木曽義仲の基礎知識/kaori(-.-)nishikawa

漫画家・義仲館リニューアルプロデューサー/ 木曽義仲・巴御前とその軍勢、広くは中世地方…

木曽義仲の基礎知識/kaori(-.-)nishikawa

漫画家・義仲館リニューアルプロデューサー/ 木曽義仲・巴御前とその軍勢、広くは中世地方武士の魅力を伝えたい…と願い活動しています/ ケータイ漫画の時代に講談社で連載していました。ここ数年は義仲館にフルコミットして漫画は4コマ連載がやっとでストーリー漫画の描き方を忘れかけています…

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最近の記事

木曽義仲の基礎知識HP

うっかり入金を忘れ…というか、入金するかどうか迷っていた末に、期限が切れ、HPが消失したようです。 1995年から開設していたので、まあまあ歴史があり、ここ10年ほど更新できずにいたものの愛着があり、そのまま入金だけして保全していたのですが、いつか区切りはつけなくてはいけないものと、ずっとやももやしていました。 いい機会だと思うことにします。 少し思い出話をします。 私の父は一言で言うとパソコンマニアで、MSXが家にふつうにありました。その後、NECの98を購入。私が触り

    • 近況とかとかとか

      オンラインイベント用にnoteのリンクを貼ったので、書き込みをしておきます。最近考えていることをつらつらかきます。 おなじみの人はこんにちは。初めての人ははじめまして。 義仲調べて35年(いやもう…40年が見えてきた…)西川です。 同人歴もほぼ同様というか、同人歴こそ40年超えてる…か…(@_@) 地方出身なので、コミケやコミティアの草創期には立ち会えていないのですが、コミティアは12ぐらい?から7割程度参加しています…こないだ148でしたっけ… なんでまたずーっと活動

      • 近況とかとか

        めちゃ忙しくしている間に、2022年も師走です。 久しぶりにnoteを開いてみたら、「部屋がめちゃめちゃ」と書いてあり、笑ってしまいました。 というのも、部屋がめちゃめちゃは忙しかったためあまり改善されていないのですが、今日!意を決して!段ボールひと箱(かなり入るやつ)に手放せる本を詰めて、バリューブックスさんに送ったのです! 段ボールひと箱は壁面本棚の一区画分に当たるのですが、それぞれのマス?から少しづつ抜いたのでそれぞれ隙間があるけれど全体的にはあまり変わっていません

        • 近況とか

          このエントリはちょっとしたら消すかもです。 すっかり義仲館noteの更新に数年関わっていまして、こちらがほったらかしになっております。 どこかに書いてあるか忘れているのですが、長野県木曽町の「義仲館」のリニューアル事業のプロデユースをしておりました。 オープンすればお役目終了かと思っていたのですが、あれこれ引き続き関わっていく必要があり、そのままいろいろお仕事しております。 とにかく今困っているのは部屋がめちゃくちゃです。 館のリニューアルは、はた目には非常にシンプル

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        • 4コマ漫画「平家物語の木曽義仲」
          3本
        • 木曽義仲の基礎調査
          2本
        • とりあえず自己紹介
          3本
        • 能 巴
          1本
        • 歴史つれづれ
          1本

        記事

          まんが「三兄弟」①

          「義仲館リニューアル」という大きなプロジェクトが終わったので、木曽義仲がらみの漫画を描こうと思います。 が あまりに書かない時間が長すぎたので、まずは自分で思い出しながら短編をいくつか作っていけたらと思います。 試みに漫画作成の手順をnoteに書きながら進めていきます。 (近々に締め切りが別にあるので、気分転換に書いています。途中で途切れるかもしれません) 〇テーマ 加賀武士・倉光板津三兄弟を通して、「変わる」「変わらない」と自己許容を描く 〇歴史的エピソード

          平家物語の木曽義仲2(源氏揃ほか)

          平家物語の木曽義仲2(源氏揃ほか)

          平家物語の木曽義仲1「廻文」

          諏訪大社下社→ https://goo.gl/maps/RkmFKF6pDupBrXjb7 石清水八幡宮 →  https://goo.gl/maps/bcBRD9VRbXm7PaEj7 ☆まんがで登場する場所を現在の地図で見られるようにリンクが貼ってあります。

          平家物語の木曽義仲1「廻文」

          あとがき(平家物語の木曽義仲)

          木曽町連載4コマと冊子化について木曽義仲・巴御前、その周辺の人々を紹介する4コマ漫画を2013年より、長野県木曽町の広報にて連載しています。 開始当初は『まんがでわかる「中原兼遠と木曽義仲」』を刊行した後で、当時、町では義仲にまつわる講演会・勉強会などが多く催されたり、基本的なことは周知されているのでは?と考え、義仲に関することではなく、周辺の人物伝を順に紹介していました。 2013年…周辺人物を一人づつ 2014年…義仲の血縁関係(親・女性たち・こども)を一人づつ

          あとがき(平家物語の木曽義仲)

          参考文献リスト1

          現在私が描く「義仲像」のもとになった主な参考文献のリストを紹介します。短大~教員時代~HP木曽義仲の基礎知識開設当時ぐらいまでの分です。 ※木曽義仲の基礎知識1987-2017には3刷よりページ追加しています。 ※kindle本「木曽義仲の基礎知識」は3刷版です。 ●平家物語 市古貞次注釈版 高校時代古典の授業で「木曾最期」を読んで感動し、図書館に駆け込んで借りて初めて読んだ「平家物語」。義仲がどのパートから出てくるかも知らず、最初から読んでしまい、ひたすら平家の事ばか

          まえがき(木曽義仲の基礎調査)

          木曽義仲をとりあげたテレビ番組が衛星放送でこの冬続けて2局で制作され放送されました。 これまで義仲については、深い考察もなく新平家物語によって印象付けられた「信濃の山猿・無礼極まりない田舎者」という扱いが多かったのですが、木曽義仲の顕彰に励んできた、讃える会・史学会はじめ、多くの方の想いが汲まれた新しい内容となっていました。大河ドラマ向けアピールのために執筆した木曽義仲の概説ムック「乱世を駆ける」を参考にして頂けたかなと感じられる表現も随所にあり、非常に嬉しいものでした。

          まえがき(木曽義仲の基礎調査)

          なんであなたがやってるのという話

          気が付けば30年義仲のことをいろいろやっていて、ちょっと今面白いことができそうなことになっています。noteを始めた時は義仲の歴史は消えゆくのみなのだなあと悲しい気分であったのですけども、とある相談を持ち掛けられたのをきっかけに動き出しています。 動き出すとよく聞かれるのが「なんであなたがやっているの?」という話なのですが、自治体職員でもなく、企業でもなく、子孫でもない、教育機関に所属する研究者でもない、確かに不思議な存在なのかもしれません。(一応義仲巴ら勇士讃える会の理事

          なんであなたがやってるのという話

          能 巴

          巴御前と義仲の別れを描いた能「巴」。 能の展開そのままに、義仲と巴の心情をのせてコミカライズしました。 (見開きを大事にした原稿づくりをしているのですが、noteでは見にくいようなので、単ページでアップしています。)

          ふるさと一億創生事業のその後を調べてみた

          今からさかのぼること30年ほど前。ふるさと一億創生事業という公共事業が行われたのを知っていますか?私と同世代以上なら懐かしく、平成生まれならびっくりしてしまう事業かもしれませんね。 【当時の内閣総理大臣竹下登が発案した公共事業である。事業内容は地方交付税から交付団体の市町村一律に交付、その使い道について、日本国政府は関与しないとした。 地方公共団体が自ら主導する地域づくりということで、創意工夫し地域の振興を図る動きが各地で試みられた。 (wikipedia より → ht

          ふるさと一億創生事業のその後を調べてみた

          一度死んだ歴史を取り戻すのは難しい

          歴史というと、今では「社会科の勉強」と思うのではないでしょうか。 政治史や文化史、社会全体の流れから歴史を学ぶ…ことができていたらいいですが、実際は授業時間がパツパツで、暗記科目になってしまっている。 本来の「歴史」と人がつながってきた姿と あまりに違う形で、現代の「歴史」は扱われていると思います。 歴史学が確立する前も歴史はもちろんありました 口伝えで語り継ぎ 石を削り 碑文に刻まれ 樹に形を変え まつりを行い 様々な形で 地域の歴史は伝えられてきまし

          一度死んだ歴史を取り戻すのは難しい

          どうして体験を語るのか。

          私はこれまで、県・市町村がらみで「義仲」の仕事をいくつかしました。 そこで 史学科卒だからこそ感じたこと 元教員だからこそ感じたこと 歴オタだからこそ感じたこと 漫画家だからこそ感じたこと 長野県出身だからこそ感じたこと いろいろありました。 特にすごい経験をしたとか発見したとかではないですが もう私も結構な歳なので 書き記しておくことによって 「地元の歴史をもっと知ってほしい」 と 考えている人たちに 何か手掛かりになるようなものを見つけてもらう

          自己紹介

          西川かおり 漫画家を夢見るオタ女子高生だったが 木曽義仲にはまって 気が付けば…30年… 木曽義仲のことを詳しく知りたい!と日本史学科に入学。卒論テーマは、義仲と信濃武士団。 木曽義仲を同人誌でアピールするぞ!と歴史ジャンルでコミケ参加を始める。 木曽義仲を郷土の歴史で教えたい!と長野県で中学校教諭を勤める。 木曽義仲を全国の多くの人に知ってもらうにはやっぱり漫画だ!と漫画家になり、学習漫画を書いたり、エッセイ漫画で竹書房でシリーズ掲載してもらったりしていたとこ