きっしー@採用アドバイザー

マイナビで転職求人広告の営業を経験、その後クラウドワークスに転職。現在は関西/北陸エリ…

きっしー@採用アドバイザー

マイナビで転職求人広告の営業を経験、その後クラウドワークスに転職。現在は関西/北陸エリアを中心に企業の採用支援をしたり、 フリーランスエンジニア/Webデザイナーの案件獲得のお手伝いをさせていただいてます!

最近の記事

リモートワーク疲れの人って、意外と多いのかもしれない

楽天さんが「原則週4日を出社にする」という記事を読みました。どちらかというと、この本記事よりもそれに対するコメントのほうが興味深かったですね。 ★ITサービスの会社なのに、なんで!? ★体育会系の楽天らしい動き ★もっと社員が選べるようにしたらいいのに ★なぜ週4日? などなど、否定的な意見が多い中で、一定の理解を示す意見も多いことを新鮮に感じました。 ★同じ場所で顔を合わせて仕事ができることによるメリットは無視できない ★出社の方が圧倒的に効率が上がる ★IT系といっ

    • 収入を上げて人生を変える方法があるとすればアレしかない…!

      毎年秋になると、人事・人材業界で決まって話題になることがあります。それは「最低賃金の改定」です。こういうことにあまり詳しくない人でも、上がるか横ばいであっても下がることはないやつです。 この話になると、「微妙だが最低賃金は上がっているのに、なんで手取りは少ないんだ!」というご意見があると思います。これにはいろんな理由があり、複雑に絡みあっているので「これがすべての答えだ!」となりませんが、理由の一つには税金や保険料も年々上がっているということがあるでしょうねぇ。 あとは、

      • 事実の裏を返せば、チャンスがあるということか!

        気づけば今年も数えるところ約60日。年末になる前に「今年はいったい何を成し遂げただろうか?」と振り返ってしまいます。あなたの2021年はいかがでしたか。 さて、今日の話は「あー 今年も目標達成しそうにない…」とか「そもそも会座していた者が何だったか、忘れた!」などといったことではありません。どのように受け取っていいのか、すぐには判断できない記事を見つけました。 この記事は、2018年3月に大学を卒業して就職した人を対象に調査した結果のようですが、記事のコラムを読むと「20

        • 逆張りの転職で成功しませんか?

          人材情報系の仕事をしていると、「どんな仕事が人気か」「どんな業界、どんな求人票が注目されているか」が、なんとなくではありますがわかってきます。 こちらの勝手な感触ではありますが、私の結論を言ってしまうと次のようなキーワードが絡む求人票が人気あると思います。 ★事務(一般事務、営業事務、庶務など) ★未経験者歓迎 ★経理(日商簿記三級を持っている未経験も歓迎されているものに限る) 他にも思いつくものはいくつかありますが、応募が殺到するのは事務職と未経験の経理でしょう。

        リモートワーク疲れの人って、意外と多いのかもしれない

          どの年代も毎日アップデートが必要だと強く思った夜

          こんな記事を見つけました(サイボウズチームワーク総研の調査をAll About NEWSが取り上げたものです。対象は55~64歳、3093人)。 これは、正直いやだと思っているランキングなので、「言いたいけど、言えない。もう爆発しそう…」ということでもあります。なので、より「強く思っていて、とても嫌なこと」なのだと思いながら読んでいました。 多いものから順に見ていきます。 01.自分の経験則が通じない 02.自分より下位や後輩が敬語で接しない 03.30代以下の若者チー

          どの年代も毎日アップデートが必要だと強く思った夜

          「アットホーム」には気を付けよう

          こんにちは、本日も「?」なお題から始めました。 これまで、たくさんの会社さんの求人広告に関わり、多くの会社さんに「どんな会社ですか?」「オフィスはどんな雰囲気なんですか?」と質問して、それに対する回答を元に会社の雰囲気や社風を書いてきました。 でも、7~8割くらいの会社さんは自分の会社やオフィスのことを理解していないのか、あるいは、表現することが難しいらしく「当社はアットホームですよ!」という魔法の言葉でかわされてしまうことがほとんどでした。 「アットホームって何? ど

          「アットホーム」には気を付けよう

          育児休暇がようやく男性にも解禁されるか!?(本当は男女ともに取れるんですけどね…)

          この前、「育児休暇は女性だけのものと思っていると、いつの間にか他社に先を越されてしまいます」という記事を書きました。東京都がとったアンケートをもとに、結果とその考察を取り上げたのですが、今度はそれを後押しする強力な法律が可決、成立しましたね。 「改正育児・介護休業法」です。 このコロナ禍で、ただでさえ低っい出生率がもっと下がってしまった。普段は老人しか見ていない政治家もさすがに危機感を感じたんでしょうか。せっかく法案が出ても、いつもひねりつぶされるのに、今回は可決されまし

          育児休暇がようやく男性にも解禁されるか!?(本当は男女ともに取れるんですけどね…)

          育児休暇は女性だけのものと思っていると、いつの間にか他社に先を越されてしまいます。

          前回、「旦那さんの働き方がマズいと離婚の危機になるかもしれない」という調査結果をご紹介しました。まあ、原因のダントツ1位は収入だったんですが、その他にも「残業が長い」ですとか「福利厚生が充実していない」とか「休みが少ない」というものがありました。 休みが少ない=有給休暇は取れない=育児休暇なんか取れるわけがない(女性しか取れないやつ)といった図式が成り立つでしょうか。まあ、実際男性が育児に参加したり、育児休暇を取れる会社さんは僕の知る限りではナシか、ごくわずかです。「岸本君

          育児休暇は女性だけのものと思っていると、いつの間にか他社に先を越されてしまいます。

          貴社は社員さんを離婚させたいですか?それとも幸せでいてほしいですか?

          少しばかりドキッとしてしまうお題ですが、ハッタリではありません。実はリスクモンスター株式会社というところが「離婚したくなる亭主の仕事」というアンケート調査をしていらっしゃいまして、その結果についついのめり込んでしまいました。 しかも昨年の時点で「第7回」だそうです。つまり、以前からこれについての議題は「離婚の原因は夫の仕事(あるいは会社)にあり」というリスクだと認識していたようですね。僕も気を付けないと…。 まずは結果を見てみましょう これはリスクモンスター株式会社の調

          貴社は社員さんを離婚させたいですか?それとも幸せでいてほしいですか?

          経験者が採れるまで、あなたはビジネスをストップしておきますか?

          経営者の視点に立てば、「入社してすぐにバリバリ活躍してくれる経験者」や「馬力の高い即戦力」が入社してくれたらどんなにいいだろう、とお考えの方は多いと思います。 僕のところにもそういったご要望をいただくことが多く、また、僕自身も「企業さんにとって理想の“経験者”が入社し、ビジネスをさらに加速していくことができたらどんなに面白いだろう」と考えています。 ところが、理想の経験者というのは「とにかくいい人が欲しい」と考える人と同じことなのではないかと気づいたのです(いい人、につい

          経験者が採れるまで、あなたはビジネスをストップしておきますか?

          貴社の求人広告、ちゃんと読める内容になっていますか・後編

          今回は、【悪い、読みにくい、応募するのが怖い、と思った広告例】です。 記事に写真がないため、雰囲気が想像できない前回書いた通り、「ムスーっとした顔ばかりの写真」でも掲載されてないよりかはあったほうが、その会社の雰囲気や、将来自分を教育してくれるだろう先輩が誰なのかがわかります。ですが、問題なのは「判断できる写真が一枚もない記事」です。 「ウチ、誰も写りたがらないんだよ。だから写真なくてもいいかな?」 「写真撮らせてくれって言ったら、「事務所通してくれ」だって。芸能人かっつ

          貴社の求人広告、ちゃんと読める内容になっていますか・後編

          この求人案件の何が間違いだったのか、僕なりの意見を書いてみます。

          昨日、こんな記事を読みました。 https://dot.asahi.com/dot/2021051200022.html オリンピック運営に必要なセキュリティーエンジニアの募集(一瞬、「警備員の募集?」と思いましたが、ITエンジニアでした))についてだったんですが、この記事を書いた方と同様のことを思いました。「この採用は失敗するだろうな」と。 何が問題なのか?この求人広告を掲載したリクナビネクストの記事はこれですね。5/18で閉じてしまうので、デッドリンクになったらURL

          この求人案件の何が間違いだったのか、僕なりの意見を書いてみます。

          貴社の求人広告、ちゃんと読める内容になっていますか・前編

          仕事柄、僕はいろんな会社、いろんなメディアの求人広告に目を通しています。その中には、工夫を凝らして求職者を惹きつけようという想いが感じられるもの、思わず笑ってしまう写真やグイグイ引き込まれていく熱い将来ビジョンなど、その一つひとつにドラマがあるなぁと感じています。 そして、これらの広告の約9割は「各社さんで作られてない」ことも知っています。自分で作ってくださいね系の無料メディア以外は、きっとそのメディア会社の営業なり制作なりが貴社を取材し、撮影したネタをもとに作られていて、

          貴社の求人広告、ちゃんと読める内容になっていますか・前編

          #case002

          今回も事例の一つから、採用すべき人物像(ペルソナ)を考えた人をご紹介します。case002で登場するのは、ある地方都市からさらに離れた場所で事業を営んでいる方です。それではどうぞ! --------------------------------- 日本には56カ所の半島があるらしい。ここはその中の一つにある小さな町だ。半島の中には活気のあるところもあるらしいけど、ここにはあまり人がいない。澄み切った大きな空と海だけがここの自慢だ。 僕はこの町で整備士兼専務取締役を担当

          #case001-2

          私Aの話は、もう少しだけ続きます。 --------------------------- 当社の営業部はこんな感じになっています。 ★アパレル用繊維部 ★産業用資材部 このように、大きく「服を作るための生地を担当する部門」と「土木や建築の現場で使用されるものの材料となる生地」にチームが分けられています。 この前、社内で社長とすれ違った時にそれとなく「社長、今回募集する営業は、2つのうちどっちに入れようと考えているんですか?」と聞いてみたところ、今回はまず産業用資材

          #case001-1

          採用すべき人物像って誰だろう? とか、ターゲットってどうやって決めたらいいの? という質問を毎日のように多くいただいています。そこで、ある事例をもとにストーリー仕立てにしてご紹介してみようと思いました。 採用は、やみくもに広告を出すだけでは成功しません。巨大ECモールに出店しても商品がすぐに飛ぶように売れないのと同じです。まずは「HOW(どのようにやるか)」の前に、「WHY(なぜやるのか)とWHO(誰がほしいのか)」を明確にしなければいけません。「どのメディアを使おう?」の