一度死んだ歴史を取り戻すのは難しい

歴史というと、今では「社会科の勉強」と思うのではないでしょうか。

政治史や文化史、社会全体の流れから歴史を学ぶ…ことができていたらいいですが、実際は授業時間がパツパツで、暗記科目になってしまっている。

本来の「歴史」と人がつながってきた姿と

あまりに違う形で、現代の「歴史」は扱われていると思います。


歴史学が確立する前も歴史はもちろんありました

口伝えで語り継ぎ

石を削り

碑文に刻まれ

樹に形を変え

まつりを行い

様々な形で

地域の歴史は伝えられてきました。


親にとって子供に歴史を伝えることは

地域の人が生きてきた誇りを伝えることであり

地域で生きるすべの一つだったのでしょう


しかし今では

地域で生きていても

様々な形で広い世界とつながっています

地域から出て他の場所で暮らすこともあります


地域の歴史は

顧みられなくなってしまいました


いろんな場所で

地域の歴史を再び子供たちに伝えたいという活動をしている方に出会います

実際のところ

一度途絶えてしまったものを取り戻すのはとても難しいことです


地域の歴史が死んでしまう前に

再度見つめなおす

そのために何ができるでしょうか


















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