
上記のような印をつけるといったことはしていませんでした。ただただ読んでるだけ覚えるだけといった感じで工夫をしていませんでした。そのためか、次のテキストを読んでいけば前のテキストの内容を忘れるといった記憶がどんどん上書きされていく状態に陥っていました。この試験は1点の重みがすごくあるので、その1点を積み重ねるためにも工夫してインプットしていくことが大切だと感じました。

2.目次を全部印刷して持ち歩けるようにする

インプット用のテキストがすべて揃った段階で、目次を全部印刷して綴って、目次集みたいなものを作って持ち歩けるようにして、目次の小項目を見ながら条文を思い出すということをしていました。違っていたり、わからなかったところは再度テキストを読んで覚えます
いざやってみると出来ないところがボロボロ出てくるので、意外と効果があるように感じます。
これも不合格の年にはしていなかったことで、目次を見て思い出すといった脳からのアウトプットは大事です。本番の試験では、本当に細かい部分が問われているので、しっかり条文を覚えておくのは必須です。

3.アウトプットでの予想問題集の使い方

基本的に3回転させます。
最初に1回分を解いて答え合わせして、間違えたところをテキストで確認して、その1週間後にまた同じ問題を解きます。答え合わせして、間違えたところをテキストで確認します。これをもう一回繰り返して3回転させます。2回転目、3回転目になると間違えが減ってくるので、今度は正解しているところもテキストで確認しておきます。なぜなら、まぐれで正解していることもあったりするので、あえて正解しているところも確認するようにしました。
このとき間違えた部分は、テキストの該当する部分に赤線でも引いておくといいでしょう。2回も3回も間違えたときは、一言書いておくようにしました。


今回の記事は、これで以上となります。
次回は、第5回で「攻略のカギ」と題して書いていきます。

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