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事実の裏を返せば、チャンスがあるということか!

気づけば今年も数えるところ約60日。年末になる前に「今年はいったい何を成し遂げただろうか?」と振り返ってしまいます。あなたの2021年はいかがでしたか。

さて、今日の話は「あー 今年も目標達成しそうにない…」とか「そもそも会座していた者が何だったか、忘れた!」などといったことではありません。どのように受け取っていいのか、すぐには判断できない記事を見つけました。

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この記事は、2018年3月に大学を卒業して就職した人を対象に調査した結果のようですが、記事のコラムを読むと「2018年卒の新卒社員は売り手市場(就職者側が有利)」とあります。だから、今の仕事はとても満足できるものであり、今転職するのは得策ではないだろうと考える人が多いのではないか、という見解ですね。たしかにそうだと思います。

しかしながら、記事のグラフにある業界はコロナの影響を受けているところなので、多くの人たちは転職を頑張っているんだと思いますよ。ですから、数ポイント下がったところで転職者の数はそこまで大きく変わらないのではないかと思います。「コロナだから転職する人が減った」と因果関係を早々に結びつけてしまうのは、いかがなもんかなと思ってしまいますね。


転職する人も、新しいビジネスを作る人も、いなくなってしまうわけではない

なぜなら、不調な業界に関係なくどんな業界にも収入に不満を持っていたり、仕事が合わなかったり、人間関係に悩んでいたりしている人は少なからずいるからです。
また、逆側にも…

★今の会社では、クラアインとの課題解決ができない
★事業のスピードが遅すぎて、自分のキャリアに不安が残る
★もっと良いサービスを思いついた

などを考えて退職し、新しい会社を作ってしまう人たちもいるからです。新しい会社ができれば、新しい雇用が生まれる。同じような考えを持った人が動く・集まる・転職する。これは誰にも止められません。今の若い層でも、「大企業に入っていりゃ、一生安心だ~!」なんて考えている人はさすがにいないでしょうからね。


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トータルに考えれば、転職者は減ったのかもしれませんが、この記事の数字だけを鵜呑みにする必要はありません。いつでも自分の介在価値を知っておくことは大切ですし、きっと頭のいい人であれば逆手にとって「転職のチャンスだ!」と動いていることでしょう。

・どんな業界のどんな仕事が求人サイトに載っているか
・自分は、今の会社以外にどれだけ求められているか
・自分の能力をお金に換算した時、どれくらいの価値があるのか

上の3つくらいはいざのという時の自分への保険だと思って、いつも準備しておいてくださいね!

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